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バックナンバープロフィール番組コンセプト番組へのご意見、ご感想
2005/6/7 OA
解説者 久武頼正(アニメタルプロデューサー)
特別講師 マーティ・フリードマン(元メガデス)
ゲスト 武蔵

 
↑武蔵のリクエストでメタリカを弾くマーティ
 
さて、驚くべきことに、だ。
なんの問題もなく、
なんのトラブルもなく、
そして、なんの迷いすらなく、
「ヘビメタさん」
10回目の放送が無事に
今夜もはじまった。
10回…「君」と「僕」の
ヘビメタさん史。
思えば、長いようで
あっという間の出来事だった。
しかし、番組は、私の感慨を
吹き飛ばすかのように
粛々と…普段どおりの装いで…
このコーナーに移行した
スクール オブ メタル。

しかし、だ。もし私が、
今回のスクール オブ メタルに
ただならぬ神の意思を
見出したと言ったら
君は笑うだろうか?
ヘビメタさんに捧げし
尽きぬ愛ゆえに、
私が盲目となっているのだと…
君は笑うだろうか?
いや、笑われても構わない。
なぜなら、
事実、私は尽きぬ愛を捧げているのだから。

まずは、今回のラインナップを
紹介しよう。

メタリカ THE UNNAMED FEELING
オジー オズボーン I DON'T WANT TO CHANGE THE WORLD
AC/DC Thunderstruck


そう、奇しくも、そこには 
私達が共に過ごしてきた
「ヘビメタさん」の歴史が内包されている。
たった10回分の、たった10週分の歴史だけれど、
間違いなく「私」も「君」も「あなた」もが、
共に認識できる「ボクラノ歴史」が詰まっているじゃないか。

マーティーが落ちたオジーのオーディションを思い出さないかい?
先週のザックの缶ビールを思い出さなかったかい?
二代目キングのふくらはぎを思い出さなかったかい?
ヨーコに抱かれたSGを思い出さないかい?

「僕ら」は共通の歴史を持っている!
愛するヘビメタさんの歴史を、
今こそ語り合おうじゃないか!…(10回分だけど)

さ・ら・に・だ!!!!
僕らの短い歴史など吹き飛ばすかのような
メタルの歴史に残る重大事件が勃発したのだった。
それは、メタリカとメガデスの因縁の歴史を知るならば…
さらに、メガデスとマーティーの過去の歴史的経緯を知るならば…
まさに驚天動地のできごとだ。

メタリカを弾くマーティー・フリードマン…

いみじくもマーティーは言った
「メガデスファンに殺されるかも知んない」
そして奏でるマーティのエンターサンドマン…
「やってみようかナー」と、
シーク アンド デストロイ…

そこには、歴史的因縁など軽く超越した
ギター少年 マーティーの姿があった。

私は、今回のこのコーナーに
人智を超えた神の意思を見出すのだった…


今週の スクールオブメタル
(1) Metallica「THE UNNAMED FEELING」
(2) Ozzy Osbourne「I DON'T WANT TO CHANGE THE WORLD」
(3) AC/DC「Thunderstruck」

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↑『ペインキラー』を歌う武蔵
 
緊急で特別と言うには、
あまりにひねりのない名称の
M(メタ)−1グランプリ。
そこにもまた、
神の意思を見出すと言ったら
君達は私を笑うだろうか…

今回のゲスト、
Kー1戦士 武蔵から
突きつけられた挑戦状。
M対Kの雌雄を決する闘いだ。
メタルと空手の二刀流 武蔵が、
今 最強メタラーの称号を
得んと、「ヘビメタさん」に挑む。
これはちょっとした戦争だ…

対する我らがレギュラー陣
まさに総力戦の様相を呈しながら
武蔵を迎え撃つ…


第一戦
まずは、我らがマーティーの
ギターイントロクイズ。
武蔵よ!この曲がわかるか!
「ジャッ!」……短かっ!!!
「なんか文句アルの?…
…もうちょっと長くするワ」

「ジャッ!ジャン!」
マーティーの挑発的な発言と
挑発的なイントロの前に
さすがの武蔵も何も出来ずに
唇を噛むしかなかった。
そして追い討ちをかける久武の言葉
「メタルどころか 何にもしらねぇなぁぁ!!」
まさに、打たれるまま、人間サンドバック状態

さらに第二戦
ここで番組が誇る
核弾頭級の秘密兵器の登場だ。
聞くものを果てしなき迷宮へいざなう
恐怖の旋律女王。
幾多の一流ミュージシャンを
出口なき地獄の迷路に陥れた
悪魔の鼻歌女王。
その恐ろしきフィルターを通せば
どんな名曲すら形を留めぬ彼女の名は…
熊田曜子…今夜もすべて彼女の
お口にかかっているわけだ。
ということで、
曜子ちゃんがヘビメタの名曲を聴いて
口ずさむ、おなじみの形式。
果たして武蔵はまたもや
唇を噛み締めるしかなかった。
嬉々として口ずさむ彼女に
「さっきから、何を言ってるのかわからない」
ある意味反則技ともいえる攻撃にあえなくダウン。

そしてファイナルラウンド
おなじみ一発逆転チャンスに
さすが武蔵が立ち上がる!
マーティーのギターにあわせ
なんと!なんと!
ジューダス、ペインキラーを歌いだした!
やや、泳ぎ気味の目はご愛嬌としても
高らかに歌い上げる姿は
さすがに天下無敵のKー1ファイターの
それであった。

かくして、武蔵の大逆転で
幕を閉じるのだった。


ヘビメタさんVS武蔵 M-1グランプリ
でお届けした曲
Anthrax 「Deathrider」
Megadeth 「Tornado Of Souls」
Judas Priest 「Painkiller」

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↑『舟歌』にみるメタル三大要素を語るマーティ
 
「メタルの魂は日本に在る」
マーティ・フリードマンの一言から始まったこのコーナー。
今回は八代亜紀の「舟歌」
今回は、三つのポイントがあるというマーティー。
「山と谷」「泣き」「ブレイク」の三つだ。

「舟歌」をマーティーはこう解説する。

「バリバリ メタルですよ。山と谷があるでしょ。
山を登って、頂上になったら、そこに泣きが出るんじゃないですか。
そして、もう一つ重要なブレイクが入りますヨ。
ヘビーメタルって、すごいブレイクが多い、そして大事。
次に何がくるのか、凄い注目されるのですよ。衝撃的な
展開になるんデス…」


そういうとマーティーのギターは奏ではじめた。


荒れ狂う日本海が見える酒場。
しみじみと、劇的なほどにしみじみと、
酒を飲む。
時化の海は対照的に、見るものを
恐怖で多い尽くすほどに荒れ狂う。
風にあおられ、沖のカモメも
ただ途方にくれるだけだ。
私は、はかない思い出だけを
頼りに、酒を飲み続けた…
マーティーのギターが最高潮に達する。
すると、どうだろう。それは幻なのか!
一瞬の、そして永遠とも思える静寂の後…
私の眼前には、いないはずの八代亜紀が、
今、まさにマイクをとり、歌いだすのだった…舟歌を。
絶妙に震えるハスキー・ヴォイスで歌いだすのだった…舟歌を。
人生の世知辛さ、愛 のはかなさを私に向かって
歌いだすのだった…舟歌を!

私は泣いていた。溢れる涙は枯れることはなかった。

番組の最後にマーティーは言っていた。
「スタジオに八代亜紀さん来て欲しいですよー」
マーティーは、本当に好きだそうだ。
その夢が、いつか かなう日まで
私の涙は流れるままにしておこう。


今週の メタル魂 IN JAPAN
八代亜紀 「舟唄」

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↑またもや新キング誕生!そっくりDEATH!
 
必要以上に、髪が立っている5代目キング
「メタルに乗った少年」の防衛ロードがはじまった。
彼は本当に楽しそうに演じる。
ついぞ忘れていたエアメタル本来の
楽しさ、ある意味「自分が楽しければオッケー!」の
精神を私に思い出させてくれた。
それにしても今日もまた気合の入った髪型だ。

結論から言えば、またもやキングが交代した。
しかし、マーティーは言う。
「すーごい楽しい。その魂が好きですよ」
そう、今宵敗れていった五代目キングが
私達に残してくれた「楽しむこと」は
まぎれもなくエアメタルの歴史に刻まれたのだ。
その髪型とともに…

さて、新キングに輝いた六代目キング。
和風ジーンシモンズ きくまる(40)。
彼が登場するやいなや、会場の空気が一変した。
「うまーー――ーい!!!」
まるで、少年時代、本物のKISSを追い回していた頃を
思い出したかのように、目を輝かせマーティーは
思わず唸った…

いや、でもマーティーじゃなくても、思わず唸るよ 実際。
これ、多分 本物だわ……(違うけどね)
いや、でも うまい。七割がた、本物だね……(違うけどね)

いやぁ、絶大なる存在感。その一挙手一投足がすべて、ジーンシモンズだったのだ。

演奏が終わりステージを降りてくるジーンシモンズ!(違うけどね)
うわっ こっち来たジーンシモンズ!(違うけどね)
目合った!今合っちゃったジーンシモンズ!(もちろん違う)
日本語しゃべった!しゃべったよ!…ジーンシモンズが!(違うけどね)

うん、わかってる。わかってるよ。はっきりさせよう。
この人は………… ホ・ン・モ・ノじゃない。
そう、知ってる。うん 知ってるよ。
でもさぁジーンシモンズって自分で衣装作るんだね。
手縫いなんだって。他のメンバーのも作ってるのかなぁ…

私は今、現実と妄想の狭間で悩んでいる。
この人はひょっとして…ジーンシモンズではないのだろうかと…

いや、彼が本人かどうかは置いといて(本人じゃないんですけど)
これだけは言える。
友達の結婚式の二次会とかで、絶対!やってる…と思う。


赤コーナー 使用楽曲 青コーナー 使用楽曲
KISS「Let me go, Rock'n Roll」 Slipknot「(Sic)」

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↑pain BB 久々の熱唱!
 
「世界は99%の駄洒落と1%の真実で構成されている」(ヴィンセント)

ヘロー!ウィン!(明るく 元気良く)
はたまた、
ヘル!ウィーン!(若干恐ろしく 地獄だからね)
ということで、
何故かマーティは必要以上に厳しい
バンド名が「五歳児並の駄洒落バンド(!)」
ハロウィンのDr.steinが今日の題材だ。
今回もまた、突っ込みどころ満載の歌詞であった。
僭越ながら私が抜粋し、紹介しようと思う。

これはモンスター作り名人の博士の歌だ。
彼は、助手のいい形のヒップにそそられて、
助手のクローンを作って
毎晩がんばっている。
今じゃ、腰も痛くなってきたって話だ。
今回は、凄い、新モンスター発表らしい。
ロックミュージシャンのモンスター!
ついに、奴等の時代がやってきたぜ!
てことを、伝えたい歌なのだった!…

「ふざけてるんじゃないですかって感じ」
一刀両断にマーティーが言い放つ。

フォローの意味も含め,武蔵は友人の
SEX MACHINEGUNS を引き合いに出す。
「いやぁ彼らも、みかんの歌とか馬鹿馬鹿しいのがあって…」

「そうそう、それはホント、いい例だと思いますヨ」
マーティーが続ける。
「面白ければいいんです。
でも、この詩は面白くないんです。」


いつでも、厳しいぜ!マーティー先生。

私は、申し訳なさいっぱいに、
ジャーマンメタルの雄、ハロウィンの中でも
私のお気に入りナンバー
EAGLE FLY FREE をめいっぱいにかけて
この原稿を書いている。
超キャッチーでヘヴィーなそのサウンドも
最高にかっこいいと思うんだけど
…どうだろうか?マーティー先生??



今週の 鋼鉄カラオケ
Helloween 「Dr.stein」

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正直に言おう。
今夜のヨーコが一番好きだ。
ギターを抱く女性が、こんなにカッコよく見えたことはない。

今夜、ヨーコが抱いた作品は、
ギブソン・レスポール・カスタム
ザック・ワイルドモデル
。まさに野性的な作品だ。

ザック・ワイルド。
ビールとバイクを愛する豪傑ハードロッカー。
8才でギターを始め、
20才でオジー・オズボーンのバンドに参加。
今もなお、
HR/HMの最先端をワイルドに疾走し続ける男にして、
世界一ヘビーなサウンドを紡ぎ出す男。

『カッコイイ』というコトバは、彼のためにある。


ザックのトレードマーク、
それは、ボディいっぱいにペイントされた『ブルズ・アイ』
メイプルとマホガニーで出来たヘビーウエイトなボディから放出される、
他のギターでは真似の出来ない、重たい音。
丸太のような太い腕で、暴れん坊の猛牛ギターを乗りこなす、ヘビーメタル・カウボーイは、
ブルズ・アイで観衆のハートをロックオンし、骨の髄までズドンと重低音を撃ち込むのだ。

ブルズアイ。標的。
ずっと眺めていると、私には「宇宙」に見えてくる。
カメラのシャッターを開いたまま定点観測をすると、星の動きが線になって円を描くヤツ。
北の空に向かうと、中心は北極星であり、そのまわりを北斗七星やカシオペア座や、
何億光年も前の光が回転している、あの写真だ。

イマジネーションによって、宇宙と遊ぶのだ。
(岡本太郎)

「ザ、ザックのね、イ、イマジネーションが、彼の中心でビックバンする!
  そして、ブルズ・アイという目玉のど真ん中から、波状的に音魂がね、放出されるんだ!
  それは、ヘビーメタルという宇宙になって、どこまでもどこまでも、どこまでもね、
  断続を伴い放射され、膨張し続けていくんだよ!! ヘビーメタルは爆発なんだよ!!!」


私の妄想の中の岡本太郎がつぶやいた。
ふと我に返ると、収録を終えたヨーコがつぶやいた。

「あぁ、重たい。」

そうなんだよ、ヨーコ。ギブソンのレスポールは、重たいんだ。
この『重力』こそが、ヘビーメタルという宇宙が生み出した神秘の力なのだ。

いつか、宇宙旅行ができるのであれば、私は、このレスポールを積んで旅立とう。
そして、地球外知的生命体に出会ったら、ブルズ・アイを見せながら、言い放ってやるのだ。
「われわれの星には、ヘビーメタルがある」と。


そうそう。
先週、ザックがビデオ出演してくれたよね、ビールを片手に。
カットされちゃったけど、ザックは最後に、みんなの期待通り、
口にふくんだビールを、カメラに向かってぶちまけてくれたよ。
こっちが『ブルズ・アイ(標的)』になったってわけさ!



ヨーコの今夜のいっぽん
ギブソン・レスポール・カスタム ザック・ワイルドモデル

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あとがきに代えて〜今週の咆哮〜
ヴィンセントさて、今回も無事放送されたヘビメタさん。
私の駄文連なる公式ホームページも、異様な盛り上がりを、
私の脳内でのみ、繰り広げられているわけだが。
なんと言っても、この話題に触れねばなるまい。
そう!………アクセスランキング!

過去最高の七位奪取!!
…あぁ、麗しき幸福運ぶ魅惑の数字!
…あぁ、古より人々が求めし、幸せの数字!
ビバ!ラッキーセブン!……
このホームページを見てくれた「あなたにも」「あなたにも」
限りなき幸せが、訪れますように…
ということで、毎度ながら、感謝でありますDEATH!
(毎週、一週遅れの情報である点は、大人の事情でご了承願いたい)

しかし、これらの快挙も、毎度「ヘビメタさん」を取り上げ、宣伝してくださる
ブログや、hp、はたまたコミュニティーの皆様のおかげであります。
私などより、よっぽど詳細に番組内容を伝えていただいている方々には
頭が下がる思いであります。未見の方は、
是非とも、そちらにも一度立ち寄っていただきたい。
まさに、ちょっとした資料並みに充実した番組紹介を目にすることができよう。
私も毎週立ち寄らせていただき、番組を思い返している次第です。
ビバ!番組紹介!
って、お前がそれをやるべきだろ!とお叱りの言葉をいただきそうなので
今日は、このへんで。
さて、
次回ヘビメタさん!なんと!マーティーがいない!?
驚天動地のこの事態、いったいどーなるんだ!
でも安心を…
マーティの、アジアから送られるスペシャル映像は必見だ!
野村義男のスーパーテク&うんちくも飛び出し、
ゲストは、すでに準レギュラー(?)、大槻ケンヂ!
なんだか、すげー豪華だぞ!!!!!
いや、ホント、無理してないって!
まじで、まじで。

エンディングテーマ:
「愛人28」
(SEX MACHINEGUNS)