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2005/8/30 OA
解説者 久武頼正(アニメタルプロデューサー)
特別講師 マーティ・フリードマン(元メガデス)
ゲスト 佐野史郎

↑ニール・ヤングでセッションをキメる
佐野さん&マーティ

「音楽」と名のつくものは・・・・・・
一体全体、世の中に
どのくらいあるのだろう?
そして、人は、その一生で
どれほどの「音楽」を聴くことが
できるのだろう?

お気に入りのレコード屋で、
棚に並んだCDを見ながら、
私は想う。
「死ぬまでに
ここにあるすべてを聴くことなど
不可能なんだろうな」
と。
こんなにも・・・・・・
こんなにも「音楽」を愛しているのに。

「ロック」・・・・・・あぁ、魅力的なその響き
主義主張は違えども、かの夢想家は歌ったっけ。
「想像してみるがいい。僕ひとりじゃないはずだ。」と。
数ある音楽ジャンルの中で、エレキギターのじゃかじゃかデカイ音を愛し続ける「ぼくら」は、決して、ひとりじゃない。
「ロック」という共通言語は、ひとりぼっちの「ぼくら」を、
互いに強い絆で結ばせる。流派は違っても、初めて会った奴らと仲間になれる。
素晴らしいことなんだ。本当に。
だって・・・・・・
「君、どんな音楽聴くの?」
その一言で理解し合えるんだぜ、ぼ・く・ら・は!素敵じゃないか!

君の「心の棚に並んだCD」を見せてくれないか?きっと分かり合えるはずだから・・・・・・今、以上に。

さて、22回目を迎えた今回のゲスト・・・・・・佐野史郎
ミュージシャンとしても、自分のバンド「SANCH」を率いるほどの、本格派だ。
いみじくも、マーティは言う。
「佐野さんの音楽聴いたんですけど・・・・・・好きは好きなんですけど、
正直言ってますよ。社交辞令じゃないですよ。・・・・・・ホントに影響はどこから影響されたか、全然分からなかったんですよ」


「確かにいろんな曲調のアルバムですからねぇ」
「音のおもちゃ箱みたいな・・・・・・」すかさず鮎貝のフォローが入る。
うまいこと言ってくれたなぁ、うまいこと言うなぁ、と佐野マーティ
まさにそんな佐野の「音のおもちゃ箱」をひっくり返してみようではないかと、
一体どんなおもちゃが好きなんだ!と、ロックまみれの半生をふりかえってみようじゃないかというコーナー
題して、「佐野史郎のロック波乱万丈」
番組では、年表で佐野の音楽人生をたどっていく。

●65年 佐野10歳 ビートグループに絶叫
  ビートルズ、フー、キンクスで腰をフリフリ

Day Tripperを弾くマーティの姿。
ここで、番組ではロック波乱万丈クイズと名うち、イントロ当てクイズが出題される。
マーティの弾くイントロに曲名を答え、獲得ポイントに合わせた秒数、佐野のバンド「SANCH」紹介PVが
流れる
という特典つき。
必要以上に長いイントロを披露するマーティ。
「出血大サービスだね」と鮎貝
しかしここで、佐野から思わぬ・・・・・・それも重大な発言がなされるのであった。
「今のフーだよね。曲名かぁ・・・・・・わかんねぇなぁ。
はじめに言い訳しておくけどね、
曲とか一曲も言えないんだよね
・・・・・・なんと、番組泣かせのお言葉
「非常に、番組が進めづらい状況ですが・・・・・・・」鮎貝も言葉につまる。
正解は、I cant explain
ここで、マーティが日米の言語を超えたコメントを残す
「完全に、彼はI cant explain(説明できない)状態でしたじゃん!」
いかなる状況でも、盛り上げどころを作り出すマーティの手腕に感嘆する。

●67年 佐野12歳 ニューロックの夜明けを知る
  ジミヘン、クリーム、ピンクフロイドに痺れる

「この年にオールナイトニッポンがはじまったんだよ。糸居五郎さんが、自分で皿回して、
バンバン新曲かけてくれるんだよねぇ。FENなんて入らないから。北京放送しか入らないんだから
貴重だったよ」
佐野の青春の思い出。

●69年 佐野14歳 ハードロックで音のでかさにビックリ
  ツェッペリン、ディープパープル、ブラックサバス、ユーライヤ・ヒープに感激

「ギターの音が歪んでいるか、いないかが、大きな違いだったねぇ」と佐野の談。

●72年 佐野17歳 グラムロックに大興奮
  TーREX、デヴィット・ボウイ、ロキシーミュージックでギラギラ

まさに別の時間軸といった趣でギターを弾きまくるマーティに、
佐野が問いかける。
「ちなみに今の弾いている曲は?」
「 TーREXでしたけど・・・・・・チルドレン オブ ザ レボリューション」とマーティ。
「そ・そ・そ・・・・・・そうだよ!! ひどいねこりゃ。曲は知ってんだよ、もちろん」
番組進行的に言えば、致命的な佐野の所業に、波乱万丈クイズの存在は忘却の彼方に消えていた。
「この頃、日本じゃフォークブームですよ。高田渡とTーREXが、俺のなかで同じなんだよね。実際同じだしね、精神は・・・・・・」
自衛隊に入るマークボランを妄想しつつ、さらに番組は続く。

●75年 佐野20歳 ウエストコースト、サザンロックの誘惑
  リトルフィート、オールマンブラザースバンドに陶酔

「弾けないんですよ」

ひとりロック史状態で、それまで弾きまくっていたマーティのギターが止んだ。
「全然、聴いてないんですよ。ウエストコーストだから」
ある意味、期待を裏切らないマーティ。確かにサザンロック大好きなマーティは、「つんくさん」に心酔する以上に衝撃だ。

●77年 佐野22歳 パンクロックの革命
  ピストルズ、ラモーンズ、クラッシュで失神

さて、最後ばかりはと、忘却の彼方より舞い戻った波乱万丈クイズ
ラモーンズの曲を弾くマーティに、もどかしげに佐野が歌う「オー!レッツゴー!」
「正しいです」すでに達観した趣でマーティが答える。
「曲名わかんないっすよ!」と佐野。
正解は「電撃バップ」

かくして、0ポイントの結果に終わった佐野の「番組出た意味ないじゃん」という悲しみの発言に、
「SANCH」ファーストアルバムのPVがなんとか、紹介されたのであった。

・・・・・・さて、ひとりの男のロック人生を垣間見て、いかがであったろうか?
一見、脈略の無さそうなラインアップ。しかし、私には、佐野史郎という偉大なる男が身近に感じられた。
一貫したロックへの。ロックの。そこに並ぶ「ぼく」との共通言語。心の棚のレコードは、どんな言葉より、あなたを知りえる。
最後に、初代DJ糸居五郎の言葉を記そう・・・・・・「太陽の代わりに音楽を、そして青空の代わりに夢を 」
音楽を愛するものに!


今週の 佐野史郎のロック波瀾万丈
で紹介した曲
1965: The Beatles 「Day Tripper」
問題1: The Who「I Can't Explain」
1967: Cream「Sunshine Of Your Love」
1969: Led Zeppelin「Black Dog」
  Led Zeppelin「Communication Breakdown」
1972: T. Rex「Children Of The Revolution」
  Neil Young「Hey Hey My My」
1977: The Sex Pistols 「Problems」
問題2: Ramones「Blitzkrieg Bop」

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↑名曲『サマータイム・ブルース』を弾きまくる
佐野さん&マーティ

かくして、惨憺たる結果に終わった
波乱万丈クイズの余韻冷めぬまま、
当コーナーがはじまった。
「これで、また授業?!
なんか
補習受けているみたいだなぁ」
そんな佐野の言葉。

まずはザ・フーが紹介され、
すっかり部屋にいる状態でギターを掻き鳴らす佐野。
しかし、隣にはマーティ・フリードマンとは、
なんとも豪勢なお部屋だ。

そして事件は、モトリー然り、メガデス然りと
メタルバンドも好んで演奏する
セックスピストルズ、アナーキー イン ザ UK
紹介したときに起きた。

「おすましメタル伝道師」久武が放った挨拶代わりのカミングアウト。
まさに邪悪なる「ごきげんよう」とばかりに言い放つ。
「恥ずかしながら、カミングアウトすると、はじめて聴いたのが
メガデスバージョンなんですよ。メガデスバージョンって、
リズムもカチカチしていてね、かっこよくて・・・・・・
その後原曲聴いて、何だよ!このへたくそはーって。」

パンクという精神性の存在自体を否定しかねぬこの発言に
マーティも、
「まっ、言われて嬉しいんですけど・・・・・・」と苦笑で返す。
そこに熊田・邪悪姫・曜子が、油を注ぐ発言
「久武さんがピストルズを、ちょっとけなした発言したあたりから、佐野さん目つきが
変わってきたんですけど・・・・・・・

「口数も少なくなってきたんだけどね」と、波乱万丈な男 佐野史郎が重い口を開く。
「まぁヘビメタバージョン?ぼく知らないけどさぁ・・・・・(と久武と目が合い)
そんな、
ガンつけないでくださいよ。
「いえいえ、めんぼくないです。恐縮です。」と、高倉健ばりの返し。

ひとしきり不穏な空気の流れる中、つづいての紹介は、
STATIC-XI'm the one

「ギターが日本人なんですよね」と鮎貝。
「フクダコーイチさんというギタリストなんですが、一度やめていて、
この最新作で戻ってきたんです。」
と久武。
そこに、波乱万丈な音楽人生を歩んできた佐野が興味を示す。
「音楽的には関係ないけどさ、どーしてやめたんだろう?
そういう話、大好きですよ」

さすがに、そうした話題は、この男の言葉の重さにはかなわない。
マーティ曰く
「同じメンバーで、ずっと続けるなんて、すごい大変だと思います」と。

佐野が話をつづける。
「カミさんと、俺バンドやってたんですよ。
音楽のことで喧嘩になるじゃん。
家庭が冷たくなるんだよなぁ

家庭とバンド・・・・・・
ある小説の言葉にこんなものがある。
結婚とは、夫婦でひとつの穴を掘り続けるようなものだと。
バンドも大変だろうが、家庭を持つのも大変だと、
おじさんは、しみじみ思うのであった。


今週の スクール・オブ・メタル
で紹介した曲
(1) The Who 「Summertime Blues」
(2) The Sex Pistols「Anarchy In The U.K.」
(3) Static-X 「I'm The One」

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↑佐野さん出演のドラマのテーマ曲を
耳にしたマーティのひと言

「メタルの魂は日本にある」
そんなマーティの一言からはじまった当コーナー。
「どういういいがかりか、
聴いてやろうじゃないか」
と佐野も吼える。

「佐野さんのドラマ、
見ましたよ。ストーカー系の
話なんですけど・・・・・・」

マーティ。
「まぁ、そういう役、多いですからねぇ」
と マリオさん・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・もとい、佐野さんが答える。

「そうですか。テーマソング聴きました。
それ、まさかスレイヤー?と思いました。」
とマーティが言う、
「ス、スレイヤー?」マリオさん・・・・・・
・・・・・・いや、佐野さん。

さて、いかなるスレイヤーが
今宵、現出するのか?そんな興味が沸き立つ展開に、
思わぬ伏兵がふたりの会話に割りこんできたのであった。
熊田曜子・・・・・・天下無敵のグラビアアイドル
しかし・・・・・・
もはやそこにグラビアアイドルの姿はなかった。
数十年後、岐阜の街角で、自転車停めての立ち話に
興じる曜子おばちゃんの姿があった。
もしくは、数年前、岐阜の女子高のトイレで
キャーキャーざわめく
くちばしの黄色い鼻たれ娘。の姿があった。
曜子は、興奮を隠せず話し出した・・・・・・
「それ、松任谷由美さんの曲ですよねぇ。『誰にも言えない』ってドラマのテーマソング!
『真夏の夜の夢』ですよねぇ。私、見てましたよぉぉぉぉ!
怖かったんですよぉ!マリオさん!結婚しているのに、隣の奥さん狙っちゃうんですよぉ!
もう気持ち悪いんですよぉ!」
「いや、でも、元カノなんだもん。去り際に二人しか知らない合図するんだよね。」
思わぬ熊田の勢いに、少々言い訳気味にマリオが答える。
「そうそう、もう気持ち悪いんですよ!キャー、もうホント気持ち悪い!」
すでに熊田の目には、本日のゲスト佐野は、あのマリオでしかなかった。
恐怖におののき、妄想の世界へと迷い込む熊田もそのままに、
番組は、スレイヤー版「真夏の夜の夢」が披露された。
それは凶悪なる地獄の使者、スラッシュ四天王の一角、
スレイヤーのレイニングブラッドがモチーフとなるものであった。
ひとしきり、説明し終わり、
今夜もマーティがその全曲を披露せんとする瞬間!
ひとりの勇敢なる男が、やおらギターを肩にかけた。
「若すぎる円楽師匠」「切り口鋭い好青年」「毒舌の貴公子」「清潔なるソース顔」・・・・・・
鮎・貝・健!!健ちゃん!!その人であった。
鮎貝が口を開く。
その言葉に・・・・・・・私は痺れた。だ、いやだ。兄貴だ。
「マーティ!!・・・・・・今日は俺が、手を貸すぜ!」・・・・・・痺れる。
・・・・・・世が世なら、日活ニューフェイスとして日本中の乙女を熱狂させていたかのような
いかした台詞とともに、鮎貝はギターを鳴らした。
「いいじゃん!お願いします!」マーティはそう言うと、ギターで呼応する。
↑ユーミンの『真夏の夜の夢(メタル版)』で
全員ノリまくり!
ギターをかついだ渡り鳥が、凶悪なる世界を現出させたのだった。

骨まで溶かすような、血の雨があたりに降りしきる。
真夏の夜に、おびただしい血液が豪雨のように我が身に降る。
あぁ、それもこれも夢なのか?現実なのか?
息苦しくも、凄まじい。
スレイヤー版「真夏の夜の夢〜血の雨が降る〜」!!!!!!

「確かに・・・・・・ヘビーメタルだよね」マリオさんも納得の様子。
「だよね」マーティも返す。

それにしても、今回・・・・・・・健ちゃん、かっこよかったぜ!


今週の メタル魂 in JAPAN
で紹介した曲
松任谷由実「真夏の夜の夢」

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まさに生き写しの“ジミセン”に驚愕、感涙!!

ある伝説的な女性革命家は、
その裁判で、
「職業は?」と聞かれ、こう答えた・・・・・・
「生き様として革命家であり、日本国民であり、
生業としては・・・・・・無職です」
と。
彼女のしたことを肯定するわけではない。
しかし・・・・・・だ
彼女の言葉を借りるなら、今夜登場した男は
こう答えるだろう・・・・・・「職業は?」
「生き様としてジミヘンであり、エレキギターの革命家であり、
そして日本国民である」
と。

プロのジミヘン・・・・・・仮に、「ジミヘン」という職業が
この世にあるなら、紛れもなくプロのジミヘン、

仮に「ジーン・シモンズ」という職業もあるならば、
ある男のことが頭に浮かぶのだが・・・・・・
そんな、かつての衝撃に匹敵する、
今夜の「プロの生き様」

彼の名は・・・・・・ジミセン。

ジミヘン一筋20年・・・・・・本家ジミヘンより長いキャリア、
年間100本のライブ、海外のロックフェスに招かれるほどの実力。
何がホンモノで何がニセモノか?私にはもはや、わからない。
20年間、ジミヘンであり続けた男は、そんなカテゴリーを軽く超越し、
今夜もステージ上でニヤリと笑うだけだろう。完全無敵の自己満足。人生を賭したジミヘンへの
その愛はホンモノだ。誰がなんと言おうとも絶対的にホンモノだ。
「ホンモノの贋作」・・・・・・「ホンモノのニセモノ」
わずか4年半の活動でこの世を去った天才革命家を愛する故に
20年の歳月を費やす「ニセモノ」もまた・・・・・・紛れもなく「ホンモノ」であったのだ!
う〜ん・・・・・・ややこしい。

ジミセン
Ged吉永
Mitch直樹

彼らの織り成す至極のニセモノ世界は、当コーナーの宿命的ゆるさを、
木っ端微塵に吹き飛ばすには十分であった・・・・・・

恒例の特別記者会見は、伝説の男を迎え色めき立っていた。
まずは司会進行の鮎貝が口火を切る。
鮎貝「あの人が生きていた!ということで、ヘビメタさん独占記者会見ですが、
    まずはジミセンさん・・・・・・天国ではどんな職業を?」

プロのジミヘンは、やおらマイクを握り、その生き様を語りだす・・・・・・渋く、男の生き様を。
ジミセン「今、ライブハウスの経営を・・・・・・
      ジミヘンドリックスのライブやると、パフォーマンスとかで、をつけたりしますよね。
      で、都内のほとんどのライブハウスで、もう来なくていいと。それが自分でやるきっかけになりました。」

なるほど。伝説の男、煙の男も、それなりの事情があるというわけだ。

つづいて、おなじみの記者達の質疑応答に入る。挙手をする記者達。

鮎貝「では、そこの外国の方」
マーティ「はい。東スポのマーティ・フリードマンです。メンバーはいつも一緒ですか?」
ジミセン「うちは、いつでも登録制なんで・・・・・・もちろん今日は一軍を連れてきていますが。」
マーティ「でも、今のメンバーでいいんじゃないですか?」
ジミセン「そうですね。僕もそう思うんですが、なかなか彼らも忙しいみたいで・・・・・・」

なるほど。伝説の男、煙の男も、それなりの事情があるというわけだ。

鮎貝「それでは、そこのサングラスの方」
佐野『ギター大好き』の佐野と申します。使っているエフェクターを教えていただけますか?」
ジミセン「今はロジャーメイヤーを。」
思わず身を乗り出す佐野に
鮎貝「あまり、前に出ないように・・・・・・」と釘をさす。
つづいて、
久武ヘビメタ現代の久武です。ステージパフォーマンス、MC等、生前とまったくお変わりないなと・・・・・・」
そんな言葉に、ニセモノのこだわり、魂を受け継ぐものの信念、を話すジミセン
ジミセン「MCの合間に、ハッ ハッ とちょっと笑うんですよ。
      You know? って言ってから、ハッって笑うんですよ。
      人の体を借りても癖なハッ ハッって出るんで・・・・・・・」
まさに、ロックイタコ状態のジミセンに久武も納得する。

熊田グラビアの友の熊田です。他の趣味を教えて下さい」
ジミセン「オートバイが好きで、それが興じて川口オートレースで審判してたことがあります
オートレースで審判をするエレキギターの革命家!

そんないかしたジミセンの追加公演が決定した。
9月17日 「ジミヘン命日 ライブ」 池袋 ADMにて。 至極の魂に触れてみてはいかがであろうか?


今週の LIVE IN JAPAN
演奏曲目
ジミセン
○ Purple Haze
○ Foxy Lady
○ Star Spangled Banner
○ Voodoo Child

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世界のどこかは、いつも朝だ。
        (リチャード・ヘンリー・ホーン)


80年代、LAメタル界に朝日が昇った。
その名はRATT
「ラットンロール」をひっさげ、
その太陽は、人々に恵みをもたらし、
今もなお、消えることなく輝き続けている。

今夜、ヨーコが抱いた作品は、
Jackson Stars “キングV”。
聞く者すべてにご機嫌なサウンドをもたらしてくれた
LAメタルを代表するバンド、RATTのギターヒーロー、
ロビン・クロスビーのために作られたモデルだ。

RATTが提唱した入魂の「ラットンロール」
そのプレイを、ウォーレン・デ・マルティーニと共に
支えていたロビン。その愛器、“キングV”

鋭角なウイングに、 Jackson社おなじみのコンコルドヘッド
ハイローが強調される、ヘビーメタルを弾くために生まれたVシェイプ・サウンド
Jackson社特有のスルーネック・ジョイント構造は、比類のないロング・サスティーンを生む。

RATT。
78年の結成当時のバンド名は、MICKY RAT。多くのメンバーチェンジを経た82年、
ロビン・クロスビー(G)、ウォーレン・デ・マルティーニ(G)、ホアン・クルーシェ(B)
ボビー・ブロッツァー(Dr)
のメンバーが揃い、バンド名をRATTと改名。

84年の1stアルバム、ファンなら棺桶に入れたいほどの名盤「情欲の炎」は全米で大ヒット。
QUIET RIOTやMOTLEY CRUEと共に、LAメタルブームのトップランナーに一気に上りつめる。
RATTは「陰」から「陽」へ、ハードロックを青空の下へと引っ張り出し、セクシーかつ、
スポーティー&ヘルシーなエネルギーを放出しまくり、カットTシャツに代表されるファッションは
メタルのイメージを変える原動力となった。

彼等の「ラットンロール」の実践は、作品を発表するたびにその深みと拡がりを増し、
2nd「Invasion Of Your Privacy」、3rd「DANCING UNDER COVER」も立て続けにヒット。
80年代後半からLAメタルムーブメントにかげりが見え始めると、時代の波に巻き込まれるように、
残念ながらバンドは解散してしまうが(91年)、その中心にいた彼らのサウンドは輝き続けていた。
“太陽” は、決して沈むことはなかったのである。

しかし、華やかなLAメタルの象徴として「キング」の愛称でリスペクトされたロビンは、
2002年6月6日、愛器 “キングV” を遺して、天国に召されてしまったのだ。
あぁ、あの美しいブロンドと、長身から放たれる圧倒的な存在感・・・。

哀しい現実を思い起こしていた私に、ブラウン管の向こうからヨーコが笑顔で語りかけてくれる。

「きっと今夜も、天国のメタルバンドでラットンロールを聴かせているわ!」

そうだ、そうなのだ。
ラットンロールは、終わらないエンドロール!
その音魂は、永遠に新装開店の、ご機嫌なハードロックカフェにある。
その店に行けば、カットTシャツを着た長身のマスターが、ビールをご馳走してくれる。
そしてみずから、ご機嫌なナンバーを、弾いて聴かせてくれるのだ。
もちろん、スローバラードなんて1曲もありゃしない。
的はずれなリクエストなんてしたら、その美しいブロンドの長身マスターに叱られる。

「ウチの店にゃあ、ラットンロールしかねえよ」

80年代、“ハードロックの復権” を掲げ、それを一瞬のうちに成し遂げてしまったRATT
彼らのラットンロールは、いつまでも、我々の頭上で輝いている。
あの、カリフォルニアの、青い空と太陽のように、燦々と輝いている。


ヨーコの今夜のいっぽん
Jackson Stars King V

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あとがきに代えて〜今週の咆哮〜
ヴィンセントぁ、なんなのだろうか?
この首筋に迫る微かなる予感は?
夏も終わりに近づき、秋の訪れが、
この寂しさを演出するのだろうか?
妄想世界の存在である私は、
現実のお話には、少々疎い。
しかし、何かが・・・・ヒタヒタと
迫りくる実に22回を数えるヘビメタさん。

私には、幸福なるこの時間を
目いっぱいに楽しむことしかできない。
命尽きるまで、キッズ諸君とともに・・・・・・

キッズの熱いキモチ、日々私は感じる。
番組への想いを熱く感じる。嘘じゃない。
署名したっていい。誓いの書に。
「嘘じゃないです。ヴィンセント」と。
非力な私に出来るのはこれぐらいだ。
大人の事情をご考慮願いたい。
皆様の、未来に幸あることを!

さてランキングも5位と快調なヘビメタさん。
このままどこまでも疾走し続けようではないか!


というわけで来週は

次回、脚本家演出家俳優映画監督ミュージシャン
グループ魂のギタリスト“暴動”こと、宮藤官九郎登場!
クドカンVSヘビメタさん、それはパンクVSヘビーメタルの対決!
全員集合せよ!まばたくな!深夜の“暴動”を、刮目せよ!!!

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エンディングテーマ:
「愛人28」
(SEX MACHINEGUNS)