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2009年11月12日放送
#02

『ふぐを愛して 株式会社深広』

今回「イチバン!」がスポットをあてるのはふぐを愛する魚問屋「深広」です。

午前2時。深夜にトラックで運び込まれたのは、とらふぐ。
今秋のイチバン!は今が旬のとらふぐに絶対の自信を持つ
魚問屋。そこには、思わずビックリの「イチバン!」が。

「この値段はどこにもない。世界一です。」

創業明治38年
「いらっしゃーい」
老舗の魚問屋で数ある鮮魚の中でも、今主役を張るのが、とらふぐ。

イチバンの主役は、とらふぐ。

深広3代目 深井勝社長
「そりゃもう、21からやから。もう40年やから。売るのは自信あるからね。」

ふぐに恋している

「めっちゃかわいいやろ。頭さすったら、目閉じよる。
目線がおうたんや。何ともいえん目をしてたわ。
そしたら3日間くらい絞められなかった。かわいそうで」

自分でさばいた一番大きなフグは?

礒部稔宏さん
「6キロとか。大きなのがいます。むちゃくちゃしんどいですよ」

中田昌宏さん
「やはり生きたものが相手ですから、その日のうちに売ってしまわないとだめでしょ。
楽しいですよ」。

この日入荷したとらふぐは、およそ700匹。
ほとんどのフグは、すぐにむき身にして各方面に出荷。
とにかく時間との戦い。新鮮がイチバン!

午後二時

「そんなにたくさん儲けなくてええやん。
美味しいものを安く食べてもらえばええねん。
みんな幸せになってもらう。ふぐは"福"やからな。」

福を呼ぶのは、日本一安いと自負するこの値段。
とらふぐ てっちり 一人前980円。(ふぐ処 ふぐどん)

惚れ込んだふぐを、イチバンおいしく食べてもらいたい。
こだわるオヤジさんのお店は、大繁盛です。

とにかく現場が大好きで歩き回るオヤジさん。

イチバン尊敬するのは?

所長 島崎努さん
「坂本竜馬。
もうすごく斬新。常に前進あるのみ」

ふぐへの情熱が今日もイチバンの笑顔を作る。
あなたがイチバン夢中になれることは何ですか?

撮影後記

 街はまだ、賑わいを見せている深夜0時。男たちが集まりだし、シャッターが上がると、まるで、水族館のように、いろいろな魚が、イケスの中で泳いでいる。鱧や、えび、金目鯛など粋のいい魚が並んでいた。
  午前1時。「おはよ~、お疲れさん!!」と威勢のいい声が聞こえてきた。この会社、深広の社長、深井勝さんだ。決して大きくない体なのに、迫力のある声、そして、内側から漲るパワー。なんだか少し圧倒されながら、ロケがスタートした。
  午前2時。大きな大きなトラックが店の前に横付けされ、みんなの動きが急に、慌ただしくなった。待ちわびていた、「ふぐ」がやってきたのだ。ピチピチ跳ねながら新鮮そうな、元気一杯のふぐが大きなイケスに移されていく。そんなふぐの姿を見ながら社長はニコニコの笑顔で、優しい顔になっていた。社長にインタビューしてみると、本当にふぐが大好き。ふぐに恋している。そんな印象を持った。始めは怖い人かなと思っていたが、ふぐの話しをする社長はとても優しく、穏やかで、愛情を持って仕事をしているというのがよく分った。さらに、ここまで愛情を持って、夢中になり仕事をしている社長を見て、「こんなに一生懸命で、情熱を持って仕事に打ち込む姿、感激だぁ!」
と、いつの間にか社長の魅力にドップリ浸かってしまった。
  午前4時、粋のいいふぐを一斉にさばく。本当に見事な包丁さばきで、新鮮な状態で出荷する準備が着々と進む。社長の「最初、ふぐと目が合ってから3日間はふぐをさばくことができなっかた」という言葉が印象的だった。
  午前11時には、黒門市場にある本店へ。ふぐやいろいろな粋のいい魚が販売されている。社長は、相変わらず威勢のいい声で、お客様に対応している。まだまだ元気な姿ですごいパワーだなと思った。
  午後18時には道頓堀にある「ふぐどん」へ。ここでもお客様に挨拶などをして、笑顔で接する。この行動力はふぐへの愛情で成り立っているというのは本当に驚いた。

 さらに社員みんなの団結力、社長への尊敬の心。みんなで夢中になり情熱を持って仕事をする姿勢、本当に熱く、感動した。人間の夢中になる心、愛情を持って打ち込めるものがあるとこんなにも強く、勇ましい姿になるのだと目の覚める思いだった。

 ふぐを美味しく頂ける、自分の中でも身を引き締めて頂こうと思った。

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