- 2010年1月28日放送
- #13
『池内タオル』
日本一のタオル生産地、愛媛県今治市。低価格の海外製品に押される中、
高品質と環境にこだわることで起死回生を果たした池内タオルを紹介します。
わー糸がいっぱいだ!
縫製(ほうせい)工場か?
一体、何を織ってるんだろう?
でっかい生地が出来たぞ。
切った…タオルだ!
でも、このタオル、ただものではない!
日本一のタオル生産地:愛媛県・今治(いまばり)。
低価格の輸入タオルに押され低迷する中、生き残りをかけて挑んだのが高品質なタオル。
さらに、環境を無視したビジネスは成立しない!と工場で使う電力はすべて風力発電に。
「風で織るタオル」が誕生した。

イチバンの特徴は?
池内タオル(株)社長 池内計司さん
「初めてアメリカに持っていって評価されたときから
"ミラクルソフトネス"と言われているのですが、
そのソフトな感じが長く使って頂いてもあまり変わらない」
素材はオーガニック、染色においても
食用でんぷん、100%天然のりなどの
あらゆる自然素材にこだわっている
イチバンの苦労は?
「やっぱりオーガニックということになると、
タオルというのはループを形成するんですけど、
それが安定しないとか…、あのときは大変でしたね!」
タオルにとってループは命。
自然素材ゆえにかかる手間を惜しまない。。
イチバンのこだわりは?
「日本っていうのは、妥協しないというのが技術の売りだと思うんですね。
だから比べられたときにイイ物ができてくると思うんですよね」
地場産業の復活をかけ、
職人たちの意地から生まれたタオル。
乾燥させた後は、1枚1枚、
人の手で入念な検品がなされる。
イチバンの誇りは?
「オーガニックに関しては、よそに劣るものはひとつもないと思ってますんで、
プライドを持ってやってるつもりです」
結果、世界が注目。
今日も台湾からバイヤーが買い付けに。
それにしても、なぜここまでエコにこだわるんですか?
エコにこだわる理由は?
「お客さんがこだわってるからですね。
これはまだあくまで発展途上中で、エコには最後はありませんから」
一見、遠回りに見える
品質とエコにこだわる姿勢が成功への近道となった。
環境に関しては、
世界一のタオル会社になろうと思っている。
撮影後記
今回のイチバンは、今治市の池内タオル株式会社へ。今治市と言えば
タオルの生産で有名なことは知っていたが、池内タオルは「風で織るタオル」というブランド。風で織る??どんな会社なのか楽しみに訪れた。
到着すると、社長が出迎えてくれた。とても、優しそうな笑顔の池内社長。
早速、インタビューを。「風で織るタオルって?」。池内社長は、写真を見せてくれた。そこには風力発電の風車が写っていた。「会社の発電はすべて、風力発電なんだよ。機械も風力発電で動く。だから風で織るタオルなんだよ。」僕の想像をはるかに超えていた。風力発電の他にも、糸もオーガニックコットンやバンブーの自然素材、さらには独自の浄水施設を持ち、染色後のノリも、食用のでんぷんを使う。そんな自然素材を使い、職人さんの想いとエコな環境の工場で生産されているすべてに優しい「風で織るタオル」。開発するまでは本当に苦労したそうだ。
やはり、オーガニックの素材を使うと、糸の織り方も特殊。職人さんの情熱でなんとか、完成した。そんな情熱の詰まった「風で織るタオル」。
もちろん肌触りも優しい。「僕が家で使っているタオルと手触りが全然違う…。」環境に優しく、人にも優しく、赤ちゃんが口にふくんでも大丈夫。
手間と愛情を掛けられたタオル。その優しい肌触りは、優しい池内社長の笑顔に現れている。




