- 2010年2月18日放送
- #16
『蔵王マウンテンファーム山川牧場』
山形県上山市。アイスクリームやヨーグルトを作り、牧場体験まで行う「山川牧場」。
命をいただくとはなんなのか?それを教えてくれる牧場を紹介します。
蔵王の雪山にたたずむ牧場に…
なぜかテレビ取材が殺到!
なんの騒ぎだ?
慣れない雪道にカメラマンが…コケた~!
「大丈夫ですか?ハハハッ」
今日は命や食物の尊さを学ぶ教育実習。
「覚悟はいいか?」
なんだか真剣です…
あれ?泣いちゃってるよ?
何があったの!?
山川牧場 代表取締役 山川喜市さん
「ここはただの牧場ではない。
牧場主の山川さんは情熱をもって
『酪農教育ファーム』に取り組んでいる。
子供たちは、牛や鶏たちの体温を肌身で感じ、
日ごろ何気なく口にしている
食のありがたみを体で学ぶ。」
名物は、搾りたての牛乳を使った
アイスクリームやヨーグルト
「できたてがとっても美味しいです。
普通アイスクリームは原料と空気を混ぜるんですが、
うちはなるべく空気入れないようにしてます。
中身が濃いです。持っても少し重いし…」
そんな自慢のアイスを頬ばる子供たち。
美味しそう~!
しかし…その表情が一変。
教育ファームはここからが本番だ。
「今日は、このニワトリが命を取られて食べ物になります。
そしてその命がみんなの命になってずっと繋がっていく。
子供ができればその子供に伝わっていく。
みんなの命はずっと繋がってきたものです」
「いくぞ」
「空手部だべ」
「はい…」
この教育酪農ファーム、
イチバンの目的は何ですか?

教育ファームイチバンの目的は?
山川牧場 代表取締役 山川喜市さん
「命の教育。
実際に体験してわかるものはいっぱいあると思います。
体で学んでもらいたい。
そして感じてもらいたい。
自然の恩恵とか、命の重みとかそういうのを感じてもらいた」
にわとりの命を頂き自分達でチキンカレーを作り、
そして食べるまでを体験して初めて命の重みを知る。
「いい経験になりました。
食に対してやっぱ感謝の気持ちを持たなきゃいけない
なって思いました」
「みんな感謝して。いただきます」
「いただきまーす!」
いただきます。
それは命をいただく感謝の言葉。
酪農体験を通じて、
命や食べ物を大切にする心が育まれていく。
撮影後記
今回は山形県蔵王の“蔵王マウンテンファーム山川牧場”。
雪、雪、雪だ!
心踊りつつも、てんやわんや!カメラマンは滑って転んで、僕はぬかるみにはまって長靴が脱げてしまい泥だらけ・・・。
寒くて寒くてまいった。
さらにすごい取材陣。地元のテレビ局が何社も取材に来ていた。
注目度がすごいんだ。でもやっぱり独占じゃないのがちょっと悔しい・・・
“教育ファーム”として命の授業を行っている山川さん。学生たちに鶏をしめさせ、それをチキンカレーにして食べさせる。そこまでさせるのだから“信念”の人だ。
確かにスーパーで売っている鶏肉を買うだけでは、命のありがたさを感じることはできない。自分たちが生きていく、ということは何かの命を犠牲にしていることなんだ。
でもさすがに大人の僕でも、鶏が屠殺される時は胸がしめつけられた。
牛やヤギと楽しく触れ合った後のこの体験はかなりヘビーだ。
学生たちもよく頑張った。
今日は僕にとってもとてもいい経験になった。
ありがとう、山川牧場、そして鶏。




