- 2010年4月22日放送
- #25
『晃麓観光』
鬼怒川と日光だけに特化した観光バス会社「晃麓観光」。社長は鬼怒川生まれの鬼怒川育ち、郷土史研究家の肩書きを持ち鬼怒川のことなら知らないことはない大島さん。70歳を目前にしてツアーのプランからバスの運転、さらにガイドまで何でもこなす大島さんの仕事ぶりを紹介します。
朝早くからバスのお掃除。
日光・鬼怒川だけを専門にミニツアーを組む、
家族経営の素朴な観光会社。
晃麓観光(有) 社長 大島好夫さん (郷土史研究家)
「私、専用のバスです」
なんと間もなく70才でありながら
ツアーのプラン、バスの運転、ガイド、
すべて自ら務め、さらに、
郷土史研究家という肩書も持つ大島さん。
今日は地元の観光施設の従業員を対象に、
鬼怒川の魅力をとことん勉強する
研修ツアーが行われた。
「じゃあどうぞ」
「お寺の案内は、穢れてる人じゃ駄目なんですね。
私は穢れを知りませんから案内をさせてもらいます」
鬼怒川の事は知らないことはないという
地元でも有名な生き字引!
普段は気づかない隠れた名所を
あますところなく伝えるのが信条だ。
「この学校は鬼怒川小学校。
私もこの学校を卒業しました」
生まれも育ちも鬼怒川の大島さん。
町を思う心は人一倍。
このツアーを始めたきっかけは?
「生まれ育ったこの町を
ぜひ皆さんに見て頂きたくて。
そういう熱い思いで始めました」
おや、何をしているんだろう
笹の葉を摘んで集めてますよ。
実は郷愁を誘うちょっとした旅の演出を
大島さんは考えたのです。
あ!コレは懐かしい笹舟だ!
その笹舟を持って橋の上へ。
「はーい。いってらっしゃーい」
あ、投げた!
健康祈願、ボケよけ、鬼門よけの願いをのせて
「笹舟流し」。
「ウチのとどう違うかな?」
大島さんは今でこそこんなに元気だが、
実は14年前、たて続けに大病を患い
生死の境を何度もさまよった。
そのとき作った「健康の掟」を自ら手紙にしたためる。
“また元気な姿で遊びに来て下さい”という願いを込めて…
「壱読、拾笑、百吸、千字、萬歩之事、と読みます」
健康をとり戻した大島さん。
鬼怒川の楽しさを、私たち観光客や
鬼怒川の未来を担う次の世代の人たちに
いついつまでも伝えてください。
「孫たちにいい鬼怒川を残していきたいという
思いでいっぱいです」




