PERSON 社員紹介

「アニメが好き」だけじゃ足りない。
求められるのは「ビジネス」の視点。

「テレ東」なら自分のやりたいことを実現できると思った

僕は、大学の専攻は経営学で、サークルでテニスをしていた、いわゆる“ごく普通の学生”でした。自分がどんな仕事をしたいのかを真剣に考え始めたのは、就職活動が始まる少し前。最初はふんわりと「人の感情に影響を与えられる仕事をしたい」という思いで、自分自身が一番影響を受けたものが何なのかを自問するところから始めました。
その結果、「オタク」というほど精通していたわけでは無いものの、アニメという映像表現に心を動かされた経験が多い事に気付き、それに携わる仕事がしたいと強く思うようになりました。
そこから色々と情報をかき集め、アニメを使って「何を伝えたいか」と、「ビジネスとしてどのようにお金を稼ぐか」を徹底的に考えてみました。
アニメ制作会社ではなく、テレビ局を志望したのは、「アニメを作りたい」のではなく、「アニメで何かを伝えたい」と思ったからです。
その中でも、他局とは比較できない数のタイトルを毎週放送しているテレビ東京に入社することが、自分のやりたいことへの一番の近道だと考えました。
また、アニメ以外の番組も、他局とは一線を画した内容を放送していることも大きな魅力でしたね。僕の世代でテレ東を目指した人はそういう部分に惹かれた人達が多いのかなと思います。

営業部で数字に触れた経験が活きている

入社後に配属されたのはアニメ局ではなく営業局で、CMを売る仕事をしていました。希望の部署に入れなかったショックは少なからずありましたが、お金の仕組みが1から10までわかる営業に配属されたのは、結果的に自分の社会人人生において大きなプラスになったと思っています。
2年後に希望していた今の部署に異動になりましたが、最初はとにかく先輩に付いて勉強の毎日でした。アニメの成り立ちを理解していない内は、なかなか取引先と対等に交渉もできませんでしたし、数多ある契約書を理解するのにもかなり時間がかかりましたね。私は配属後すぐ『NARUTO-ナルト-』と『妖怪ウォッチ』を担当しました。
長い歴史のある「NARUTO-ナルト-」と、当時一大ブームを巻き起こしていた「妖怪ウォッチ」を最初に担当できたことは、アニメ業界を理解するにはうってつけの作品でした。とても勉強になりましたし、恵まれていたなと思います。

企画から宣伝まで、アニメのことはなんでも

まず最初に伝えたいのは、テレビ東京には「アニメを作る」アニメーターがいないということ。テレビ局のアニメセクションにおいて、そういった専門的な技術は必要ありません。その代わり、決して大げさではなく、映像を作る以外の全ての部分を担っています。
アニメのビジネスは製作委員会方式という、特殊な方式をとっており、テレビ局だけでなく、玩具メーカーやアニメ制作会社、広告会社などが制作費を出し合って1本のアニメを作っています。「この原作をアニメにしたい」という企画段階から、賛同してくれる委員会メンバーを集め、番組の宣伝やビジネスとして収益を上げるプランの構築、権利関係の交渉から契約書の締結作業まで全て行います。
配属当初は、「ここまで考えなければいけないのか」という驚きの連続でしたが、アニメ局5年目になった今でも、大きなやりがいを感じています。
そして、契約書や権利関係の交渉において、営業での2年間、売り上げなどの数字に触れておいて良かったと改めて思いましたね。

タイトルを盛り上げるために舞台化やイベントの提案も

私が今担当しているのは放送中の作品で『BORUTO-ボルト-』と『妖怪ウォッチ』シリーズ、『ウルトラマン』、『ブラッククローバー』の4本。劇場版やイベント、今後放送予定の企画も併せると、なかなか忙しい毎日です。当然新しい企画を出すことも大切ですが、一方で既に放送されているタイトルをどうやって盛り上げていくかを考える事も同じくらい重要です。決して放送だけにとらわれることなく、映画化や舞台化、イベントの開催など、放送以外の方法も併せて多角的な展開を考える必要があります。作品のテイストや視聴者層などを細かく分析して、それぞれの作品にあった新たな展開を考え、関係各社に対してプレゼンを行っていきます。
達成感を感じるのは視聴者の反応を見たときですね。2019年に「NARUTO-ナルト-」が原作20周年を迎えるということで、幕張で大きなイベントを開催しましたが、会場で号泣しているたくさんのファンの方々を見て「この仕事をやってて良かった」と感動しました。

作品内容とビジネス、両方の視点を持つ人材を求めている

アニメ事業部に向いているのは、作品の理解度だけでなく、ビジネス的な感覚を持っている人だと思いますね。会社で働くということは利益を生み出さなければならないということ。アニメを仕事に、と考えているのであれば「アニメが好き」だけではなく、「好きなアニメをビジネスとしてどのように広げていくか」という青写真を描ける必要があります。もちろん、即採用されるような革新的なプランを生み出す事が重要なのではなく、日頃からそのような視点を持って作品に触れる事を求められます。
就活は「自分にふさわしい会社を自分自身が選ぶ場」、というぐらいのスタンスのほうが上手くいくと思います。僕も就活を始めたころは委縮してばかりで、そのような心持ちで臨んだ会社の面接は全部落ちました(笑)。
アニメ事業部では社内外問わず、自分より年上の方々を10人も20人も前にして、プレゼンをしなければならない場面も出てきます。僕自身、いちいち緊張していたらキリがないと自分に言い聞かせて割り切って臨んでいます。就活生のみなさんも、どうか怖がらずに自分自身の魅力や能力を存分にアピールしてください!

プロフィール


2012年入社/総合職採用
入社後、営業局業務推進部でスポットCM営業を担当。
2014年に現在のアニメ局 アニメ事業部に異動。
「NARUTO」&「BORUTO」シリーズ、「妖怪ウォッチ」シリーズ、「ブラッククローバー」、「ウルトラマン」等の、宣伝及び事業周りの業務を担当

仕事の逸品


HDD

映像や設定画などの素材が大量にある為、容量大きめのHDDは必需品です。

ある1日の仕事の流れ


10:00-11:00
社内打ち合わせ
11:00-12:00
アニメ情報番組収録
12:30-13:00
ランチ
13:00-15:00
製作委員会
15:00-16:00
社内打ち合わせ
16:00-18:00
アフレコ立ち合い
18:00-20:00
デスクワーク

担当番組


BORUTO
妖怪ウォッチ
ブラッククローバー
ウルトラマン

オフショット


休みの日は仕事を忘れて家族で自宅近くの海へ


会社&得意先の仲間とBBQ

アニメ局紹介