PERSON 社員紹介
自分で見て、納得したものを、
自分の言葉で伝える。
それがアナウンサーという
仕事の醍醐味
アナウンス部 田中 瞳
※2025年12月現在
「自分がハンドルを握る」立場に

現在、『WBS』(ワールドビジネスサテライト)のキャスターを主に担当しています。この7年間の中で大きく変化したなと実感しているのは“誰かのサブ”ではなく、自分がハンドルを握る立場になったことです。特に2025年の4月からは『WBS』のキャスターをつとめることになったことで、これまでも番組には出演していましたが、まさに助手席から運転席に移ったような大きな変化がありました。ただ、番組のために外に取材に出かけ、現場の声を取材するという基本的な仕事内容は変わっていません。月曜日と金曜日は『WBS』の番組出演があり、それ以外の平日は基本的に取材活動、というのが現在のスケジュールです。
テーマに沿って現場で取材を重ね、
自分で伝える

まず週の初めに『WBS』で金曜に放送している「The追跡」という特集コーナーでその週に扱うテーマを決定し、リサーチを開始。ちなみに「The追跡」とは名の通り、その週に起きたニュースを経済の視点で追跡し、深堀りする特集です。様々な取材先を訪れて情報をキャッチしていくのですが、以前から大きく変わったのは、番組の中で特集の取材「全体」を担当するようになったこと。これまではOA当日のあらゆるニュースの現場に行く役割だったので、昨日テーマパークの取材をしていたのに、今日は国会……という風に毎日取材するものが変わっていました。現在は月曜のOAを担当しながら、金曜の特集OAに向け、ひとつのテーマに沿って奔走しています。取材したそれぞれのパートが繋がり世に流れるときの緊張感と達成感を味わう日々です。もちろん反省することも多々あります…。
WBS取材前の準備作業中
最初にキャスターをつとめることになった時、「なんという大きな仕事を受けてしまったのだろう」という気持ちでした。知識も経験も豊富な歴代の先輩たちと自分を比較してしまい、足がすくみました。しかし、いざ走り出してみて感じたのは、地道に勉強する努力と現場に足を運ぶことの大切さは、立場が変わっても同じだということ。今は経験が浅くても、自分が伝えなくてはいけないものを、自分で見て、聞いて、その上できちんと自分の言葉で話す。これを積み重ねていくしかないと感じていますし、そうしてやっと番組を観てくださる方に伝わるのではないでしょうか。もちろん、大きな責任が伴うことでもありますが、やりがいを感じています。
WBS取材中
「日常の感覚」を持ち続けることの大切さ

アナウンサーを志望するようになったきっかけは、学生時代に学生キャスターを経験したことでした。その時に番組作りの現場は見ていたので、アナウンサーの仕事が華やかなイメージとは違う仕事だということはわかっていました。実際に就職して実感するのは、「見えないところでの仕事」がとても多いということ。テレビ東京の良いところは、表に出る人、出ない人関係なく、一緒に働いている人たちがきちんと一社員として接してくれて、育ててくれる環境があるところだと感じていて、居心地の良さを感じます。
今、アナウンサーを目指している学生さんにお伝えしたいのは、アナウンススクールに通うなどの特別な準備よりも、時間があるからこそできる経験をした方がいいのでは?ということです。経験から養われたものは、皆さんを人として豊かにしてくれますし、それは自分をアピールする自信にもつながります。さらに、たとえば今スーパーでお米が5kgいくらなのかという「生活者目線の感覚」を持っていることも大切だと思います。私たちはいろいろな立場の人にお話を伺う仕事でもありますし、そういう感覚を持って取材し伝えることは、単純なようで実はとても重要です。
テレ東は人が少ないけれど、皆1人1人の仕事を見てくれていて、意思を汲み取って導いてくれる環境だと思います。自分なんて活躍できるだろうかと不安に思う気持ちは一旦忘れて、是非飛び込んでみてください。気がつけばもう、現場に立っていると思います。
Profile

田中 瞳
2019年入社/総合職採用(アナウンス部門)
コンテンツ戦略局アナウンス部所属。
現在は『WBS』(ワールドビジネスサテライト)のキャスターを主に担当。