PERSON 社員紹介

「テレビ東京の報道」ならではの
スタイルを実感

インタビュー
報道局総合ニュースセンター
カンブリア宮殿ディレクター
梅田 聖
※2026年9月現在

採用が進む中で
「テレビ業界」に興味を持った

学生時代に塾講師のアルバイトをしていたこともあり、最初は教育業界を志望していました。希望する会社に早めに内定を頂いたのですが、せっかくなので興味を持った分野の企業も受けてみようと。それで受けてみた企業の一つがテレビ東京でした。

最初はテレビ東京が行っていたYouTubeや配信のニュースコンテンツに興味があったから……くらいの理由だったのですが、採用試験が進むごとにテレビ業界に興味が深まっていったんです。運よく内定をいただきまして、入社することに決めました。社風にいい意味での「ゆるさ」を感じたこと、若手の頃からいろいろなことができそうだなと思えたのが理由です。

入社後、二か月ほどWBSを担当したあと、社会部の「警視庁記者」として配属されました。一般に事件報道は花形部署ですが、テレビ東京は経済番組がメインですので、取材した事件を後々企画にして報道することに重きを置いています。

それでいて、当時の先輩の口癖は、「報道局は社会部がないと底が抜けてしまう」でした。テレビ東京では主流ではなくても、事件や事故に関する報道はしっかりと行わなければいけない…そのことを肝に銘じて、日々仕事を行っていました。
人数が少なく、新人ながらいきなり取材現場をメインで任されることもあったため、最初は戸惑いやプレッシャーもありましたが、他局にはないスピードで責任の重い仕事ができるというやりがいも感じました。

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自分が興味を持ったことを、
掘り下げられる環境がある

最初に配属されたのは、事件・事故を取材する社会部でした。原稿の書き方などの基本を教わったあとは、WBSの企画や配信コンテンツの制作に積極的に手を挙げました。テレビ東京の良いところは、自分の興味関心がある分野を掘り下げられることです。
NISAが盛り上がる反面、投資のハードルが下がり若者の違法な投資被害が増えていることに関心をもち、”投資詐欺”や”マルチ商法”を中心に取材をし、企画にしました。自分の興味関心を掘り下げられる現場で、多くの経験をさせてもらいました。

そんな中で、悩むこともあります。違法な投資被害で娘を亡くした遺族を取材したことがあり、過去の話をしてもらうと、遺族はつらい気持ちになり、時には涙を流します。番組を作る上で、伝えるべきことはしっかりと伝えなければいけない。伝えたいことがあるから、つらい中で取材を受けてくださっていることを忘れず、対象者の思いをゆっくり、じっくり汲み取ることの重要性を学びました。

また、一番大変だった事件は、2022~2023年にかけて世間でも大きく報じられた「ルフィ広域強盗事件」です。長期間にわたる取材でしたし、事件規模も大きく、本当に会社で寝泊まりしながら追いかけるような状況でした。社会部は担当者が少なく、事件報道の枠もあまりないため、正直なところやり辛さはあったんですが、あの事件は実行役のほとんどが20代で、自分と同世代でした。そこに強い興味を持ち、「この事件を深く取材させてほしい」と上司に言ったところOKが出たんです。そこで、容疑者の親などの取材を行って、ドキュメンタリーとして形にしました。自分が興味を持った事件や物事を深く掘り下げて取材することを許してくれるのは、テレビ東京の良さだと思います。

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『カンブリア宮殿』の魅力は
「映像の強さ」と「裏側の面白さ」

現在は『カンブリア宮殿』を担当していますが、これは自分で異動の希望を出しました。大学では政治学を学んでいたこともあり、入社当初は政治記者を目指していました。しかし入社後、特番のお手伝いをした経験から「映像」の強さ、面白さを知り、「番組を作りたい」という思いに変わっていったことが理由です。

実際に今番組を作っていると、社会部との違いを大きく二つ感じています。一つは「テレビ的な面白さ」。今までは「情報を伝える」記者の仕事をしていたので感じなかったのですが、『カンブリア宮殿』では「映像でどう表現するか」が重要になる。映像はやはりインパクトがあります。同じ事実を伝えるにしても、映像を通せば語気や雰囲気、その空間の温度感がしっかり伝わりますし、受け手の感情を大きく揺さぶることができる。映像表現で表現の幅が広がるところがテレビの面白さです。
もう一つは、好調な企業の裏側を取材で紐解いていく面白さです。深く取材すれば、好調の理由は必ずわかります。そういった「裏側」をどう映像で描いていくのかを考えるのは、とても面白いですね。社会部時代に培った取材相手とのコミュニケーション術は、番組作りの中でも生きていると思います。

テレビ東京は、いい意味で他のテレビ局と全然違いますし、「テレビ局っぽくないところ」が面白いと思っています。裁量権も大きいので、若手のうちにいろいろと挑戦したい人にはとてもいい環境だと思いますよ。

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Profile

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梅田 聖 2022年入社/総合職採用
カンブリア宮殿 ディレクター

WBSディレクターを経て、22年7月から社会部記者として警視庁などを担当。
ルフィを名乗る指示役による一連の広域強盗事件や、安倍元総理の国葬警備などを取材。中でも投資詐欺や悪質マルチ商法に関心があり取材を継続している。
24年11月からカンブリア宮殿のディレクターになる。並行して事件・事故に関するドキュメンタリーを制作し、TXNドキュメンタリー大賞の受賞歴もある。