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柔道女子52kg級で表彰台を独占!期待の若手・阿部詩が躍進

2016.12.2

 2日に東京体育館で開幕した柔道の国際大会「グランドスラム東京2016」の女子52kg級で、全てのメダルを日本人選手が手にするという快挙を達成した。

 

 

 日本人選手が順調に勝ち進んだ女子52kg級の準決勝では、阿部詩(夙川学院高1年)と立川莉奈(福岡大学2年)、志々目愛(了徳寺学園職)と角田夏実(了徳寺学園職)の対決が実現。阿部が大外刈で一本勝ち、角田が腕挫十字固で一本勝ちを収め決勝へ進んだ。両者ともに譲らぬ攻防を見せたが、残り22秒、下からの腕挫十字固を極めた角田が一本勝ち、見事金メダルを獲得した。

 

 最年少優勝(16歳4ヶ月)がかかっていた阿部は、試合後に「優勝を目指していたので、結果に満足はしていないです」としつつも、「これだけやれるってことがわかったのはよかったです」と手応えを感じている様子。決勝戦については、「もうちょっと前に出られていたら、ああいう風(関節技をかけられる)にはならなかったかも、というのはあります」と振り返り、「兄(男子66kg級の阿部一二三)と2人で優勝するのが目標なので、東京オリンピックでは2人でメダルを取りたいです」と今後の抱負を語った。

 

 

 同階級では、3位決定戦に進んだ立川と志々目がそれぞれ勝利したことで、全てのメダルを日本人選手が獲得する快挙を成し遂げた。

 

 

 また、女子48kg級では、初戦を縦四方固めで一本勝ちした近藤亜美(三井住友海上)と、合せ技で一本勝ちを決めた渡名喜風南(帝京大3年)が直接対決。両者ともに指導を受けた後、渡名喜の小外刈が技ありの判定を受け、リードを守りきった渡名喜が勝利した。準決勝に進んだ渡名喜だったが、惜しくも敗戦。続く3位決定戦では、指導の差で優勢負けを喫した。一方、敗者復活戦から3位決定戦に進んだ近藤は、ガルバドラク(カザフスタン)に優勢勝ちを収め、銅メダルを手にした。

 

 

 そして、リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得した松本薫が不在となった、今大会の女子57kg級には、芳田司(コマツ)、玉置桃(三井住友海上)、宇髙菜絵(コマツ)、石川慈(コマツ)の4人が出場。石川は準々決勝で破れるも、敗者復活戦を勝ち上がって3位決定戦へ。順調に勝ち進んだ芳田は、準決勝でリオデジャネイロ五輪銀メダリストのドルジスレンと対決し、腕拉十字固で一本勝ちの金星をあげた。また、宇髙と玉置の日本人対決は、払腰で一本勝ちを決めた宇髙が決勝へ進み、玉置は3位決定戦で石川と対決することに。延長線にもつれ込むも、、玉置が銅メダルを獲得した。芳田と宇高による決勝戦では、一歩も譲らぬ激戦が繰り広げられ延長線に突入。両者ともに決めきることができない中、宇髙に指導が与えられ、芳田が金メダルに輝いた。

 

 

 大会2日目は、中矢力(ALSOK)が出場する男子73kg級、永瀬貴規(旭化成)が出場する男子81kg級、能智亜衣美が出場する女子63kg級、新井千鶴(三井住友海上)が出場する女子70kg級の試合が行われる。この模様は、夕方4時35分からテレビ東京系列で放送。

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