【女子48kg級 渡名喜風南】
“負けず嫌い”とは彼女のためにある言葉かもしれない。幼少のころ運動会の徒競走で前を走る男の子をゴール直前で引っ張り、トップを譲らなかった。愛らしい表情の一方でそんな武勇伝を持つ渡名喜だが、その気質こそがこの夏彼女を輝かせる。
一年前の夏、同い年のライバル・近藤亜美がリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得。「(近藤の)試合を見ていられなかった。」これまでに感じたことのないほどの悔しさを味わった。このまま離されるわけにはいかないと練習の鬼はさらに練習に打ち込んだ。すると今年8月の世界選手権、初めての大舞台で世界の頂点に。
この優勝によりグランドスラム東京で優勝すれば来年の世界選手権代表に内定。夢の東京五輪に向け、代表争いでは大きなアドバンテージとなる。それでも「あくまで挑戦者としてひとつひとつ戦っていきたい。」と“負けず嫌い”な世界女王に隙は見当たらない。
名前:渡名喜風南(トナキ フウナ)
階級:女子48kg級
身長:148cm
得意技:足技、小外刈、背負投
世界中の猛者が集まる柔道の国際大会「柔道グランドスラム東京」。オリンピック金メダリストも出場するこの大会は、ワールドツアーの一つとしてオリンピックの代表選考に大きく影響する重要な大会。
特に今年8月の世界選手権で金メダルを獲得した7人は、グランドスラム東京で金メダルを獲得すれば、来年の世界選手権代表に内定!すなわち2020年東京オリンピック代表の座を大きく手繰り寄せる大一番に。
一番手がこのまま突き進むのか!?はたまたその勢いに「待った」をかけるのか!?ニューヒーローの誕生にも注目が集まるグランドスラム東京。そんな大舞台に挑む日本代表選手を紹介します。