柔道のルール

柔道の基本

まずは柔道の基本です。

柔道は畳の上で行われその大きさは最少で8m×8m、最大で10m×10mと定められています。ちなみに柔道グランドスラム東京2017は東京体育館で行われ、10m×10mの畳が使用されます。選手が着ている柔道着には白と青があります。もともとは白い柔道着だけでしたが、選手が判別しやすいようにと1999年の世界選手権からカラー柔道着が導入されました。色はトーナメントの名前の上にある人が白と決まっています。背中には、名前と所属が書かれたゼッケンがつけられています。袖のたるみ具合や道着の長さも決まっており、不正がないか試合毎にチェックが行われています。

階級

柔道は体重ごとに階級を分けて試合が行われます。その数は男女それぞれ7階級設けられています。男子は60kg、66kg、73kg、81kg、90kg、100kg、100kg超級。女子は48kg、52kg、57kg、63kg、70kg、78kg、78kg、78kg超級があります。ちなみに最重量級である「超級」というのは上限がないことを言い、男子では100kg以上、女子では78kg以上のことを言います。軽量級は技数が多くて、展開が早いのが特徴です。

勝敗の決め方

柔道の勝敗を決めるには、大きく分けて3つのパターンがあります。

一つ目は「一本」
最も大きいポイントで「一本」が決まった瞬間、試合は終了します。一本には大きく分けて「投げ」によるものと「抑え込み」によるものがあります。「投げ」では「1.相手を制す」、「2.背中を畳につける」、「3.強さ」、「4.速さ」の4つの要素を満たすことが条件になります。抑え込みとは寝技の展開に持ち込んだ際に、相手の背中及び両肩を畳に着けた状態で抑え込むことを言います。「抑え込み」の場合には20秒で「一本」となります。
二つ目は「技あり」
「技あり」は一本に必要な4つの要素「1.相手を制す」、「2.背中を畳につける」、「3.強さ」、「4.速さ」のうち2つ以上を満たすもので、「完全に一本」とは言えないまでも相手を制している状態を言います。
三つ目は「反則」
わざと相手と組み合わなかったり明らかに消極的な姿勢を取った場合など「指導」が与えられます。その他にも、攻撃をせずに「標準的」な組み方以外の組み方をしたり、相手を故意に場外に押し出すことなども「指導」の対象です。「指導」は3回受けると、その時点で「反則負け」となります。

ゴールデンスコア方式の延長戦

試合時間が終わっても両者のスコアが同じ場合、延長戦に突入します。延長戦は時間無制限で行われ、技が決まり、どちらかにポイントが入るか指導の数に差が出た時点で、勝敗が決まります。

新ルール

柔道では昨年に新しいルールが試行されました。一昨年のリオオリンピックをきっかけにいくつか変わった点があります。

試合時間(男子)5分⇒4分
男子の試合時間。これまでの試合時間は男子が5分、女子が4分でしたが、新しいルールでは男女ともに4分になりました。時間を短縮することで、試合展開を早める狙いがあります。
「有効」の廃止
柔道の勝敗のポイントは「一本」「技あり」「有効」の3段階でした。それが新しいルールでは「有効」を廃止、「一本」と「技あり」の二つだけになりました。
反則負け 指導「4」⇒「3」
指導による反則負けのルールが変わりました。これまでは指導が「4つ」与えられると反則負けでしたが新ルールでは「3つ」になりました。これによって、より積極的な柔道が求められることになりました。