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いきなりクライマックス!決勝で丸山VS阿部が実現か!?

2019.11.22
柔道グランドスラム大阪 - いきなりクライマックス!決勝で丸山VS阿部が実現か!?

11月22日に開幕する柔道グランドスラム大阪。

2020年東京オリンピック代表選考を兼ねる大一番に日本代表はどんな思いで挑むのか。

男女全階級の見どころを紹介する全14回連載の7回目。

 

世界選手権での丸山城志郎(ミキハウス)と阿部一二三(日体大)Photo Sachiko Hotaka

 

グランドスラム大阪2019(11月22~24日・丸善インテックアリーナ大阪 以下GS大阪)の組み合わせが21日決定した。大会初日に行なわれる男子66kg級で第1シードで今年の世界王者・丸山城志郎(ミキハウス)と第3シードで17・18年の世界王者・阿部一二三(日体大)は別ブロックで、お互い順当に勝ち上がれば決勝でぶつかることになった。

 

丸山城志郎(ミキハウス)Photo Sachiko Hotaka

 

振り返ってみれば、昨年のGS大阪で丸山は決勝で阿部から巴投で技ありを奪い阿部の大会3連覇を阻止した。まだ主語は阿部だったが、この大会での優勝をきっかけに、丸山の快進撃は始まったといっていい。

 

20日に行なわれた公開練習で丸山は「思い通りにいかないのが勝負の世界」と手綱を締め直していた。

 

「世界選手権のようにアクシデントがあるかもしれないが、そういうことは考えず、″丸山、強いな″というところを見せつけたい」

 

世界選手権以来となる阿部とのライバル対決について訊かれると、丸山は即答した。

 

「もちろん勝つだけ。その気持ちだけ」

 

今年の世界選手権で優勝し今大会も制すると、東京オリンピック代表内定の可能性も出てくる。そんな大一番に関していえば、あえて意識していないことを強調した。

 

「今大会は大野将平選手が欠場になったので、男子では自分だけリーチがかかっている状況かもしれないが、そういうことは一切考えず、自分が貫いてきた気持ちをぶつけたい」

 

阿部一二三(日体大)Photo Sachiko Hotaka

 

対する阿部も「自分の柔道を100%出して勝ち切るしかない」と覚悟を決めている様子。

 

「(丸山選手との対決になってもそう。しっかりと自分の気持ちを強く持ち、初めから全開でやりたい」

 

天王山を前に井上康生監督は「(ふたりとも)やるべきこと、自分の置かれている立場をしっかり理解したうえでここまで調整してきていると思う」と見守っていた。「丸山は覚悟を決めて大阪の地に入ってきている。阿部はまずこの一戦に勝利しなければいけないという自覚を持ったうえで調整してきている」

 

決勝までも難所は多々待ち構えている。丸山は準決勝で対戦が濃厚な今年の世界選手権銀メダルのキム・リマン(韓国)がひとつの山となるか。一方、阿部は準決勝でアン・バウル(韓国)と対戦する可能性も。

 

男子66kg級の相田勇司(國學院大)

 

いずれにせよ、世間の目は決勝で丸山VS阿部が実現するかどうかに集中している。丸山が伝家の宝刀である内股で阿部を返り討ちにするのか。それとも″10年に一人の逸材″といわれる阿部が雪辱を果たすのか。

 

初日から、いきなりクライマックス!

 

文=フリーライター・布施鋼治

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