小さい子どもと出かける時、重宝するのがベビーカー。しかし、折りたたみ式のベビーカーで子どもが指を挟んでしまい、切断しそうになったという重大な事故が起きた。
どんな時にそういった事故が起きるのか、どうすれば防げるのか折りたたみ式ベビーカーに潜む危険と安全に使うための注意点について紹介する。
国民生活センター商品テスト部 松本浩司さんに話を伺った。
現在多く売られているベビーカーは、三つ折りタイプや二つ折りタイプなど、利便性を考えた折りたたみ式のものがほとんどである。
子どもが指を挟む事故は、これらの折りたたみ式のベビーカーを広げたり、折りたたんだりする時に、ベビーカーの側面や後ろ部分にあるフレームが可動して、指を挟んでしまうことで起こると考えられる。
調査した機種においても、フレームが交差する可動部分は側面に多く、二つ折りタイプの
ベビーカーは、後ろにも可動部分が多く見られ、10か所以上も可動部分がある機種もあった。
中には、部分的に指を挟みにくくしたり、万が一指を挟んでも力が集中しないようにして、ダメージを小さくするような工夫をしているものも見られた。
子どもを、思わぬ事故から守るには、以下のような点に注意する。
・フレームの交差する部分に指が入らないようにカバーが付いているものや、フレーム同士が密着しないような設計になっているものを選ぶ。
・ベビーカーを開閉する時には、子どもをベビーカーに触れさせないようにする。
・使用中、不意に折りたたまれて指を挟まれないようにするために、組み立て後は確実にロックされていることを確認する。
・使用中は折りたたみのロックボタンに触れないように注意する。
<今日のキーワード>
「開閉時には、子どもをベビーカーに絶対触れさせない」
「組み立て後は、ロックがかかっていることを確認し、使用中はロックボタンに触れない」