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第5回(5/2放送分) 「身近な製品事故はこんなにある」

5月は「消費者月間」。私たち消費者は、快適なくらしを楽しめる便利な製品に囲まれて生活しているが、これらの製品も使い方次第で思わぬ危険を招くことがある。
今回は身近な製品に潜む危険について紹介する。
国民生活センター商品テスト部危害情報室 角村浩室長に話を伺った。

キッチンはガスや電気、水を使い比較的事故が多い場所。 例えば被害が大きいものとして、ガスコンロの近くでスプレー缶を噴霧した際に、引火してしまったというものがある。スプレー缶は中に可燃ガスが入っていて、火の近くで使用すると簡単に引火してしまうため絶対に火の近くでは使わないように気をつける必要がある。
 また電子レンジでも事故が多く、例えば、コーヒーを電子レンジで温めていたら、突然噴き出したという事故があった。電子レンジは中心部分からものを温める性質があるので、対流が起こりにくい細長い形のコップなどでは、このような事故が起こりやすい。
  それから、夏場には車内にスプレー缶を放置していて、それが破裂してしまった事故も起きている。夏場の車内は非常に気温が上がるうえ、それによってスプレー缶内部の圧力が上昇し、その結果、破裂に至る。実験したところ、非常に危険なことがわかったので、決して車内にスプレー缶を放置しないようにして欲しい。

浴室もとても事故が起こりやすい場所で、幼児が使う浴槽用浮き輪でも事故が起きている。
母親が子どもを一人残して、ちょっと目を離したすきに、浮き輪ごと転覆してしまい、自力では起き上がれず、そのまま亡くなったという痛ましいこともあった。浴槽用浮き輪は、子どもが少し身を乗り出すだけで重心が高くなり、転覆してしまうことがあるので使用しないことが望ましい。

このように身近なところで製品事故が起きた場合は、第2、第3の事故を防ぐためにも、国民生活センターやお住まいの自治体の消費生活センターに相談するようにして欲しい。

<今日のキーワード>
「製品は取扱説明書をよく読んで正しく使用する。」
「事故の情報は、国民生活センターや消費生活センターに伝える。」