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第9回(5/30放送分) 「身に覚えがないのに・・・ 携帯電話が水濡れ!?」

日本での契約件数が1億件を超えたという携帯電話だが、故障して修理に出したときに、身に覚えがないのに「水濡れしている」という指摘を受けるケースが発生している。
全く知らないうちに、携帯電話が水に濡れた時と同じ症状で故障する・・・
このような故障がなぜ起こるのか、国民生活センター商品テスト部 仲野禎孝さんに話を伺った。

水に濡らした覚えがないのに「水濡れによる故障」と言われたという苦情相談が全国の消費生活センターに多く寄せられている。
そこで消費者に携帯電話の使い方についてアンケートを実施したところ、「雨の中で使う」、「濡れた手で操作する」、「衣類のポケットに入れて汗などで濡れてしまう」などの使い方を多くの人が日常的にしていることがわかった。
これに基づき商品テストを実施した結果、雨の中や濡れた手で繰り返し使用することを想定したテストでは、内部にある電子基板や充電端子が腐食し、電話機が使えなくなった。
また、湿気の多い場所に繰り返し出し入れするテストでも、電話機の中に貼ってある「水濡れ判定シール」が反応した。
このように防水機能のない携帯電話の内部に水分が浸入すると、水の中に落とした時と同じように故障することがある。
消費者へのアンケートでは2割の人が携帯電話を完全に水没させた経験があると答えている。
防水機能のない電話機は数秒間でも水没させるとほとんどの機種が使用不能となる。

携帯電話は精密な電子機器なので、少しの水であっても濡らさないように注意が必要である。
また、携帯電話内部の結露を防ぐため、湿気の多い場所に長時間さらしたり、周囲の温度が急激に変化するような使い方はしないで欲しい。
これらの水濡れによる故障は、どの携帯電話会社でも修理が有償になったり、または一切受け付けてもらえない場合もあるので、正しい使い方を心がける必要がある。

<今日のキーワード>
「携帯電話は精密電子機器」
「少しの水でも濡らさないように注意する」
「湿度の高いところでは使わない」