第18回(8/ 1放送分) 「防ごう! 水の事故」


夏は家族で海や川に遊びに行く機会も増えるが、気をつけたいのが水の事故。
今回は、水遊びの注意点と水の事故から身を守る方法について長岡技術科学大学教授 斎藤秀俊さんに話を伺った。
水の事故のうち7割から8割は、服を着ている着衣状態で溺れているといわれている。
服を着たまま水に落ちると、パニック状態になり、手足を動かす間もなく、体が沈んでいき、そのまま亡くなるというケースが非常に多い。
それを防ぐためには着衣状態で水に浮く「着衣泳」を覚えることが大切である。
「着衣泳」とは、「服を着たまま泳ぐ」というのではなく、自分自身や周囲の物の浮力を活用し、仰向けで大の字になって体の力を抜く「背浮き」という姿勢で「浮いて救助を待つ」というものである。
一部例外もあるが、服にたまった空気や靴には浮力があるため、服を着ていない状態より簡単にくことが出来る。
また、ペットボトルなど大きな浮力があるものをお腹にかかえると、さらに簡単に浮くことが出来る。
そしてむやみに動かず、「背浮き」の姿勢を維持して、そのまま救助を待つ。
泳いで移動するよりも、まずは浮くことが大事なことである。
海水浴や川遊びに行くときには、水によく浮き、「背浮き」の姿勢をとりやすい運動靴を履くことが望ましい。また、ライフジャケットを持っている場合は、着用してほしい。ライフジャケットの着用は海上保安庁や消防庁も推奨している。
万が一水に落ちてしまったり、沖に流されてしまった場合は、とにかく慌てないこと。
そして「背浮き」の姿勢を維持することで、救助される可能性が高くなる。
もし、溺れている人を見たら焦って自分で救助しようとすると、二次災害に繋がる可能性があるので速やかに119番通報をしてほしい。
<今日のキーワード>
「水に落ちてしまったり流されてしまったときは慌てず『背浮き』で救助を待つ」
「水遊びのときは運動靴を履く」
「溺れている人を見たら119番に通報」