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第21回(8/ 22放送分)  「乗用車の視界」

車の運転中に、周囲の安全が確認しにくくて、ヒヤリとしたことは誰にでもあるはず。

ドライバーにとって安全確認はとても大切である。

今回は、全国の消費生活センターに寄せられた「外の様子が見にくい時がある」などの情報をもとに、乗用車の視界に関するテスト結果について国民生活センター商品テスト部 石田理さんに話を伺った。

寄せられた情報には、

・車のフロントガラスと運転席のドアガラスに挟まれた「Aピラー」と呼ばれる柱で視界が妨げられる。

・バックガラスに色の濃いプライバシーガラスが使われているために、運転中の後方の視界が妨げられる。
といったようなものがある。

国内の自動車メーカーにアンケートをとったところ、 「Aピラー」について外装面では車の衝突安全性を高めるため、内装面では衝突時の乗員の頭部保護のため、より衝撃を吸収する内装材を使用することで太くなっていると回答があった。

また、プライバシーガラスは、約90%の車種で使用されており、車内の温度上昇を抑えたり、エアコンの使用が減ることによる燃費向上の他、プライバシー保護など、消費者からの要望が多いことが採用する理由となっていた。

「Aピラー」のテストでは、死角となる場所に対象物を置き、運転席から視認できるかテストを実施したところ、人形や車いすに乗った人が見えなかったほか、対向車を想定した車も見えにくかった。

「Aピラー」は車種を問わずどの車にも存在するため、右折や左折、発進の際は、頭を動かし安全確認をすることが大切である。

一方、プライバシーガラスのテストでは車の後方に対象物を置き、運転席から視認できるかテストを行なった。その結果、色の薄いガラスでは視認できた白い円柱や黒い服を着せた人形が色の濃いガラスでは見えにくくなった。

特に夜間は、ガラスの色が薄ければある程度対象物を確認できるが、色の濃いガラスでは確認することが難しくなるため、夜間の運転はより一層の注意が必要である。


<今日のキーワード>

「プライバシーガラスを装備した車を運転する時は、夜間、後方が確認しづらいので注意する」

「右左折などの際、歩行者や対向車がAピラーに隠れて見えなくなる時があるので、頭を動かして安全確認をする」