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第22回(8/29放送分)  「防災教育を考える」

9月1日は防災の日。

災害が起こったときには自分自身を守り、お互いに助けあう力が大切となるが、そうした「防災の力」を育てようと積極的に活動する自治体や学校が増えている。

今回は、学校教育の現場からみた防災教育について、江東区立深川第五中学校教諭 篠田貴司さんに話を伺った。

いつ起こるかわからない災害に備え、学校で集団行動に慣れていて、体力も大人並みにある中学生に対し防災教育をすることは、地域の防災の力を高めるという点で意義がある。

今回は、防災の専門家を呼び、空き缶を使ってサラダ油を燃料にお米を炊くという授業。

材料は、アルミ缶、アルミホイル、サラダ油、ティッシュペーパー。

アルミ缶を立てて下から3センチ、上から7センチの位置で切り取ると、3センチと7センチの深さの缶ができる。これを3組作り、3センチの深さの缶の中に、ティッシュペーパーで作った芯をアルミホイルを使って立て、そこにサラダ油を注ぎ、三角形になるように並べる。

このまわりに7センチの缶を置き、鍋を支える五徳として使用する。

これで簡易コンロが完成する。

出来上がった簡易コンロにお米の入った鍋を置き、周りをアルミホイルで囲えば、約40分で炊き上がる。

この授業の狙いは、空き缶を使ってお米を炊く技術を教えるというより、災害で何もなくなってしまったとき、身のまわりにあるものを工夫して使うことで、『なんとかなる!』と教えるところにある。

また、それを通じて「いわゆる『生きる力』を強く育てたい」という。

その他、同中学校では阪神・淡路大震災のボランティア団体の方々から、大地震が起きたときの実体験について話を聞いたり、卒業前の3年生を対象に普通救命救急の講習を行い、資格を取って卒業する形をとっているという。