第38回(12/19放送分) 「知っておきたい!つけ爪トラブル」

最近、普段から爪のオシャレを楽しむ女性が増えている。その一方で、つけ爪に関する様々な相談が寄せられている。
今回は、つけ爪を楽しむ上での注意点について、国民生活センター商品テスト部危害情報室 青山陽子室長補佐に話を伺った。
つけ爪にはいろいろな種類があり、ネイルチップと呼ばれる人工爪を接着剤や接着テープで自分の爪に固定する方法のほか、アクリル樹脂などを使い、自分の爪に人工の爪を形成する「スカルプチュア」や「ジェルネイル」などと呼ばれる方法がある。最近では、ネイルサロンでの施術以外にも自分で人工爪を作れるキットや用具がたくさん販売されているので、自分でキットを購入して施術を行う人も増えている。
寄せられている相談のうち、ネイルサロンで施術を受けた例では、「つけ爪をつけてもらった2日後から指が腫れ化膿してしまった」「自分の爪にカビが生えてしまった」などがある。また、自分で施術を行った例では、「雑貨店で購入したつけ爪用の接着剤を使おうとして蓋を開けたところ、液が飛び散り、ジーパンをはいていた太ももにたれて、やけどしてしまった」というような、つけ爪用品によるやけどやただれの相談がある。
つけ爪を楽しむためにまず覚えておいてほしいことは、つけ爪の施術は爪をやすりで削ったり、化学物質を大量に塗ったりするので、爪に負担がかかるという点である。施術を繰り返し、爪が弱くなっているときなどには無理して続けず、爪が再生するまで時々休ませてあげてほしい。さらに施術の際もしっかり消毒しなかったり、つけ爪と自分の爪の間に隙間が生じたりすると、カビが生える場合がある。
そして、施術後も衛生管理をしっかりと行い、少しでも異常を感じたらすぐに皮膚科を受診してほしい。
また、つけ爪用接着剤などのつけ爪用品には、皮膚につくと、かぶれたりやけどを起こしたり、引火の危険性がある場合もあるので、購入の際は表示をよく確認し、使う際は慎重に取り扱ってほしい。オシャレも大事だが、健康はもっと大事なので、自分の爪と相談しながら楽しんでほしい。
<今日のキーワード>
爪の手入れやつけ爪の施術は爪に負担がかかるので時々休ませる
衛生管理をきちんとして、異常を感じたらすぐに病院に行く
つけ爪用品でやけどなどをしないように取り扱いは十分に注意する