第47回(2/27放送分) 「市販薬の販売方法が変わります」

風邪薬などの市販薬を購入するとき、ドラッグストアなどで購入することがある。その市販薬の販売方法が、2009年6月から変わる。 今回は、変更される「市販薬の販売方法」について、厚生労働省医薬食品局薬事企画官関野 秀人さんに話を伺った。
医薬品には、必ず効果もあれば副作用もある。
例えば、鼻水を止めよう思った時に薬を飲むと眠くなったり、頭が痛い時に薬を飲むと胃が痛くなったりドキドキしたりする。できるだけ使う人にこういった副作用があることを知ってもらうことが重要であると考え、あらかじめ専門家から説明を受けて薬を買ってもらうことを目的とし、今回制度を変えることとした。
販売方法は、薬の作用と副作用に応じ、専門家にしっかりと情報提供して販売してもらうため、まず医薬品を作用と副作用の強さに応じて3つに分類する。作用・副作用の強い方から順に「第一類医薬品」「第二類医薬品」「第三類医薬品」と呼ぶこととし、一番リスクの強い第一類医薬品に関しては、薬剤師が書面で情報提供することを義務づけている。次にリスクの高い第二類医薬品は、薬剤師または新しい専門家である「登録販売者」という都道府県の試験に合格した者が説明することを求めている。そして第三類医薬品は特に説明を要しないという制度になっている。また今回の制度では、店舗で薬が並べられると、その外箱に必ず「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」と表示されるので、どの薬がどの分類になるかということがはっきり判るようになる。「第一類医薬品」は特にリスクが高く、もともと病院や薬局でもらっていた薬が市販されたケース。「第二類医薬品」に該当するものは、入院相当の健康被害が起こる恐れがあるもの。そして「第三類医薬品」は、副作用が起こった場合でも特に重大なことが起こらないものである。市販の薬を3つに分けたのは、きちんと専門家から説明を受けてもらうためである。事前にどういう副作用が起こるかを知ることにより、何か起こった時にも早期発見につながるので、面倒がらず、きちんと説明を受けて買うようにしてほしい。そして相談ごとがあれば、遠慮なく専門家に相談してほしい。
健康を第一に考え、まずは薬を飲まなくて良いように気をつけることが大切だが、どうしても頭が痛かったりお腹が痛かったりした場合には、専門家から聞いた説明を理解した上で、用法用量を守って正しく使うように心がけたい。