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医療用語解説

Karte#10 SILSによる副腎腫瘍摘出手術  患者:菅野千尋(12歳男児)

患者は副腎から発生したステージ1の神経芽腫。
小児がんの一種で、転移の可能性もある悪性度の高い腫瘍で、早急なオペが必要。
命は患者の予後を考え、穴をひとつしか開けない単孔式腹腔鏡手術「SILS」で腫瘍摘出を行う。
通常、腹腔鏡手術はメス・鉗子・カメラ用として体に3つほど穴を開けるが、SILSの場合穴はひとつで済み、しかも開ける位置を臍(へそ)にすれば、ほぼ無傷のオペが可能になる。
ただ、穴がひとつになることで、メス・鉗子・カメラを全て同じ位置から操作せねばならず、見づらく、切りづらく、縫いづらい。
執刀医には高度の技術が必要となるが、開腹手術や通常の腹腔鏡手術に比べて、患者の体への負担が少なく回復も早い。

今回の医療用語解説
神経芽腫
腎臓の上部に位置する副腎や,脊椎の両側にある交感神経節から発生する腫瘍。
小児の固形悪性腫瘍(固まりを作るがん)の中では脳腫瘍の次に発生頻度が高い。

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©入江謙三・橋口たかし・小学館 ⁄「最上の命医」製作委員会