2013年5月1日

水曜ミステリー9 400回記念

捜査検事近松茂道13 せとうち望郷殺人事件

キャスト

近松茂道 ・・・ 高橋英樹
藤森明子 ・・・ 池上季実子
水野健史 ・・・ 石黒賢
寺崎一雄 ・・・ 加藤雅也
芦田景子 ・・・ 酒井美紀
寺崎民子 ・・・ 水野久美
中村宏美 ・・・ 大島さと子
内藤博史 ・・・ 冨家規政
瀬川晋 ・・・ 徳井優
細見壮一郎 ・・・ 倉石功
小山 ・・・ 小倉一郎
岡村哲也 ・・・ 土屋裕一
芦田秀則 ・・・ 菊池均也
福田刑事 ・・・ 坂田雅彦
あらすじ

岡山に赴任してきた捜査検事の近松茂道(高橋英樹)は、事務官・藤森明子(池上季実子)に県内を案内してもらっている最中、下津井漁港で岡山県警の刑事・水野(石黒賢)らが、漁師の寺崎一雄(加藤雅也)に任意同行を求めている現場を偶然目撃してしまう。
事の起こりは、近松の赴任の1週間前。会社員の芦田秀則(菊池均也)が自宅で何者かに殺害された。芦田は妻の景子(酒井美紀)にたびたび家庭内暴力を振るっており、それを知った景子の兄・寺崎が逆上。犯行前日には、寺崎が芦田の会社に乗り込み、芦田を殴りつけている姿が目撃されていた。また、寺崎は過去にも傷害事件を起こし服役していたという前科があり、捜査陣は今回も寺崎の犯行ではないかと見ていた。
警察の読み通り、その後寺崎は犯行を自供。同僚の細見検事(倉石功)は、寺崎起訴に向けて動き出す。ところが、細見検事が急きょ入院することになり、寺崎の事件は近松が引き継ぐことになってしまった。そこで近松は、起訴状の作成を前に、事件の資料を全て読み込み、事件の概要を知ることに。すると、寺崎の供述内容には矛盾がないものの、物的証拠が乏しいことを知る。そこで近松は水野に相談の上、景子や、景子のアリバイを証言した職場の社長・内藤(冨家規政)に聞き取り調査を始めることにした。
すると、景子が勤めるジーンズ工房の取引先の社長・瀬川(徳井優)が、芦田が殺害された時間帯に、岡山城の展望台から望遠鏡で市内を見ていたところ、偶然後楽園に寺崎がいるところを見たと言い出す。急いで裏づけを取ると、確かに岡山城の展望台からは後楽園がはっきり見えることが判明する。
早速、近松は水野に事情を話し、寺崎にアリバイを証明する目撃証言が出たことを伝える。ところが、それを聞いた寺崎は、なぜかその目撃証言を否定。頑なに自分の犯行だと言い出す。
寺崎が何かを隠していると感じた近松は、起訴を取りやめ、さらなる捜査をするよう水野に命じる。しかし、寺崎は主張を変えようとせず…。

スタッフ
【原作】高木彬光
【脚本】坂上かつえ
【監督】藤嘉行

水曜日のミステリーはおかげさまで放送400回を超えました。その中で、シリーズ13回を迎えた「捜査検事 近松茂道シリーズ」をもう一度紹介します。

第1回 グズ茂検事の犯罪捜査
【初回放送日】 2002年4月24日
【ロケ地】 兵庫県 神戸
シリーズ第一作。高木彬光の原作にある神戸地検が舞台。シリーズ中、唯一の男性事務官でした。執筆業と並行して俳優もされる筒井康隆さんの悪役ぶりは、悪役専門の俳優さんも真っ青の名演技でした。
第2回 検事 近松茂道 古都金沢~能登殺人情話
【初回放送日】 2003年3月19日
【ロケ地】 石川県 金沢
金沢・能登ロケ。ロケ中は大雪に見舞われました。スケジュールが詰まっていたある俳優さんは、翌日、東京で別の仕事がある為帰京しなくてはならない日、飛行機も電車も車も、あらゆる交通機関が麻痺して帰れず、東京の仕事をキャンセルすることに。ロケ隊も普通には帰京できず、電車で帰ったスタッフは15時間もかかってしまうなど、大混乱でした。

第3回 捜査検事 近松茂道③ 銀山温泉の殺人報告
【初回放送日】 2004年3月10日
【ロケ地】 山形県
会津若松を出発し、銀山温泉・最上川を回るバス旅行の設定があり、ロケ時移動距離ナンバー1。10月ながら、閉山間際の景勝地“御釜”での撮影は極寒ロケでした。山形名物・芋煮は、冷えた体を温めてくれました。
第4回 捜査検事 近松茂道④ 昇仙峡に舞う殺人事件
【初回放送日】 2004年8月4日
【ロケ地】 山梨県 甲府
美しい富士山を擁する山梨県で撮影。ラストシーンの本栖湖では、最初は靄に隠れていた富士山でしたが、お芝居がクライマックスに向かうにつれて、まるでお芝居を気にするかのように、キレイな顔を覗かせてくれました。

第5回 捜査検事 近松茂道⑤ 自白
【初回放送日】 2005年6月15日
【ロケ地】 京都府
日本を代表する観光地であり、高橋さんも時代劇で馴染みの深い京都で、満を持しての撮影でした。江戸時代から伝わる御所人形の人形師を取上げ、東山、祇園、嵐山とロケを敢行しました。近松検事、恒例の県内視察では、当時、嵐山の駅に出来たばかりの足湯にも入りました。
第6回 捜査検事 近松茂道⑥ 拳銃魔
【初回放送日】 2006年3月8日
【ロケ地】 長野県
冬の長野での撮影でしたが、心配した積雪具合は、撮影にはほどよく美しい雪景色でした。ただ夜間ロケが多く、盆地ならではの寒さに、出演者スタッフ一同、苦しめられました。高橋さん曰く「雪が降っているほうが暖かく感じる」まさにそれほどの寒さでした。

第7回 捜査検事 近松茂道⑦ 美濃土鈴伝説殺人事件
【初回放送日】 2007年5月9日
【ロケ地】 岐阜県
織田信長が天下統一の本拠地とした金華山から眺める、ゆったりと流れる長良川と山々の景色は、絶景でした。美濃和紙や、美濃焼きの土雛や土鈴など、伝統工芸を多く取上げました。水の都・郡上八幡にも滞在し、高橋さんをはじめ、山下真司さん、酒井敏也さんら明るいメンバーばかりで、夜は笑い声がたえませんでした。
第8回 捜査検事 近松茂道⑧ 伊勢志摩海女伝説殺人事件
【初回放送日】 2008年6月4日
【ロケ地】 三重県
景勝地「横山展望台」での撮影日、天気予報はあいにくの雨。大の晴男、高橋さんに皆すがる思いでした。撮影現場に着くと、なんと、撮影場所だけが晴れて、リアス式の美しい海岸線もキレイに撮影出来ました。雨レーダーによるとロケ地を中心に周りはどこも雨でした。恐るべき高橋さんの晴れ男っぷりでした。

第9回 捜査検事 近松茂道⑨ 安寿と厨子王伝説殺人事件
【初回放送日】 2010年3月17日
【ロケ地】 福島県
福島編では、近松検事が赴任後の県内視察で、会津若松の名湯 東山温泉に入りました。素晴しい雪景色での入浴場面は、このシリーズの名場面の一つです。会津は雪でしたが、福島市がある浜通りは冬晴れ。福島県は場所によって天気が大きく変わることも驚きでした。
第10回 捜査検事 近松茂道⑩ 桐生織伝説殺人事件
【初回放送日】 2011年10月26日
【ロケ地】 群馬県
シリーズ中、一番の猛暑の中での撮影。日本一暑い群馬で、真夏にロケをしました。ロケ初日に桐生の梅田湖畔でいただいた、鮎の塩焼きとうどんは、暑さを忘れるほど絶品でした。高橋さんは、梅田湖畔には、その昔、映画の撮影(確か「男の紋章」)に来たことがあると思うとおしゃってました。

第11回 捜査検事 近松茂道⑪ 越中富山こきりこ哀歌
【初回放送日】 2012年2月15日
【ロケ地】 富山県
船でしか行くことの出来ない秘境・大牧温泉で撮影。美しい雪景色でしたが、移動は大変でした。ゲストには、ご存知、富山県出身の室井滋さんや、ベテランの米倉斉加年さんらを向かえ、重厚な作品になりました。高岡に滞在し、お魚の本場、氷見漁港からあがったお刺身などをいただきました。やっぱり、富山のお魚は、最高でした。
第12回 捜査検事 近松茂道⑫ 新潟~佐渡殺人航路
【初回放送日】 2012年8月22日
【ロケ地】 新潟県
新潟ロケの際、高橋さん榎木さんらと、酒造メーカー直営の料理屋で、日本酒のしゃぶしゃぶをいただきました。鍋に惜しげもなく日本酒が注がれ、とても美味しかったのですが、翌日が大変でした。普段あまりお酒を飲まない高橋さんが、朝食も食べられないほどの二日酔いに。高橋さん曰く「美味しかったけれど、もう行けません」

エンディング曲

栞(しおり)
ジャンク フジヤマ
ビクターエンタテインメント
ジャンク フジヤマオフィシャルサイト:http://junkfujiyama.com
超エネルギッシュな歌声とシティーポップサウンドで話題を呼ぶジャンク フジヤマ。
2012年6月にビクターエンターテインメントより『あの空の向こうがわへ』でメジャーデビュー。本エンディング曲『栞(しおり)』は4thシングル(両A面シングル)の2曲目に収録される、これまでのシティーサウンドとはひと味違う、ジャンクフジヤマの奇跡の歌声で奏でる壮大なバラード曲。

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