地元の中小企業89.4%とつながる城北信用金庫!地元を潤す非金融サービスとは!?:カンブリア宮殿
カンブリア宮殿【元官僚が挑む!信用金庫のサバイバル経営】
放送日時:2017年8月3日(木)22:00~22:54

地元の中小企業89.4%とつながる城北信用金庫!地域に寄り添う庶民の味方!地元を潤す非金融サービスとは!?
信金×オリンピック候補選手×農業女子を支援!

【地元の中小企業89.4%とつながる城北信用金庫!地域に寄り添う庶民の味方!】
東京の赤羽は、美味くて安い店が集まる今、注目のグルメスポット。昔ながらの商店や飲み屋からオシャレなレストランまで!おまけに手ごろな家賃で都心へのアクセスも抜群。「住みたい町ランク4位」に急上昇。その赤羽の住民に愛されているのが城北信用金庫だ。城北信金は北区・荒川区にある2万3600社の中小企業の内、なんと89.4%と取引を持つ地域ド密着の信用金庫なのだ。信用金庫は、そもそも個人商店や町工場を支援する"庶民の味方"の金融機関。わざわざ家まで集金に来たり、年金支給日には季節のプレゼント、振り込み詐欺を防ぐ「声かけ」など、お年寄りにとっても優しい。信金マンの強みは、なんと言ってもお客とのコミュニケーションだ。日頃から話し相手になったり、時には経営や資金繰りの相談に乗ったりと、地域に寄り添う付き合いをしている。そんな人気の秘密に迫る!
【城北信用金庫の独自戦略!地元を潤す非金融サービスとは!?】
城北信用金庫は、本業の預金や融資など、いわゆる金融サービスを行う一方、新機軸として積極的に取り組むのが"非金融サービス"だ。大前は、「ナコード」という中小企業と消費者をつなぎ、クラウドファンディングもできるホームページを立ち上げた。これは信用金庫としては国内初の取り組み。現在、約30社が利用し業績が伸び始めているという。プロ並みの技術のカメラマンや記者、ウェブデザイナーは外注ではなく、すべて城北信金の職員。大前が4年前、専門の部署を作り取材から制作までを内製化した。しかも制作費も掲載料も無料というサービスだ。広告効果と企業間のマッチングを狙っている。ある会社では、商品のペーパークラフトをナコードに掲載したところ、加工技術の高さが評判を呼び、大手企業からのステッカーの大量発注が舞い込んできたという。さらに、クラウドファンドもできるので、新商品の開発資金の調達や販売拡大など活用の用途が広がっている。こうした非金融サービスで、中小企業を元気にし地元を潤す戦略だ!
【信金 × オリンピック候補選手 × 農業女子を支援!】
大前の進める"非金融サービス"のもうひとつの基軸が、オリンピック候補選手を職員に採用したこと。現在7名が城北信金の職員に。赤羽はオリンピック強化選手のトレーニングセンターがあり、地域との接点が強い。選手たちは、練習や仕事の合間に地元の小学校でスポーツ教室を開いている。子供たちに夢を与えることで、地域の活性化につなげたいと大前は言う。さらに、2013年農水省が始めた「農業女子プロジェクト」に参加する女性農家を城北信金は、全国の金融機関として唯一支援している。
城北信金の取引先を農業女子に紹介することで、新たな販路の拡大や農業経営をバックアップするのだ。埼玉県深谷市で食用バラを栽培する若い女性農家は、城北信金の取引先の足立区のケーキ屋とコラボし、バラの風味がする大人気のケーキを開発した。生産者と商店が共に潤うシステムだ。城北信金は農業にチャレンジする全国の女性たちを応援し、赤羽だけでなく、日本全体を盛り上げようとしている。

出演者
【ゲスト】城北信用金庫 理事長 大前孝太郎
【メインインタビュアー】村上龍
【サブインタビュアー】小池栄子
