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ゴーン失脚...日産クーデター説の真相:ガイアの夜明け

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テレ東

2018.12.25 ガイアの夜明け

現場で奮闘する人たちの姿を通して、さまざまな経済ニュースの裏側を伝えるドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」(毎週火曜夜10時)。12月25日(火)の放送では、日産自動車前会長、カルロス・ゴーン容疑者の逮捕劇を緊急取材。日産本社やフランス政府など周辺関係者から漏れてくる証言を交えつつ、ルノーとの暗闘や日仏両政府の駆け引き、東京地検特捜部の狙いなど、見え隠れする事件の真相を追跡する。

独占取材で見た19年 「ゴーン改革」の功罪

2018年11月、ゴーン容疑者は、役員報酬を虚偽に記載した疑いで東京地検特捜部に逮捕された。その後、役員報酬虚偽記載での再逮捕、さらに会社法違反(特別背任)の疑いでも再逮捕されている。

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番組は、10年以上にわたってゴーン容疑者の密着取材を継続してきた。1999年にフランスのルノーから送り込まれたゴーン容疑者はコストカッターとして辣腕を振るい、倒産寸前だった日産の立て直しに成功。2001年には日産のCEO、2005年にはルノーのCEOに就任し、2016年には三菱自動車を傘下に入れ、自ら会長の座に就く。

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「信頼できるリーダー」として君臨していたゴーン容疑者。日産で働く現役社員は、ゴーン容疑者について「非常に信頼できるリーダー」と評価する一方、今回の逮捕を踏まえて「裏の部分については許しがたいものがあると考えている」とカメラの前で証言した。

さらに番組は、日産の取引先250社に対して緊急アンケートを実施。その結果でも、約7割がゴーン容疑者の経営手腕を評価している。だが、「日本のメーカーを食い物にした」「ゴーン氏はやりたい放題」など、取引先の中からは厳しい声も聞こえてきた。

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変節したカリスマ経営者..."日産クーデター"の引き金

日産の現役社員は、ゴーン容疑者による日産の経営再建がコストカットと利益至上主義に拍車をかける結果をもたらし、その悪影響がモノづくりの現場にまで及んでいたと告白する。

ゴーン容疑者は日産とルノーの研究開発部門を統合し、部品やシステムの共通化を推進してきた。共通の部品を使うことで効率よく、そして安く自動車を作ることができる。しかし、共通の部品が増えれば、当然ながら新規開発の部品を使う余地は減る。取材に応じた現役社員によると、こうした効率化・合理化が現場の開発意欲を削ぎ、徹底したコストカットと利益至上主義が、相次いで発覚している検査の不正にも繋がっているという。

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フランス政府とゴーン容疑者が"密約"!?

ゴーン容疑者の逮捕は、日仏の政府を巻き込む事態にも発展している。日産と資本提携関係にあるルノーは、フランス政府が筆頭株主。11月に開催された「G20」では、安倍晋三首相とフランスのマクロン大統領が、日産とルノーをめぐる問題について話したとみられる。

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前出の現役社員は、日産とルノーが「経営統合されてしまうんじゃないかという"恐怖"」を日産の社内で感じていたと打ち明ける。

経営統合の話がクローズアップされるようになったのは、今年の2月。2018年いっぱいで退任する予定だったゴーン容疑者が、任期延長という形で続投することが突如決まった。フランスの経済紙の記者は、ゴーン容疑者続投の背後には"フランス政府とゴーン容疑者の密約"があったと指摘する。

キーパーソンX氏による"筋書き"を完全再現

番組は、ゴーン容疑者の逮捕直後から1ヵ月にわたり、事件の裏側を知る人物たちへの徹底取材を敢行。日産本社、経済産業省、司法関係者、首相官邸、フランス政府など、取材対象者は300人以上に及んだ。その中で浮上してきた日産の専務執行役員、X氏。約30年日産に仕え、ゴーン氏のスケジュールや法務全般を取り仕切る、側近の一人だ。この人物に関わる証言をもとに、番組では、ゴーン容疑者の逮捕に至る"緊迫の筋書き"や、日仏政府による"水面下での駆け引き"を紐解いていく。

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ゴーン容疑者失脚の内幕を、今晩10時からの「ガイアの夜明け」で放送。どうぞお見逃しなく!


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番組情報INFORMATION

ガイアの夜明け

ガイアの夜明け

事実はニュースで、真実はガイアで。江口洋介がナビゲートする経済ドキュメンタリー番組の決定版。

放送日時:テレビ東京系列 12月25日(火) 夜10時

出演者

【案内人】江口洋介【ナレーター】杉本哲太

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