水上走行も可能! 新型EV開発に心血を注ぐワケ:ガイアの夜明け サンデーSP

gaia_20190127_01.jpg
現場で奮闘する人たちの姿を通して、さまざまな経済ニュースの裏側を伝えるドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」(毎週火曜夜10時)。1月27日(日)午後4時からは"サンデーSP"を放送。日本のお家芸・ものづくりをバージョンアップし、見たことがない新商品を引っ提げて世界に挑む"サムライ企業"を追跡する。

日本発の新型EVがタイに上陸

昨年、日本のベンチャー企業・FOMM(フォム)が、新型EV(電気自動車)「FOMM ONE」を発表した。社長の鶴巻日出夫さん(56歳)は、トヨタの系列会社を辞めて2013年に同社を設立、新型EVの開発に心血を注いできた。手軽に交換できるバッテリー、バイクのような手元でのアクセル操作、さらには水上走行など、FOMM ONEには斬新なアイデアがいくつも詰め込まれている。

gaia_20190127_02.jpg
鶴巻さんが独立を決意したきっかけは、津波による被害が大きかった2011年の東日本大震災。「水に浮く電気自動車があれば助けられる命があったかもしれない――」そんな思いを胸に、鶴巻さんはFOMM ONEを作り上げた。

gaia_20190127_03.jpg
デビュー目前の新型EVとともに鶴巻さんはタイのバンコクへと乗り込む。自動車の排気ガスや渋滞が社会問題となっているタイでは、電気自動車の導入に積極的に取り組んでいる。また、大雨による洪水が多いため、水上走行もできる新型EVが役に立つと考えた鶴巻さん。現地に事務所を設置し、タイでの量産に向けて準備を整えていたが、車体の耐久テストで思わぬトラブルに見舞われる。

gaia_20190127_04.jpg

人々に癒やしを..."仕事をしないロボット"を新開発

ユニークなロボットの開発で注目を浴びているのはGROOVE X(グルーブ・エックス)という新興企業。立ち上げたのは、ソフトバンクで人型ロボット「Pepper」の開発に携わった林要さん(45歳)だ。

昨年末に同社が発表した「LOVOT(らぼっと)」の特徴は、まったく仕事をしないこと。企業の受付に立つPepperのように仕事をするのではなく、家族としていっしょに過ごすことで愛着が沸き、人間に癒やしをもたらすというのがLOVOTのコンセプト。LOVOTは、カメラやマイクで周囲の人間を認識し、その人物の顔や声、接し方などを記憶。人工知能によって相手とのコミュニケーションが変化していく。

gaia_20190127_05.jpg
エンジニアたちと一丸となってLOVOTを育ててきた林さんだったが、昨年12月に内部プログラムのミスが発覚した。その翌日に投資家向けのお披露目イベント、1月にはアメリカ・ラスベガスで開催される世界最大級の見本市を控える中、林さんとスタッフは徹夜の作業でLOVOTの改善に取り組む。

gaia_20190127_06.jpg

100均のアイデア商品がオーストラリアでバカ売れの予兆

小久保好章さん(57歳)が経営する小久保工業所は、100円均一の商品を扱う100均業界のヒットメーカー。累計1億個のメガヒット商品「洗顔用泡立てネット」など、4000種類を超える家庭用品を生み出してきた。

gaia_20190127_07.jpg
小久保さんは新商品を生み出すために、日常生活のちょっとしたアイデアをメモに書き留めており、そのメモはすでに60冊を超えた。また、地元の町工場と二人三脚で商品を作り上げる「MADE IN JAPAN」にも創業以来こだわり続けている。

gaia_20190127_08.jpg
高齢化と人口減少が進む日本国内だけでなく、海外にも目を向けるべきだと感じた小久保さんは、オーストラリアへの進出を計画する。「MADE IN JAPAN」の質の良さと100均商品の値頃感、そして今まで培ってきたアイデアをプラスした新商品を開発。試作品を持ってオーストラリアで人気の小売チェーンなどに飛び込み営業をかける小久保さんだったが、なかなか成果が上がらない。しかし、毎年5万人が訪れる現地のフェスティバルで販売ブースを設置すると、小久保さんの新商品は驚異的な売れ行きを見せる。

gaia_20190127_09.jpg
自動車、ロボット、100均商品という日本ならではの製品ジャンルに軸足を置きつつ、従来の枠を超えるアイデアで世界に踏み出していく起業家たち。彼らの戦いを本日午後4時からの「ガイアの夜明け」サンデーSPで放送。どうぞお見逃しなく!

過去の放送回が見たい方は、ビジネスオンデマンドへ!

※このページの掲載内容は、更新当時の情報です。
x
x