見よ!これがマグロの底力!東京・中野「マグロマート」でマグロを食らう!

お寿司やお刺身で人気のネタといえばマグロ。大トロ、中トロ、赤身......そのおいしさは人を魅了してやみません。マグロは、日本人の国民食と言ってもいいほど、ほかの魚よりちょっと特別な食材。そんな、みんな大好きなマグロをとことん食べ尽くせる、マグロ天国があるのをご存じでしょうか?
「とりあえず生!」は、もぅ古い!?これからはビールの通ぶれるオーダーをしてみない?
ここはマグロ天国!? メニューはマグロの一本勝負!!
その名も「マグロマート」。東京・中野のブロードウェイ商店街を抜けて、早稲田通りを渡り路地を入ると、「まぐろ」と書かれた提灯が見つかります。
店内は小洒落た雰囲気。一歩中に入れば、壁のマグロ解体図のイラストが目に飛び込んできます。
牛は見たことあるけど、マグロは珍しいですね。「ハチノコ」や「円盤」などなど、聞いたことのない部位がいっぱい!
メニューを見ると、とにかくマグロだらけ! 店員さんに「マグロ以外のメニューは?」と聞いたら、「つけものだけですね」との返事が。マグロを売りにするお店は数あれど、ここまでマグロ一貫のお店は希少。これは期待が高まります!
さっそく、「マグロマート」の実力を確かめるべく人気メニューをひと通り注文。まずテーブルに到着したのはコチラ......!
名前に店名を冠した看板メニュー、「マグロマート盛り」(1人前880円/注文は2人前~)。左から中トロ、赤身、脳天、アゴ、ホホ肉、ノドウラの6部位の豪華盛り合わせ。※写真は2人前
味が濃く脂乗りのよい国産本マグロの王道部位から希少部位まで味わえる、マグロの贅沢フルコース。この溢れんばかりの脂乗り! 食べる前から絶対おいしいに決まってる!!
「中トロ、赤身、脳天は刺身でそのまま味わうのがおすすめ。アゴやホホ肉はセットの陶板で焼いてもおいしいですよ。マグロの頭部は肉感と脂が控えめなので、焼いて食べるのに向いてますね」(店長・吹越さん) まずは中トロをわさび醤油で。ん~......口の中であっという間に溶けていきます。本マグロを使用しているとあって脂が上品。赤身も濃いマグロの旨みが味わえます。
そして、希少部位のホホ肉は表面をさっと炙り......
レアな状態でパクリ。むむー!!
口の中で脂がぶわっと広がり、マグロの甘みにほんのり香ばしさも加わって、これは絶品。
ノドウラはホホ肉の裏にある部位。こちらはゴマ油と塩のタレでいただきます。力強い旨みは、まるで馬肉や鯨肉を食べているかのような味わい。
中トロや赤身を軽く炙ったり、ホホ肉やノドウラを刺身でいただいたりと、食べ方は自由。自分好みの部位と食べ方を見つけましょう。
プリン体なんて、なんのその!中トロ×ウニ×イクラの豪華コラボ!!
今日はちょっと奮発しちゃおう! というときに猛プッシュしたいのが、こちらの「三宝巻き」(1,680円)。
中トロの上にウニとイクラがドドドンッ! と乗っかった豪華すぎる逸品。この組み合わせは反則!
「プリン体」と「痛風」の文字が脳裏をよぎりますが、この日ばかりは贅沢に酔いしれましょう(笑)。『トロッ、トロッ、プチッ』の美味しすぎる三重奏が口いっぱいに広がり、いつまでもこの余韻に浸っていたくなります(うっとり)。
「お待たせしました~! 本マグロ中落ちでーす」(店員さん)
エエエー!! 目を疑うような巨大な骨付きの中落ちがド~~~ン!!
この大きさでも半身とのことで、大体4名くらいでシェアしてちょうどいい大きさ。仕入れの数が少ない日は、団体客優先の注文になるのであしからず。本マグロ中落ちは1,800円~で、この大きさだと3,000円くらいだそうです。それにしても、骨付きマグロなんて今まで見たことがあったでしょうか? しかも、食べ方がまたスゴイんです。
遺跡発掘のごとく、マグロを掘る! とにかく掘る!!
骨の間に詰まった身を、スプーンで削って削って削りまくる! なんてワイルドなのでしょう。スプーンを滑らせて身がきれいに削り取れたときがこれまた快感。楽しくておいしくて、テンションが上がること間違いなし。味の濃い中落ちを心ゆくまで好きなだけ大人喰いできます。
酢飯と海苔(330円)を追加すれば、手巻き寿司も楽しめます。同じ中落ちでも頭部のほうと尻尾のほうでは微妙に味が変わるので、滅多にできない中落ちの食べ比べもこの際楽しんじゃいましょう。
ガッツリ系もあって大満足!
マグロマートは、生以外で食べるマグロ料理も充実。ガッツリ系の料理も食べたい人にぜひおすすめなのが、こちら。
フライパンごと運ばれてくるカマリブ(880円)は、いわゆるマグロのステーキ。ガーリックの利いたバーベキューソースがたっぷりかかった、食べ応えのある一品。香ばしい匂いが食欲をそそります。しかもこのボリュームでこのお値段。かなりお得です。
お皿にもマグロ!
ビールジョッキにもマグロ! 細かいところにも遊びが利いてます。
店内にはマグロの被り物も用意。まるで共食い!?のような絵図ですが、身も心もマグロまみれになりましょう。
低価格の秘密は1本買い......じゃない!?
しかし、よそのお店ではもっと値が張る本マグロの希少部位が、なぜこんなにリーズナブルに提供できるのでしょうか?
「マグロは1本買いではなく、築地を中心に三崎や焼津などで部位ごとに仕入れているんです。1本買いだと中トロは良くてもほかの部位はイマイチだったり、部位によってクオリティにバラつきが出てしまうし、1本買いするよりロスも出ません。買い付けは大変ですが、無駄を出さないことでなんとか価格を抑えてます。せっかくなら、よそでは滅多に味わえない希少部位や変わった食べ方を楽しんでいただいて、"マグロの世界はもっと広いんだぞ"ってことを知ってもらいたいんです!」(吹越さん)
やはり、お客さんの笑顔の裏にはお店の並々ならぬマグロ愛。そして、陰ながらの企業努力があるんですね。
人気店なので、訪れる際は必ず事前予約を。ただし、予約不可の当日来店客用の席も若干あるので、運が良ければ予約なしでマグロにありつけるかもしれません。お寿司やお刺身だけではない、マグロの新たなおいしさを発見できますよ! ※本文中の価格はすべて税込です
(取材協力) マグロマート
住所:東京都中野区新井1-10-12 久栄第二ビル1F
電話番号:03-5942-5594
営業時間:月~土=17時00分~23時15分ラストオーダー/日・祝=16時00分〜22時15分ラストオーダー
定休日:不定休