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含有量の多い食品はどれ? 「プリン体」について調べてみた

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テレ東

2017.7.12

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最近よく見かける「プリン体カット」「プリン体ゼロ」の文字。なんとなく体に良さそうな響きですが、プリン体について正しく理解している人は少ないのでは? 「痛風だからビールは控えてるんだ」なんて話を聞くと、どうしても"悪いもの"という印象を受けますが......。

知っているようで知らないプリン体について、管理栄養士の望月理恵子さんにお話を伺いました。


痛風の引き金になる「プリン体」

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そもそも「プリン体」とは何なのでしょうか。

「穀物、肉、魚、野菜など動植物全般に含まれる成分で、うまみ成分のひとつでもあります。私たちは、プリン体を食べ物から摂るとともに、実は体内でも生成しています。プリン体は体内で代謝される過程で最終的に『尿酸』に分解されますが、その80%は体内にあるプリン体を原料にして作られています。

プリン体が作り出す尿酸は体に不要で、通常尿中へ排泄されますが、過剰になると体内に蓄積し『高尿酸血症』となります。尿酸はとても水に溶けにくいので、高尿酸血症の状態が長く続くと、尿酸が結晶化して関節に沈着し、炎症を引き起こします。つまり、プリン体が作り出す尿酸が体に過剰に蓄積されると、風が吹いても痛いといわれる『痛風』になるのです」(望月さん)


○○に含まれるプリン体は意外と少ない!?

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プリン体を多く含む食品、逆に少ない食品を教えてください。

「プリン体は、食品100gあたり300mg以上含まれていると高含量とされます。また、1日のプリン体摂取量が400mgを超えると、尿酸値が上がりやすいと考えられています。一般的に、動物の内臓など細胞数が多い食品や、乾燥により細胞が凝縮されている乾物などに多く含まれています。

高含量の食品は、300mg/100g以上を含有している鳥レバー、イワシの干物、白子、あんこうの肝、干ししいたけ、鰹節など。次いで、豚レバー、牛レバー、カツオ、イワシ、大正えび、さんまの干物などは、多めとされる200mg~300mg/100gを含有しています。

100mg/100g以下の少ないものとしては、うなぎ、魚肉ソーセージ、ワカサギ、牛乳、果物などが挙げられます。ただ、多いと思われがちなスジコや数の子、イクラなど魚卵のプリン体量は意外とごくわずか。また、プリン体が多いといわれているたらこや明太子も、約120mg~160mgとそれほど多くありません」(望月さん)

うまみ成分のひとつというだけあって、プリン体が含まれる食品はどれもおいしそうなものばかり......。魚卵は絶対NGだと思っていましたが、健康に良さそうなものでも高含有だったりするんですね!

「そして、気をつけたいのがアルコール。『ビール=高プリン体』と思いがちですが、アルコール全般に要注意です。アルコール自体にプリン体が少なくても、アルコールの代謝の際に尿酸値を上げやすいので、「アルコール+高プリン体食品」は高尿酸になりやすい状況となるため避けたいですね」(望月さん)

ちなみに、ビールのプリン体含有量は100g/100ml以下とたらこや明太子より少ないうえ、ビールより発泡酒のほうが含有量は高めなんだとか。勘違いしていた人も多いのでは?

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