創業200年以上の老舗でハンガリー人が「羊羹作り」を体験!美しい錦玉羹も:世界!ニッポン行きたい人応援団

ニッポンの道場で稽古がしたい! なぎなたを愛するブラジルの夫婦


ニッポンのあるものを愛し、ニッポンに行きたいという熱い思いを持ち続ける外国人の方々を、現地スタッフが1年3ヵ月ぶりに新取材! 「コロナが収まったらすぐにでもご招待したい! ニッポン行きたい人応援団」をお届けします。

紹介するのは、ブラジルの首都・ブラジリアに住む、なぎなたに夢中なコヘアさん夫妻。

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なぎなたは、江戸時代、武道として発展し、その後、礼儀作法を学ぶため、女子の体育に取り入れられて広く普及しました。26年前からは世界選手権が開かれ、海外でも人気の武道に。最近では、なぎなた部を題材にした漫画「あさひなぐ」が累計390万部を売り上げ、乃木坂46のメンバーを中心に実写映画化されました。

結婚して9年のコヘアさん夫妻がなぎなたに出会ったのは、今から4年前。ニッポンの時代劇で見た、なぎなたを軽々と振り回す武蔵坊弁慶の姿に一目惚れしたそう。なぎなたの虜になった2人は、バスで片道1200キロかけてサンパウロの道場に通い、稽古に励んでいます。

ブラジルの歴史的文化財に指定されている「ブラジリア本願寺」に移動し、演技の稽古を見せてもらうことに。なぎなたには、防具をつけて打突で勝敗を決める試合競技と、二人一組で基本動作などの型を行う演技競技があります。演技は相手との調和が試され、技の習熟度で間合いやスピードを変化させる必要があるのだとか。「体の鍛錬だけでなく、相手を敬う心も磨かれるのがなぎなたの一番の魅力です」とアンジェリカさん。なぎなたの魅力をブラジルで広めたいと、自分たちの練習を友人に撮影してもらい、プロモーションビデオも制作しています。

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2時間の稽古を終えて自宅に戻り、エドゥアルドさんが始めたのは指圧マッサージ。実はエドゥアルドさん、なぎなたに役立つ仕事をしたいとの思いから、脱サラしてマッサージの資格を取り、転職! さらに日本語を学ぶため、ブラジリア大学にも通っています。

なぎなたの聖地といわれる兵庫県伊丹の修武館で、アンジェリカさんと稽古することが夢だというエドゥアルドさん。アンジェリカさんも、ニッポンで師範に指導を受けたいと話します。

ニッポンで尺八作りを学びたい! 尺八が好きすぎて自作するイタリア人男性


続いて紹介するのは、イタリア北部の田舎町に住む、尺八が大好きなヤコポさん。

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ニッポンの伝統楽器、尺八。奈良時代より貴族の間で雅楽の演奏に用いられ、近年では、洋楽をカバーした尺八の曲が音楽配信チャートの1位に。自然素材の楽器は珍しいと、海外でその音色に注目が集まっています。

ヤコポさんが尺八と出会ったのは10年前。動画サイトで耳にした音色に一瞬で心を奪われ、すぐに購入。ところが、吹いても音が出なくてびっくり! それから10年間、尺八について猛勉強したといいます。
唇の両端をつり上げるように下顎を動かすことが重要で、首を振ってビブラートをするそう。「昔から首振り3年、コロ8年といわれるくらい、コロコロと良い音が出せるまで時間がかかる楽器なんです」。

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その後、見せてくれたのは、ヤコポさんの叔母の家にある真竹。ぶどう農園で支柱にするために育てているもので、ヤコポさんはこの竹を使って尺八作りもしているのです。

早速自宅に戻り、尺八作りを開始! 使うのは4〜5年経った竹の根の部分で、余分な根を切り落とし、根から7節目でカット。電動ドリルで節を抜いたらガスバーナーで炙り、竹に含まれた油を抜きます。耐久性が高まるだけでなく、ツヤ出しの効果もあるのだそう。
ここまで作業を終えると、竹を持って地下室へ。熱が残っているうちに万力で竹の曲がりを調整し、乾燥させるために寝かせます。今回の竹なら3年、中には5年以上熟成させるものもあるそう。

ここからは調律をしながら指孔を開ける重要な作業に入りますが……実は、新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増えて50本近い尺八を作ったものの失敗が続き、熟成させた竹が在庫切れに。今は、竹の熟成を待ちながら、知識を深めることに時間を費やしています。
週に1度の楽しみは、教会での尺八の練習。教会は天井が高く、石造りで反響が良いため練習に最適だそう。夢は、尺八作りを学んで子どもたちに受け継ぐことだと語ってくれました。

コヘアさんご夫妻、そしてヤコポさん、コロナが収束し、ニッポンにご招待できる日が来ることを願っています!

8月2日(月)夜6時25分放送! 月曜プレミア8「世界!ニッポン行きたい人応援団」は、ゲストに小関裕太、黒沢かずこ(森三中)を迎えて、「ニッポンの夏を愛する外国人SP」をお届け!

【夏の風物詩】祭り・花火・浴衣・そうめん
▽まさに職人技!“白髪そうめん&大島紬”
▽世界で“盆踊り”が開催!?▽夏祭りに欠かせない“和太鼓”など驚きの近況報告も!

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最高級品には3000万円の値がつく“大島紬”。糸1本1本を染める技法や、世界でも類を見ない緻密な模様に織る技法などを学ぶ。中継で久しぶりの再会も!

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“そうめん”を愛するアメリカ女性が、熊本県南関町で江戸時代から約250年続く「猿渡製麺所」で約0.2ミリの細さを誇る“白髪そうめん”の作り方を教えていただく。すると、思わぬ報告が…

どうぞお楽しみに!

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