■特集②
「2016年のマーケットは?」
ゲスト:
大和証券 塩村賢史氏
新生銀行 政井貴子氏
マーケットリスクアドバイザリー 新村直弘氏
波乱の多かった2015年のマーケットを振り返ると株は「相対優位」(塩村氏)。
他の国と比べるとパフォーマンスはよかった。
企業収益がそれを支えた。
為替は「狭かった!」(政井氏)。
去年はドル円が100円76銭‐121円85銭と21円以上変動したのに、今年は116円21銭‐125円59銭と10円以内の幅でしか動かなかった。
超緩和政策で円安方向に傾き、海外要因でリスクオフの動きが高まると円高方向に揺れる板挟みだった。
商品は「乱」(新村氏)。
生産調整で原油価格が上昇していくと見込まれていたが生産調整は起こらず、6月に61ドル台まで上昇した相場は年末には34ドル台まで下落してしまった。
2016年はどうだろうか?
株価は「高値は6,7月ごろの2万2000円、その後は下落して年末に向け少し持ち直す」(塩村氏)。
為替は「年前半に128円の円安、後半に118円の円高、年末にかけて少し円安方向」(政井氏)
年前半は「企業業績は5%程度の増益」(塩村氏)
「国会でのTPP論議や春闘の賃上げなどが景気を下支え」(政井氏)
後半は消費増税、参院選などを巡って波乱もありうるという見方だ。
原油相場は「下値28ドル、高値65ドルの範囲で上下動の激しい動き」(新村氏)。
平均すれば45ドルぐらいだが、市場の思惑で上下に動くとする。
ただ生産調整も少しずつでも進んでくるので下値は切りあがっていくとみている。
「申年は荒れやすい」(政井氏)という声も出た。

