【すきやばし次郎 東京・銀座】
創業は昭和40年。店主・小野二郎は80歳になった今もつけ場にたち、技を磨いている。時間をかけて熟成させたマグロ。江戸前伝統の手間こだわるコハダや煮アナゴなどはまさに絶品。焦げのひとつひとつを取り除く、という細かい作業が施される卵焼きに至っては芸術の域に達する。
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10年前、とても真面目だった弟子が、実家の事情で修行途中で辞めてしまった。今は名古屋で父と寿司屋をやっている。元弟子の握りを食べてみたい。
【鮨処成田 名古屋市】
創業30年の老舗店(現在の場所に移転してからは19年)
晃稔さんは20歳の頃、「すきやばし次郎」に弟子入り。しかし、実家の寿司屋を手伝うためにわずか2年でやめることになるが、その真面目な働きぶりは小野二郎も認めていた。名人が初めて食べる愛弟子の握り。普段店では出していない卵焼きを師匠に見てもらおうと挑戦したが不合格。しかし次郎で締めかた覚えたコハダは合格の御墨付きが付いた。
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