土曜スペシャル

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放送内容
2010年3月27日 関東周辺!穴場の絶景温泉めぐり
秘湯の一軒家とふれあいの絶景温泉


リポーター:ドン小西&薬師寺保栄
群馬県の秘湯の一軒宿を目指すのは、ドン小西と薬師寺保栄の意外な仲良しコンビ。JR吾妻線で高崎から祖母島駅で途中下車し、訪れた立寄り温泉は、渋川市街から赤城山までなだらかな稜線が楽しめる「根古屋城温泉」の露天風呂。温泉を掘りあてたのは平成6年のこと。建物も浴室も露天風呂も、すべてオーナーの手作りという、愛情のこもった絶景のお風呂だ。湯上りにアツアツのとろろラーメンで腹ごしらえした2人は、次の立寄り湯「大塚温泉」へ向かう。上州の山懐に抱かれた600年前から続く古湯で、34度のぬる湯が特徴の癒しの湯だ。手書きの看板を見つけて入ると、強面のご主人がお出迎え。中へ案内されると、混浴の露天には女性2人の先客が。楽しい話に花が咲き、思わず長湯。2人とも、お肌がツルツルになって、まさに秘湯の穴場温泉を満喫する。
さらにJR吾妻線に乗ること1時間、超メジャーな伊香保温泉や草津温泉を通り越し、袋倉という無人駅に降りた2人。一体ここはどこ!?というほどの荒野だ。駅から歩き、なお吊橋を渡って辿りつくのは今宵の宿、群馬県の秘湯・半出来温泉「登喜和荘」。3つの露天を持ち、近くの吾妻川のせせらぎを眺めながら入れる自然なままの天然温泉で、もちろん知る人ぞ知る穴場の温泉だ。赤提灯と味噌樽で作られた浴槽の混浴露天風呂から、渡ってきた吊り橋と吾妻川の清流を眺め、喧騒に包まれた都会の生活から解放された2人は、思う存分、温泉を楽しむ。
お風呂の後は、自家製味噌や自家菜園で収穫した無農薬野菜を使っての夕食。ヘルシーなメニューに、健康に気を使うドン小西さんも大満足。  翌朝は、まだ冷たい春風に吹かれながら、宿から徒歩で行ける絶景の「笹見平展望台」に登って旅を終える。

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埼玉の“ありがた~い”温泉巡り


リポーター::松木安太郎&宮澤ミシェル
埼玉には、意外や意外、あまり知られていない「ありがた~い温泉」がたくさんあると聞いて訪れたのは、元東京ヴェルディ監督の松木安太郎と、サッカー解説者で元選手の宮澤ミシェル。まず始めは、観音様のお告げで掘った場所に温泉が湧き出したという、ありがた~い「百観音温泉」。大宮から宇都宮線で約60分、埼玉県の東鷲宮駅で下車。オーナーの自宅の敷地内に観音堂と温泉があり、共同浴場として地域の人々に愛されている。薄緑色のアルカリ泉は、とにかく皮膚病や肩こりに良いと年配の方々に大評判。
2人が続いて向かったのは、JR川越線の笠幡駅からバスで行くハム工場の敷地内から湧く、ありがた~い「サイボク天然温泉 まきばの湯」。ハムや肉料理などが豊富に並ぶ豚肉のテーマパークのような施設を通り、満腹になった後で入る温泉タイムは、至福の時間。スポーツマンの血が騒ぎ、松木さん、宮沢さんは、ズラリと並ぶ露店で舌鼓を打つ。 そして、向かうは飯能にある、宮沢湖温泉「喜楽里別邸」へ。掘削した天然温泉は湯量が豊富で、露天風呂から望む宮沢湖の景色は県内でも有数と言われるほど。テラスからは夕陽を眺めながら、温泉三昧の一日を振り返る。
最後の温泉は、なんと日本一の強アルカリ泉(PH11.3)で、ありがた~い「都幾川温泉」。科学の教科書に載るほどの100%源泉かけ流しの湯だ。アルカリ性が強いと、お肌はつるつるで湯冷めしにくく、まるで化粧水に入っているような素晴らしさだという。お風呂で美肌感を味わったあとは、名物の柚子薬膳料理で夕食を。男同士では、なんとも贅沢すぎるような美肌の湯とムード溢れる温泉宿の雰囲気に、大満足で旅を終える。

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ここが東京!?神秘の里と清流の湯巡り


リポーター:高見恭子&泰葉
新宿からJR中央線と武蔵五日市線を乗り継いで、武蔵五日市駅からバスで60分。まず目指すのは、終点・数馬にある東京最西端の温泉・蛇の湯温泉。数馬の里は、源氏に敗れた平家の落人が住み着いたと言われる、檜原村の集落。合掌造りの妻側を短く切って破風を大きく取った、築300年あまりの兜造りと呼ばれる民家が点在し、東京にありながら山村の独特な雰囲気が色濃く漂う神秘的な場所だ。その中の藁葺き屋根の旅館「たから荘」が最初の立ち寄り湯。清流沿いに突き出すように建つ風呂からは、内風呂ながら自然の景観が眼前に広がり、眼下の清流の音が心地よく重なって、秘湯感たっぷり。湯上がり後、すっかりお腹をすかせた2人は、昼食のできる宿「三頭山荘」に立寄り、十数種類の山の幸が味わえる山菜定食を頂き、食後、かつて養蚕が行われていた兜造りの内部を覗かせてもらう。散策途中で立ち寄った、数馬地区の人々の母校であり、東京で最後まで残った古い木造校舎の「分校記念館」では、閉校時そのままに残されている木製の机や椅子、昔の遊び道具などに触れ、2人は童心に帰って大喜び。そして、いよいよ今日の宿泊先の、鶴の湯温泉「こまどり荘」へ。鶴の湯温泉は、江戸時代には多くの湯治客で賑わった温泉で、昭和32年の小河内ダムの完成とともに一度は奥多摩湖の湖底に沈んだが、村民の強い要望で平成3年、湖底から源泉をポンプで汲み上げることで蘇った。奥多摩湖を一望する貸切り露天風呂の眺めは絶景。手打ちそばやイワナの昆布〆めなど山や清流のご馳走を頂き、翌日は東京一と言われる絶景を誇る奥多摩温泉「もえぎの湯」で旅を終える。

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北茨城の漁港のマニアックな名湯と海の見える展望風呂


リポーター:田中健
上野から常磐線で約2時間、到着したのは春の海を見渡す大津港駅。ヒラメやアンコウが水揚げされたばかりで活気づく魚市場を散策し、地元の人にお薦めの温泉を聞くと、 「石尊鉱泉」の名が。国道沿いにある、日帰り入浴のみの歴史あるお風呂だという。中では、湯治に来た地元のお爺ちゃん、お婆ちゃんが持ち寄った惣菜を炬燵に出してお茶のみ話中。仲間に入れてもらった健さんも、アットホームな雰囲気にニコニコ顔になる。
ぶらり歩いて昼食処を探していると、ひものの看板が。様々な干物が天日干しされる中、珍しいあんこうの干物を注文。ご主人に、次なる穴場温泉・湯の網鉱泉「鹿の湯」を教えてもらい、鹿の湯のご主人に大津港駅から迎えに来てもらう。ここの浴室はとても変わっていて、普通は建物の端にあることが多いが、「鹿の湯」は真ん中にあり、二方が廊下に面している。廊下に面した壁には、すりガラスと飾りガラスでできた窓がはめ込まれ、廊下を歩く人の影が映り、何とも言えない雰囲気。源泉の発見は500年前とも言われる。名前の由来にもなっているが、傷を負った鹿が霊泉に入っているのを里人が見つけたのがきっかけだという。茶色で肌に染みわたる、とてもいいお湯に、田中健さんも大満足。 そして向かうは、福島県いわき市の海辺の宿「ホテル塩矢崎」のある湯本駅へ。かつては温泉街で賑わったという鄙びた駅前商店街を歩いていると、ケーナ奏者でもある田中さんの琴線に触れる尺八の音色が。音を辿っていくと、そこは商店街の陶器店。ご主人の趣味で、今では店内に自身が制作し、演奏する尺八がうずたかく積まれている。すっかり意気投合して、2人で演奏しながら、のどかな時間を過ごす。
海を見渡す絶景の内風呂を持つ「ホテル塩矢崎」では、食べきれないほどの数の夕食メニューにびっくり!翌日は、いわきマリンタワーの敷地内にある、眼下に海を見下ろす絶景の展望台へ行き、大いに癒された小さな穴場温泉めぐりの旅を終える。

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源氏ゆかりの隠れた名湯で春の風情を感じる旅


リポーター:有賀さつき&渡部絵美
山梨の秘湯を訪れるのは温泉好きで大の仲良し、有賀さつきと渡部絵美。本日の宿となる鰍沢の秘湯へ向かう前に、今が真っ盛りのイチゴ狩りへと「笛吹川フルーツ公園」で途中下車。公園内の「いちごランド」で、真っ赤に実った特大の山梨ブランド“章姫”を味わう。すぐ近くに、富士山が見える絶景の露天風呂があると聞き、2人は「赤松の湯ぷくぷく」へ。富士山を望む美しい日帰り温泉だ。景色とお湯を楽しんだ2人は、この先で季節に彩りを添える花見が行われていることを聞き、早速タクシーで向かう。教えられた先は、“日本一早い花見”として、ビニールハウスの中で満開の桃を眺めながら宴会ができる「ハウス桃宴」。暖かいビニールハウスの中で、満開の桃の花の下、地域の人々とコミュニケーションをとって、実も心も温かに。
お腹をすかせて山梨市駅へ戻った2人、駅前の手打ちほうとう「のんきばぁーば」の登りに誘われ店に入っていくと、まさに店内で女将がほうとうを打っている。夜は居酒屋になる店の女将が打つ麺のこしは抜群で、県内でも手打ちほうとうを打つのは数軒しかないという。カボチャや里いも、大根などが入ったアツアツのほうとうを堪能し、大満足。 そして、いよいよ向かうは今宵の宿、十谷上湯温泉「源氏の湯」。ここは、甲斐源氏の祖「新羅三郎義光」の居城跡とされる源氏山を源とする、大柳川を約7キロ遡る十谷集落。深く切れ込んだ渓谷が秘境の雰囲気を醸し出す山深い場所だ。宿に着くとすぐに、待ちに待った露天風呂へ。冷泉と熱い風呂を交互に移動できる絶景の露天で2人は大はしゃぎ。 鹿のタタキや鯉の揚げ物など、山里ならではの夕食を頂きながら、楽しい1日を振り返る。
翌朝は、陽光が差し込む内風呂でリフレッシュ!今回の秘湯の旅を終える。

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