旅人:志垣太郎夫妻
南房総・富浦の“大房岬"をぐるりと一周する「とみうら遊楽散歩道」は、枇杷の産地・富浦の海と岬、花畑を巡るハイキングコース。波静かな海岸線を通りながら、歴史と自然のワンダーランド自然公園の大房岬へ。街歩きと自然景観を楽しめる誰でもすぐに出発できる手軽なコースである。
大房岬は、千葉県南房総市富浦町多田良にある館山湾と富浦湾の境目に突き出た岬。浦賀水道に突き出し長さは約2km、南房総市最西端に位置する。周囲は県立の大房岬自然公園となっている。自然が多く、海水浴、森林浴など市内一大の観光スポットとなっていて、先端部の海触崖や、伝説を持つ洞穴などの見所がある。景色もよく館山湾、富浦湾、西には晴れた日は夕日、富士山を望むことができる、まさに絶景のハイキングコースである。
旅人:武田修宏、パンツェッタ ジローラモ
新宿からJRで2時間弱の山梨県甲州市「勝沼ぶどう郷駅」で楽しむのは、廃線を利用したハイキングコース「大日影トンネル遊歩道」。勝沼ぶどう郷駅にある廃線を利用したハイキングコースで、このコースは高台のために甲府盆地を一望できる、眺めが格別なスポットでとある。明治36年に開通し、その後のぶどうやワインの輸送に大きな影響を与えた鉄道遺産「大日影トンネル」のハイキングは、中高年の男性に特に人気のコースである。
「勝沼ぶどうの丘」に宿泊し、翌日にさらに足を延ばすのは甲州高尾山のトレッキングコース。絶好のポイントでは、美しい富士山の姿を拝むことができる。
旅人:川﨑麻世・カイヤ夫妻
川端康成の名作「伊豆の踊子」で、学生と踊り子が歩いた道程をたどるルートが、『踊子歩道』。16.8km、歩程約4時間35分。
修善寺駅から河津駅行きのバスで40分、「水生地下」で下車。杉やブナ、ヒメシャラの原生林に覆われたつづら折りの道を進み、水生地を過ぎ、やがて「旧天城トンネル」へとさしかかる。新緑の頃は目を奪われるような鮮やかな緑が美しい。しばらく杉の間の細い道を進み。小さな沢にかかる橋を2度渡ると、次第に川の音が近づき、やがてわさび田にぶつかる。そこを河原に下ると、程なく河津七滝の遊歩道。少し先に進めば、河津七滝の入り口に辿り着く。そしてさらに進むと、今宵のお宿「福田家」に辿り着くという、まさに川端康成と踊り子が歩いたコースを追体験できるハイキングコースである。
翌日は、もう少し足を延ばして海へ。太平洋が一望できる絶景の日帰り温泉を楽しむ。
旅人:ダニエル・カール
富士五湖の山中湖を水源とし、水清く、夏場は鮎釣りで名高い相模川。そこにかかる小倉橋の周りや、川沿いは、桜と新緑の名所である。川の流れに沿って、マイナスイオンを浴びながらの爽やかウォーキングコースが、「相模川清流と遊ぶみち」。
ソメイヨシノ、芝桜、カタクリ、レンゲ…など、関東近郊でさまざまな春の植物を楽しむことができるコースであり、橋や小船など、相模川の美しい景観をさまざまな角度で見ることができる。おいしい川魚料理や、相模原の隠れた名産品であるダチョウも堪能できる、東京から40分でいける関東近郊の穴場的ハイキングコース。
旅人:大場久美子、白石まるみ
早春に咲くマンサクの小さな黄色い花はハイカ-の目を楽しませてくれる『マンサクの花咲く道ハイキングコース』は、“JR足利駅~史跡足利学校~樺崎八幡宮~塩坂峠~熊野神社~出流原弁天池 ”という道のり。
JR足利駅から、わが国最古の学校である史跡「足利学校」や足利氏の館跡である「鑁阿寺」を散策し、柳原用水沿いを北上。小さな集落をぬけ、「樺崎八幡宮」を目指す。八幡宮からさらに進み、案内表示に従い右折し、農家の間を抜けると雑木林の繁る山道になり、早春の時期、マンサクの花を見ることができる。さらに、山道を登りつめると、展望のひらけたところが塩坂峠。野鳥の声を聞きながら峠道を下ると、佐野市寺久保町の熊野神社、弁財天のある出流原弁天池に着く。およそ14kmで所要時間は約4時間。宿は、弁天池の隣に建つ、「ホテル一乃館」。昭和レトロの雰囲気ある宿で、栃木の山の幸を堪能する。
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