旅人:袴田吉彦・前園真聖
新幹線で長野を経由、木曽川沿いの山里、木曽福島駅で下車。
駅前から、赤沢行きのバスに乗り込み、日本三大美林(秋田杉・青森ヒバ)の1つ木曽檜の天然林を目指す。人里離れた山間部の中を走ること約45分。着いたのは「赤沢自然休養林」樹齢300年を超える木曽檜の山林は雄大。ここは森林浴発祥の地でもあり、子供からお年寄りまで、森林浴を楽しみながら散策が出来る場所として人気がある。
まず2人は、トロッコ列車に乗り、車窓から天然林を楽しむ。次に上松駅前で江戸時代から続き、十返舎一九の「木曽街道膝栗毛」にも登場する老舗の蕎麦屋に立ち寄る。看板には「寿命そば」とある。この地には「浦島太郎」伝説があり、長生きの浦島太郎に因んでその名をつけたという。さらに2人は浦島太郎の「釣竿」「硯石」が残っているという寺や、浦島太郎が竜宮城より戻った時に寝覚めたという場所に足を運ぶ。ここ「寝覚めの床」は木曽川の激流に刻まれてできた真っ平らな巨大岩盤が続き、その岩の白さと川面のエメラルドグリーンの色彩は絶景。思わず岩の上で横になる。
上松駅からJR中央線に乗り込み山間を走ること約30分。木曽川沿いの宿場町、南木曽駅で下車。南木曽の有形文化財である全長247mの「桃介橋」を渡り、宿の送迎車で今宵の宿「富貴の森温泉 床浪荘」に到着。木曽山中に建つ一軒宿だ。2人は早速宿自慢の露天風呂へ。総檜作りの湯船につかると、目の前には深い山並みの眺望が絶景。夕食は、木曽牛のみそ焼き、信州サーモン、新ジャガの煮っ転がしなど、山の幸川の幸を地元のおばちゃん達が厨房で腕を振るった料理が並ぶ。心尽くしのお袋の味を満喫する。
翌朝、朝食後、宿のご主人に地元の人しか知らない穴場の絶景スポットを案内してもらうことに。宿の送迎車で狭い山道を進むこと約30分。到着したのは木曽川の支流、柿其川。川底が美しく映える澄んだ水、コバルトブルーの水の色、浸食された岩と美しい色の渓流。まさに穴場の絶景に、2人は思わず絶句する。
さらに木道を登り、目にした「牛ヶ滝」。木曽路の渓谷の中でも特に美しいと言われる程のコバルトブルーの水。美しい絶景を眺めながら旅を締めくくる。
旅人:赤井英和・佳子ご夫妻
旅の起点、黒磯駅から路線バスに乗り込み那須湯元出張所で下車。那須与一が屋島の合戦のおりに成就を祈願し見事、扇の的を射抜いたという逸話で知られる那須温泉神社を訪れる。境内には、活力、生命力等のパワーが授けられるという推定樹齢800年のご神木などのパワースポットがある。神社を抜け小径を進むと、硫化水素ガスが噴出し溢れんばかりの石仏地蔵が点在する河原に出た。ここにあるのは「殺生石」。そのいわれは、その昔悪行を繰り返す九尾の狐を退治した際、巨大な毒石に姿を変え、以降たくさんの動物や人がその毒により亡くなったためといわれている。現在709体の地蔵が並んでいる。更に奥へと足を運ぶと景色が一変。那須連山を展望できる高さ38m全長130mの「つつじ橋」。橋の上から望む茶臼岳・朝日岳は絶景。橋を渡ると真っ赤に染まったツツジの群生地に出逢うことができる。那須岳中腹にあり、5月下旬には広さ23ヘクタール、約20万本のツツジが咲き乱れる。 続いて2人は今年3月から始まった那須の限定ランチ「なすべん」をいただく。「なすべん」とは那須和牛・高原野菜・フルーツなど9種類の那須産の材料を使用したメニュー。 今宵の宿は、那須温泉郷の最奥地、標高1300m、周りを森に囲まれた中にある1軒宿「大丸温泉旅館」。旅館の脇を流れる白土川、川の水そのものが温泉で、渓流となって流れ下る。その川の湯をそのまま引き入れた野趣あふれる大自然の露天風呂を満喫する。そして個室でいただく夕食は、那須和牛の源泉しゃぶしゃぶや岩魚などの地の素材を使った創作懐石料理。一椀一皿に盛られた料理を堪能する。
翌朝、2人は、「那須フラワーワールド」に足を運ぶ。那須連峰を背に標高600mの草原に咲き乱れる広大な花の世界は絶景。4月~5月はチューリップ、その後、リビングストン・デージー、ポピーなどと1年を通して四季折々の花が楽しめる。あまりの花の絶景に2人は感動しながら旅を締めくくった。
旅人:酒井ゆきえ・山口いづみ
JR山陽新幹線福山駅から昔懐かしいボンネットバスに乗り込み、瀬戸内海に面し万葉の昔から歴史上に登場してくる伝統的な町、鞆の浦へ。
鞆港には、昔のままの「雁木」が残り、街中にも古くから残る店構えやレトロなア看板など趣があふれている。そして地元で人気の小魚料理店「おてび」に立ち寄る。地元の漁師から仕入れた小魚を毎日女将が手料理し出してくれる。2人は「小魚定食」に舌鼓。更に散策すると、レトロな外観の「友光軒」という喫茶店を発見。昔は床屋として営業していた建物で、壁一面の鏡など、オシャレな空間で2人は食後のコーヒーを堪能する。つぎに瀬戸内海に面して建つ「鞆の浦タワー901」から目の前に広がる真っ青な海と島々を一望。そしていよいよ連絡渡船で無人島・仙酔島へ渡る。この島は車での入島は禁止。もちろん島内でも車での通行は禁止、全て歩きなのだ。素足で歩くと体に溜まっている電磁波をアースすることができるという砂浜などを散策した2人は、宿「人生感が変わる宿 ここから」の自慢のお風呂へ。日本初の洞窟蒸し風呂で体内の毒素を汗と一緒に出す効果があるという「江戸風呂」、瀬戸内海の海水を引いた高濃度塩水風呂で母親の羊水に限りなく近く、心も体も癒される「母親の胎内風呂」を体験。さらに「世界一大きな露天風呂」へ。そこは瀬戸内の海。暖かい湯と冷たい水を繰り返すことで体内の毒素を出し、体も心もリフレッシュできるという。瀬戸内の景色を見ながらの贅沢な湯浴みを満喫した後は待ちにまった夕食。離れにある「洗心の間」で瀬戸内海で採れた旬の新鮮な海の幸と山の幸をふんだんに使ったいろり会席をいただく。鯛造り、鯛の頭、鯛めしなど鯛づくしに、車エビ、しゃこなど贅沢な料理が並ぶ。
翌朝、海を見ながらテラスで朝食を頂く。そして、2人は「鯛網漁」を見に行く。鞆の浦に約370年も伝わる伝統漁法で、産卵場所を求めてやってくる鯛の群を大網で捕まえる漁である。遊覧船に乗り漁の様子を見学する。約2時間も続くその漁の豪快さ、逞しさに2人も思わず応援。
その後鞆の浦に戻った2人は、階段を583段登った高台へ。そこからは真っ青な瀬戸内海に浮かぶ仙酔島が目の前に見えた。まさに絶景。2人は仙酔島を懐かしみながら旅を締めくくる。
旅人:佐藤弘道・久美子ご夫妻
河口湖駅前より、路線バスに乗り込み、まずは富岳風穴に立ち寄る。富士山の側火山長尾山の爆発でできた洞窟に一歩入ると身震いする程の寒さ。平均気温3度の洞窟内には、自然の氷柱が何本も立ち並び、ライトアップされたその姿は神秘、幻想的である。
次に向かったのは本栖湖。そこには片手に千円札をかざし景色を楽しんでいる人がいる。2人も千円札を取り出し裏面を見てびっくり。そこに映る富士山の絵はこの場所から撮影したものだった。次に湖畔にある食事処「本陣つかさ」へ立ち寄る。おすすめメニューは新名物「かっぱめし」ほかほかのとろろご飯に、カッパの好物キュウリの浅漬けやわかさぎの唐揚げ、ごぼうなどがのっている。名前の由来はその昔、この地に住むいたずらなカッパが魚を盗んだお詫びに万病に効く塗り薬の作り方を教えてくれたという伝説から。
「かっぱめし」を堪能した2人が向ったのは、目的地「富士芝桜」。2人は見渡す限りの芝桜、ピンクのジュータンの絶景に驚きを隠せない。青い空と、富士山と芝桜、まるで絵ハガキでも見ているような景色だ。のんびり散策した2人はバスで下部温泉郷へ。歴史を感じさせる風情溢れる温泉郷だ。今夜の宿は「くつろぎの宿 裕貴屋」。明治8年創業の木造3階建て純和風旅館で、岩盤を削って作られた自慢の冷鉱泉洞窟風呂は、源泉が湯船の底からプクプクと自然湧出する風呂。温度は30度と低いが、心地よいお湯に癒される。夕食は女性に大人気の豆乳の豚しゃぶや鮎の炭火焼など地の素材を使った見た目も鮮やかな懐石料理が並ぶ。
翌朝、下部温泉郷が一望できる絶景の場所へ。新緑の山間の谷間に見える下部温泉郷はまさに絶景。自然の美しさに充分触れた2人だった。
旅人:坂口良子・杏里親子
東京から新幹線、上越線を経由して着いたのは群馬県、沼田駅。まずは「吹割の滝」を目指す。駅前からバスに揺られること約50分。遊歩道を進み現れたのは、飛散する瀑布、壮絶な景観。独特の渓谷美に2人は絶句する。そして川沿いの遊歩道を散策していると、みやげ物屋が。店先には手作りの漬物が並び、2人もおみやげに買う。そして、これからが見頃という水芭蕉の群生地へと路線バスで向かう。途中、バス乗り換えの為、鎌田バスターミナルで下車。待ち時間の間に、地元でも人気のお食事処「釜めし竹屋」で地元片品村のマイタケをふんだんに使った釜めしに舌鼓をうつ。そして「水芭蕉の森」を目指し、再び路線バスに乗り山奥へと向う。上而で下車すると目の前には約1500株の水芭蕉が群生。白い花を咲かせる群生地の中の木道を散策。初夏の訪れを告げる景観に、心が洗われる2人だった。最後は近くにある日帰り温泉「白根温泉 薬師の湯」へ。広い露天風呂で冷えた体を癒した2人は、旅の最後を夕日がきれいに見えるスポットで締めくくる。
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