富山県入善町 香田晋
富山県入善町の特産品であるジャンボスイカ。最盛期の7月下旬~8月上旬には、約2万個以上のジャンボスイカが出荷される。今回、そんなジャンボスイカの収穫をお手伝いするのは、演歌歌手の香田晋。JR北陸本線の西入善駅へ降り立ち、スイカ農家の島瀬さん宅へと向かった。組合長を務めるお父さん、働き者のおばあちゃんの指導のもと、香田は収穫作業や梱包作業を手伝うことに。一つ15キロ以上もの重さを誇るジャンボスイカは、運ぶだけでも大変。日に日に増える湿布薬が、その過酷さを表していた。梱包作業では、「さん俵」と呼ばれる稲わらの編み物でジャンボスイカを挟んで、荒縄で縛る作業を行うが、これに予想以上に苦戦する。通常、覚えるのに一ヶ月はかかるこの作業。最初はたどたどしい手つきだったものの、徐々に習得していく香田。その成長ぶりには、家族も目を見張るほどだった。そして、農作業に家事、子供たちのお世話と、充実した2泊3日のお仕事が終了。香田の労をねぎらい、一家が振る舞ってくれたのは、とっておきのスイカ料理。さらに、子供たちからは素敵なプレゼントが…。農家の苦労や喜び、そして島瀬さん一家との心の交流。「また来る」という約束を交わし、涙の別れとなった。
栃木県下野市 千葉真子
かんぴょうの生産量が、全国の98%を誇る栃木県。そのかんぴょう作りをお手伝いするため栃木県の小金井駅に降り立ったのは、元オリンピック代表の千葉真子。案内図を片手に、かんぴょう農家の山田さん宅を目指した千葉は、美しい田園風景、地元の人々との交流を経て、目的地に到着。まず千葉が手伝ったのは干されたかんぴょうがくっつかないように手で一枚一枚はがす、「すそ分け」という作業で、竿にくっついたかんぴょうを剥がすのに苦戦する。そして2日目の作業開始時間は、何と午前3時。かんぴょうの実の剥き作業から始まる。教わりながら挑戦するものの、ここでも千葉は悪戦苦闘。さらに、畑での収穫作業は、太陽が照りつける中、一つ約7㎏ある実を運ぶ重労働。疲れ果てながらも、陸上で培った精神力で踏ん張る千葉。最終日は、作業の合間に孫たちとのカブトムシ捕り、ご主人の趣味であるボウリングを楽しんだ。最後の食事では、家族から絶品のかんぴょう料理でもてなしを受けた千葉。温かい農家の家族の優しさを一身に感じ、2泊3日の働き旅は幕を閉じた。
北海道網走市 水野裕子
北海道網走市は、アブラガニ水揚げ量が全国の9割以上を占める地。今回、そんな網走でアブラガニやズワイガニなどの加工工場をお手伝いするのは、タレントの水野裕子。案内図を頼りに、女満別空港から広大な北海道の道を歩き、「マリン北海道」へと到着する。お手伝いする仕事は、殻むき作業や、ゴム縛り作業。慎重な作業が必要になる殻むきや、カニの足を一本たりとも折っていけないゴム縛りは、責任重大な作業であり、作業場にも緊張感が走る。夜は近くの民宿で自炊をしながら、2泊3日の労働をやり遂げた水野。最後は、従業員たちに新鮮なカニ料理を振る舞われ、その味をたっぷりと堪能。従業員たちと、苦労を分かち合ったからこその絆が生まれ、別れを惜しむ水野であった。
石川県珠洲市 杉村太蔵
石川県能登半島では日本で唯一、江戸時代から続く「揚げ浜式製塩」が行われている。今回、歴史ある塩作りのお手伝いに向かったのは、元衆議院議員の杉村太蔵。働き先である「奥能登塩田村」への道中で杉村を待っていたのは、世界農業遺産に登録された白米千枚田などの、能登の美しい景色。到着した杉村は浜士の登谷さんに挨拶をかわし、早速作業を開始する。海水をまき、天日干しで乾かした塩田の砂を集め、濃い塩水「かん水」を作る。お手伝いのお母さんたちにアドバイスを受けながら、テニスのコート整備と故郷北海道の雪かきで培った経験を生かし、仕事を行う。続いての作業は、習得までに10年はかかるという海水をまく作業。ご主人・登谷さんの弧を描くようなまき方に目を奪われながら、杉村も挑戦。夜が更けても作業は続いた。さらにその後、塩田で集めた「かん水」を夜通し煮詰める本炊き作業が、杉村を待ち受ける。約16、17時間かかるというこの作業は、翌日にまでまたがる大変な仕事。室温50度を超える釜屋の中で、真っ黒になりながら薪を準備する杉村。夕方になり、ようやく釜から約120㎏塩を収穫する。慣れない仕事に苦労しながらも、3日間の塩作りをやり遂げた杉村は、最後に塩田村の皆さんから絶品の塩むすびを振る舞われ、感動。労働の大変さと喜びを、改めて噛み締める旅となった。
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