リポーター にしおかすみこ
はるばる東京からやってきたのは、にしおかすみこ。北上から送迎バスに乗り込み、宿まで向かう。宿に向かう途中に見えてきたゲート。実は、冬の間このゲートが雪の影響で閉鎖されてしまうため、その先にある宿も閉鎖せざるを得ないのだとか。駅から40分ほどして、ようやく目的の宿「夏油温泉 元湯夏油」にたどり着く。出迎えてくれた女将に伺うと、夏油温泉は開湯850年もの歴史を持つそう。また、宿には猿にまつわる様々な伝説が…。特に有名な白猿伝説によると、白猿が湯で傷を癒しているのを見て、夏油温泉が発見されたと伝えられている。宿はMAPが配られるほど広く、本館・別館など4棟の建物、そして5つの露天風呂が渓流沿いに並ぶ。木々に囲まれた中での入浴に、身も心も癒される。続いて主人に案内されてやってきたのが、「洞窟蒸し風呂」。洞窟に立ち込める蒸気を利用したサウナ形式の風呂だ。天然サウナを満喫したところで、お待ちかねの夕食。頂くのは1日3組限定のスペシャルコースで、地元の山の幸・川の幸をふんだんに盛り込んだ贅沢なコース。さらに、翌朝にはバイキングスタイルの朝食を頂く。温泉も料理も言うことなしの、充実した旅となった。
駅から30分ほどで到着したのは、「赤石温泉」。創業は明治、開湯は戦国時代からともいわれる老舗の一軒宿だ。宿を営む夫婦と、ペットのエン君(猿)が出迎えてくれる。ご主人に案内していただいたのは、ご主人の手作りだという施設の数々。実はご主人、独学で大工を学び、部屋だけでなく内湯の内装、露天風呂、釣り堀やプールまでも自ら改装を行っているという。温泉は鉄分を大量に含んだ赤茶色の湯。露天風呂は、雄大な櫛形山の渓谷を見はらす絶景のなかにあり、日帰りの客も多く訪れるという。しかし、この湯を引いているパイプが冬には凍ってしまうため、期間限定の温泉となっているそう。宿の裏には「妙蓮の滝」という落差20mの滝もあり、パワースポットとして有名。
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リポーター 中島史恵
秘湯を求めて秋田にやってきたのは、中島史恵。日本一の水質を誇る田沢湖の湖畔から出る路線バスに乗り込み、揺られること50分。さらに歩くこと10分、ようやく見えてきたのが「黒湯温泉」。開湯が300年前だというこの宿は、風情ある雰囲気が大人気。7つある乳頭温泉郷の温泉宿の中で最も奥地で、冬場は雪深い場所にあるため閉鎖となってしまう。乳頭温泉郷で唯一、湯畑が見られるのもこの温泉の特徴だ。立ち上る湯気の中、さっそく入浴する中島。他の入浴客とふれあいつつ、絶景の露天風呂を満喫した。温泉で体がほてった後は、打たせ湯に。絶妙な刺激を受けて心地よさを味わう。その後は、お楽しみの夕食。山菜を中心とした地の食材が使用された夕食に舌鼓をうつ。夕食にも使われている豆腐は、宿が経営する工場で作られたものだといい、宿が閉鎖中は、この工場で豆腐やうどんを作って生計を立てているのだとか。温泉と美味しい料理に大満足の旅となった。
リポーター 大場久美子
黒部峡谷にある秘湯を求め訪れたのは、大場久美子。宇奈月駅から「トロッコ列車」に揺られ20分。黒薙駅で降りて、さらに勾配の激しい山道を行く。20分ほど歩くと、ようやく一軒宿の「黒薙温泉旅館」に到着。360年ほど前に発見され、長らく加賀藩の湯泉場として愛されてきた歴史ある温泉だ。部屋では黒部川の支流 黒薙川の見える景色と、心地よい滝の音に心癒される。しかしこの宿も、冬は唯一の交通機関であるトロッコ列車が雪の影響で休業するため、休業せざるを得ないのだという。温泉は、大自然の景色を楽しめる「大露天風呂 源泉(いずみ)」。広い浴槽には、黒部川の天然石が敷き詰められている。また、女性専用風呂の「天女の湯」では、絶景の渓谷を望むことができる。夕食は、風味豊かな山の幸・川の幸づくし。料理を満喫して、翌日には朝風呂も楽しむ大場。朝霧の中入る温泉もまた格別だ。ゆっくりリラックスして大満足の旅となった。
リポーター 中島史恵
北アルプスの麓に位置する安曇野市やってきたのは、中島史恵。穂高駅から出ている路線バスに乗り込み、山中険しい道を行くこと30分。中房渓谷に佇む一軒宿「中房温泉」に到着。創業190年を数える、由緒正しい温泉宿だ。出迎えてくれたご主人は7代目。敷地内の建物は、なんと有形文化財に登録されているそう。文化人や著名人、皇室関係者も数多く来訪するこの宿。なぜ期間限定なのか伺うと、「冬季は大雪が降り雪崩が発生し、危険だから」という。中房温泉最大の特徴は、広大な土地にあるバラエティーに富んだ14の露天風呂。源泉の数は30あり、「足湯」、夜に月が美しく見える「月見の湯」、打たせ湯を完備した「滝之湯」、コースロープがついた「温泉プール」など、様々な温泉を楽しめる。山を登った「焼き場」で、卵やソーセージなどを蒸し焼きにして食べたり、道の途中の畑で採れたきゅうりを食べることができる嬉しいサービスも。夕食は、山の幸を中心に素朴ながらも食べ応えのある料理の数々。さらに、中島は要予約の名物料理を食べてみることに。丸々1匹の鶏の中に新鮮な野菜を入れ、12時間焼き場で蒸し焼きにした「地鶏の地熱蒸し焼き」。一風変わった絶品料理も楽しみ、大満足の中島であった。
リポーター にしおかすみこ
秋田と岩手の県境にある八幡平。標高1613m、日本百名山に数えられるこの地は、紅葉の名所として知られている。東京からやってきたのは、にしおかすみこ。八幡平から宿の送迎バスに乗り込み10分ほど揺られると、山の中腹に佇む一軒宿「蒸ノ湯温泉」が見えてくる。開湯はなんと宝永年間という、400年の歴史を刻む由緒ある温泉だ。出迎えてくれた女将さんに冬季閉鎖する理由を伺うと、「温泉に向かう道路が雪で閉鎖してしまうため」とのこと。館内を歩いていると、なぜか「ふけの湯神社」という神社を発見。実は、蒸ノ湯は"子宝の湯"として評判なのだ。蒸ノ湯温泉最大の特徴は、なんといっても「にごり湯」。灰色ににごっている、珍しいお湯だ。温浴風呂で男性客と談笑しつつ、お湯を楽しむにしおか。夕食は女将さん手作りの薬膳料理。女将さんが、丁寧に一品一品料理の説明をしてくれる。夜の温泉はランプが灯され、昼間とはまた違う入浴を楽しむことができ、幻想的な景色に大満足のにしおかであった。
山形県米沢市の山奥にある一軒宿が、標高1300mの場所に佇む「姥湯温泉 桝形屋」。宿までの最後の数百メートルが車で上がれないため、荷物はロープウェイを利用する。このロープウェイは昭和50年ごろに従業員のアイディアでつけられたもの。ちなみに人は徒歩で5分かけて上る。宿は、7年前に改装されて新たな作りとなっているが、創業は500年近い老舗。いまのご主人は、なんと18代目だという。自慢の露天風呂は、三方を威圧感ある荒々しい断崖絶壁に囲まれた野趣満点のロケーションに存在。その景色と上質なお湯に虜になってしまう宿だ。
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リポーター 深沢邦之
岐阜県が世界に誇る世界遺産「白川郷」の近くにある秘湯を訪れたのは、深沢邦之。タクシーで宿へと向かい、走ること40分。到着したのは、白水湖のふもとに佇む山小屋「白水湖半ロッジ」。本来は、近くにある白山を登る登山客用の宿泊施設だそう。ここのロッジの名物が、露天風呂「大白川露天風呂」。入浴してみると、目の前にエメラルドグリーンの白水湖が広がる。日によって色が変わるというこの湖を見ながらの入浴に、深沢も大満足。ここには、日帰り入浴客も多く訪れるという。夕食は、風味豊かな天然舞茸づくしの料理。宿の近くで、通常の舞茸よりも1周り大きい天然の舞茸が取れるそう。翌日の朝食は、ご主人の奥さん手作りのパンが付いたオシャレな朝食。この宿も、雪深い地域のため冬季は閉鎖となってしまうが、その期間、ご主人はスキーのインストラクターなどの仕事をしているのだとか。温泉のみならず、午前中のすがすがしい日の中、周辺の森林探索もする深沢。心がリフレッシュされた旅となった。
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