土曜スペシャル

毎週土曜日夜6時30分放送

2011年10月22日放送

田舎のおいしい秋を体験!おばあちゃんのふるさと民宿

石川県能登町

沢田亜矢子

能登町の山合、畑に囲まれたのどかな風景にたたずむ趣ある古民家の宿、農家民宿ゆうか庵。
86歳のおばあちゃんと娘で60歳の若いおばあちゃんいうWおばあちゃん、そしてご主人とご家族3人で営む宿です。
築110年の宿は一日一組限定。
おばあちゃんが母から譲り受けたという打ち掛けなど、代々伝わる貴重な品が旧家を彩ります。
おばあちゃんは裁縫が趣味。宿の前の道端にあるお地蔵さんを守ってきたおばあちゃん。今年も手づくりの洋服をお地蔵さんに寒い冬がくる前に着せてあげます。沢田さんもお手伝い。
そしておばあちゃんの好きな場所へ、それは海の中に立つボラ待ち櫓。実はおばあちゃんの亡き父はボラ取り名人でした。ボラ待ち櫓から程近いところにあるおばあちゃんの実家。その庭先には能登栗の木。おばあちゃん、今も衰えぬ栗の外しは名人芸!!
宿に戻ると沢田さん、畑で若ばあちゃんと収穫体験。
夕食の準備も母娘で。
若ばあちゃん、まだまだ母には敵わないところが沢山。春に漬けたアジのなれ寿司を開封するのもこの時期・・・出来栄えは?思わぬ親子喧嘩勃発?
お待ちかねの夕食は囲炉裏を囲んで。野菜はすべてこの日畑で採ったもの・・・代々受け継がれて来た能登の味、そして日本海の旬満載の刺身の盛り合わせ等、全13品。1泊2食10,500円。
別に注文を受けると、若いおばあちゃんがつくってくれるのは・・・なんと自家製窯で焼いたピザ。アンチョビの替わりに能登の伝統食品“サバのぬか漬け"を使います。
翌朝は近くにある日帰り温泉施設「なごみ」に。料金も宿泊代込。富山湾を見下ろす絶景露天です。
日々おばあちゃんは能登に伝わるお守りを旅人のお土産のために作っています。
これから厳しい冬を迎える能登の山里は、ますます人の温かさが感じられる季節を迎えます。どうぞお元気で。

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山梨県忍野村

金子貴俊

雄大な富士山の裾、山梨県忍野村にある茅葺きの民宿、鱒の家(ますのいえ)。富士山駅から富士急行バスで15分、富士山の清らかな伏流水が湧き出きでる美しい観光地、忍野八海にある民宿です。
77歳のおばあちゃんと息子さん夫婦と3人で営んでいる宿で、およそ200年経つという大きな茅葺きの家。庭の敷地面積は約6000坪。その中でも、富士山の眺めが最高という場所に、おばあちゃんに案内してもらいます。
庭にある池は日本の名水100水にも選ばれている富士山の名水、忍野八海の水で、ニジマスやヒメマスが養殖されています。
季節ごとに様々な漬物を作るというヒトコおばあちゃん。3時のおやつに、と自慢の糠床でつけたぬか漬けやうるちともち粉を混ぜた団子などおばあちゃん手作りのお茶請けを出してくれました。
そしておばあちゃんに案内されて近所にある角屋豆腐店へ。名水で作る極上の豆腐を試食。
その後宿に戻り、おばあちゃんのお手伝い。
近所の農家にヤーコンを貰いにヤーコン掘りに行き、そしてヤーコンの漬物作り。手ごろな大きさに切って、お酢と砂糖で漬け込みます。一日たてば出来上がり。また長男の仕事、ニジマス取りも体験。イケスからニジマス、サクラマスを引き揚げます。
夕食は囲炉裏で。
ニジマスは刺身とから揚げに、おばあちゃんオリジナル野沢菜の焼き飯など、ひと工夫されたおいしい料理を頂きます。(1泊2食8,500円)
翌朝は、庭から最高の日の出の富士山を見ることから始まります。
朝食も宿の自慢です。
漬物はもちろんすべておばあちゃんの自信作。
焼き魚はニジマスの味噌漬けを焼いたもの。おばあちゃんお手製のとろろは、お客さんに大好評。長芋を擦った後、しゃもじで丁寧にかき混ぜる、空気を入れることでふわふわのとろろに仕上がります。
朝食後は、おばあちゃんに富士山最高のビューポイントに連れて行ってもらい旅を締めくくります。

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新潟県長岡市山古志

荒木由美子

小千谷駅へ到着した荒木さん、出迎えてくれた宿のおじいちゃんの車で山古志へ。2004年の中越地震から7年、美しい山里の風景がよみがえった山古志。棚田の素晴らしさに荒木さんも感動。
農家民宿二前田は、多くの人に山古志に来てほしいと震災後、農家の老夫婦が2006年に始めた宿。(1泊2食6,000円)
早速荒木さんは、畑で収穫のお手伝い。ヤーコンや大根、様々な秋野菜がいっぱい。中でも“かぐらなんばん"という山古志独特の野菜、肉厚ななんばん(見た目はピーマンのよう)が珍しい。
料理法も教わります。かぐらなんばんは炒めたり、肉みそ詰めに。
ヤーコンは天ぷらに・・・食卓は旅人とおじいちゃん、おばあちゃんが一緒に食卓につき、おしゃべりが弾む楽しい時間となります。
荒木さんは、近所に住む娘さんのお宅へ。
山古志は錦鯉の産地として有名。娘さんの家でも錦鯉を養殖しています。ちょうど棚田に水を張った池から越冬ハウスに移す作業の真っ最中。その光景は山古志の秋の風物詩となっています。
池からあがる美しい錦鯉に見とれる荒木さん。
また、おじいちゃんはいつも旅人に村内観光をサービスしてくれます。おじいちゃんのおじいちゃんたちが掘ったという日本一長い手掘りのトンネル、地震で沈んだ村を保存した場所、地域の人が力を入れているアルパカ牧場、そしておじいちゃんが一番好きな棚田の絶景ポイントへ・・・沈む夕陽に映える棚田、素晴らしい光景でした。
翌日はおじいちゃんにわらじ作りを教えてもらい、ご夫婦と一緒に山古志の有名な催し・・・国の重要無形文化財「牛の角突き」を楽しみます。忘れられない想い出がいっぱいの旅となりました。

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埼玉県秩父市

藤吉久美子

東京から一時間半、秩父鉄道武州中川駅を降り、線路沿いに5分程歩くと見えてくる茅葺き屋根、築350年の茅葺きの宿・民宿すぎの子。
おばあちゃんと息子さんの二人で営んでいる宿です。
山が大好きなおばあちゃん。宿で出す食材、山菜、木の実類は山から採ってきていたもの、今はトチの実が最盛期、早速藤吉さんを連れておばあちゃん山へ。山歩きは少女のように軽やかなおばあちゃん。
実は断崖絶壁でイワタケもとる程の山女、お転婆ばあちゃんだったんです。
小さい頃から山が好きで、若い頃は材木商の仕事をしていたおばあちゃん、山の知識は誰にも負けません。栃の実拾い、楽しくひろった後は、冬に一年分作り置きするというトチ餅を油で揚げて砂糖醤油で絡めて頂きます。秩父の秋の香りいっぱいです。
晩ご飯は山の幸、そして自家製野菜の煮もの、骨まで柔らかいヤマメの甘露煮など心のこもった料理が並びます。(1泊2食7,000円)
また、風呂上がりに、と教えてくれたのがおばあちゃん特製化粧水、ゆずの種を日本酒に漬けて半年寝かせたて濾したもの。おばあちゃんは朝晩これしかお顔につけないそうですがお肌はすべすべ。自然のものを食べ自然のものを利用する、おばあちゃんの知恵が随所に登場する民宿すぎの子、藤吉さんも感心することしきりの楽しい旅となりました。

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※掲載している情報は、放送時点のものです。