土曜スペシャル

毎週土曜日夜6時30分放送

2012年2月11日放送

厳寒の雪国祭り 白銀の秘湯と郷土の味

秋田・三吉梵天祭

渡辺正行/にしおかすみこ

秋田の「三吉梵天祭」に参加。秋田県内に数ある梵天祭の中でも三吉梵天祭は、「力の神」三吉霊神にあやかろうと威勢よく先陣を競い、境内を激しくもみあいながら梵天を奉納する勇壮さが大きな特徴的で、その力強さから『けんか梵天』とも呼ばれている。二人がまず訪れたのは、お祭りの会場である三吉神社。祭りの説明を神主さんに受け、祭りの成功を祈願。昼食は“稲庭うどん 無限堂”へ。無限堂では稲庭うどん、きりたんぽ、はたはたなど秋田の味を楽しむことが出来る。ここでは温かい比内地鶏のつけめんを頂くことに。明日の祭りを前に今晩の宿、「秋田温泉さとみ」へ。健康と美肌に良いという湯で長旅の疲れを癒す。夕食は、河豚つみれ、鯛、カニなど海の幸がふんだんに入った石焼き鍋をいただく。そして祭り当日、二人は濁川町の町民のみなさんと一緒に三吉神社まで梵天を運び、練り歩く最中、何度もおしくらまんじゅうを行い、へとへとなりながら会場へと向かう。三吉神社で始まった梵天祭はまさに喧嘩、押し合い圧し合いを目の当たりにし興奮しっぱなしの二人だった。

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長野・道祖神祭り

赤井英和

長野・野沢温泉村で行われる「道祖神祭り」を訪ねる。野沢温泉村の道祖神祭りは日本三大火祭りの一つに数えられ、国の重要無形民族文化財に指定されている祭り。見どころは釘を一切使わず人の手で立てられた社殿に火をつけようとする村人側と、守ろうとする厄年の男側との攻防戦。社殿に火が入って燃え上がる22時半過ぎ、祭りは最高潮に達する。
長野駅から長電バスに揺られ野沢温泉村へ。野沢温泉に到着後、まずは祭りの会場に足を運ぶ。今年の道祖神祭り委員長・富井竜一さんに祭りについてお話を伺う。祭りの開始は夕方ということで、温泉街をぶらり散策。まずは、野沢温泉に13ある外湯の一つ「真湯」に向かう。真湯にて先客の村のおじいさんとお話をするも、中々湯船に浸かれないでいる赤井。野沢の外湯の多くが45度前後と高温で、熱湯に慣れていないと中々入ることが出来ないのだ。祭りが始まる前に今宵の宿である民宿「とうふや」に。「とうふや」は道祖神祭り委員長の富井さん家族が営む民宿。チェックインの後、富井さんの奥さん・かなえさんに祭りについてのお話を伺う。そして、いよいよ祭りが始まる。祭りに使用する火を貰う儀式“火元もらい”の後に、社殿を守る攻防戦。火のついた松明で社殿を燃やそうとする村人とそれを守ろうとする25歳の厄年の若者たち!その激しさを間近で体感したのだった。

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岩手・黒石寺蘇民祭

北原佐和子/沢田雅美

岩手の「黒石寺蘇民祭」を訪ねる。黒石寺の蘇民祭は数ある蘇民祭の中でも蘇民将来の護符を奪い合う形態をとっており、一千年以上の歴史を持つといわれている。また国の無形民俗文化財に指定されている岩手の奇祭である。岩手・水沢市に到着した二人はまず会場となる黒石寺へ。黒石寺住職と、祭りに参加する青年部の方に蘇民袋を見せていただき、蘇民祭について伺う。蘇民祭はこの蘇民袋を裸の男達が奪い合う祭という。祭り会場の出店で食事を取りつつ、市民に祭りについて聞く二人。祭りの開始は夜からということで、期待に胸を膨らませつつ今晩の宿へ。祭りは夜通し行われるので宿は素泊まりにし、宿の温泉で二人はで冷えた体を温めていくことに。体が温まったところでいよいよ祭りへ。裸の男達がたった一つの麻袋の首の部分を求め、朝方まで奪い合う姿はまさに圧巻!雪国の祭りを堪能した二人だった。

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新潟・むこ投げ/すみ塗り

佐藤藍子/須藤温子

「婿投げ・すみ塗り」という祭りを訪ねる。降り立ったのは新潟県十日町市にある、雪の壁が2mを越す温泉街・松之山温泉。土産屋「まるたか」では松之山名物「しんこ餅」をオススメされ、郷土の味に舌鼓を打つ。婿投げ経験者の女将、従業員の二人の女性に祭りについてのお話を聞くことに。祭りが行われる薬師堂へ向かう途中の山道で村人がかんじきを履いて作業をしているところに出会う。何でも彼らは明日の祭りに向けて、薬師堂までの山道の雪を踏み固めているとのこと。折角なのでかんじきを履かせてもらう二人。昼食は「山愛」という昭和レトロな雰囲気漂う定食屋に。ここの名物は「松之山ライスボウル:ポークスタミナ丼」と「カツ丼」。一風変わった名物に驚く二人だが、ボリュームと美味しさに大満足。今宵の宿は、国の有形文化財に登録されている木造3階建ての歴史有る宿、凌雲閣。女将に出迎えられ、匠の技がちりばめられた客室へ案内される。日本三大薬湯で旅の疲れを癒した後はお待ちかねの夕食。田舎のっぺなど冬の郷土の料理を堪能する。祭り当日、凌雲閣に担ぎ手がやってきて、お婿さんを騎馬戦のような形で担ぎだし、婿投げの会場である薬師堂へ。次々と投げられる婿投げ参加者の3組の夫婦。初めて目の当たりにする光景に驚きを隠せない二人。婿投げの後に始まるのが墨塗り。燃え終わった賽の神の灰と雪を混ぜ、墨を作り「おめでとう」といいながらお互いの顔にすみを塗りあう参加者達。老若男女、警察官まで顔は墨だらけ。汚れてもすぐに洗い流せる温泉街ならではの祭だった。

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※掲載している情報は、放送時点のものです。