伊豆ヶ岳(埼玉) 登山者:丘みつ子/岡まゆみ
伊豆ヶ岳は、埼玉県飯能市にそびえる山で、東京から近いことから気軽で人気の山。旅の出発は、西武秩父線の正丸駅。のどかな大蔵山の集落を歩き、シャガなどの花を楽しむ。正丸峠に向かう途中に大倉山分岐があり、ここから登山道へ。樹林帯を歩き、女坂を抜けると山頂に到着。東京スカイツリーや群馬や長野の山々を見渡せる景色に感動。その後、アップダウンを繰り返し、古御岳、高畑山を通過。天目指峠(あまめざすとうげ)へ向かう。道に沿ってアセビの群落を楽しみながら、伊豆ヶ岳から約2時間で峠にたどり着く。更にヒノキ植林地帯を歩くと、911年創建の天台宗の古刹、子の権現に到着。江戸時代から守られている茅葺の本堂をはじめ、日本一の重さがあると言われる鉄のわらじなどがあり、足腰守護の神仏として信仰を集めている。参拝後、表参道沿いにある三代続く茶店で人気の手打ちうどんをいただき、ゴールの吾野駅へ向かう。
三ッ峠山(山梨) 登山者:宮本和知/定岡正二
三ッ峠山は、山梨県東部にそびえる開運山、御巣鷹山、木無山の3つの頂上の総称であるが、最高峰の開運山を示すこともある。山頂からは富士山の絶景が眺められることで有名で、関東の富士見百景にも選定されている。また、最近ではパワースポットとして女性登山客にも人気の山だ。旅の出発は富士急行の「三ツ峠」駅。絶滅危惧種になっているクマガイソウの観賞後、早速三ツ峠山を目指す。途中、神鈴の滝を見学し、約1時間で登山口に到着。少し登ると、自然石に大日如来を意味するアークという文字が刻まれた達磨石に着く。そこからスミレが咲く登山道沿いに30分程登ると、股のぞきに到着。ここは、視界が大きく広がるビューポイントで、赤松の幹が二つに分かれたところから美しい富士が望める。その後、斜面に八十八大師が並ぶ急なジグザグ道や、ゆるやかなトラバース道を歩き進むと、ロッククライミングの聖地となっている屏風岩の下に到着。ここまで登ると山頂はもうすぐ。最後の急坂を登り約30分で山頂に到着。山頂からの眺めは素晴らしく、正面の雄大な富士山に感動。
塔ノ岳 (神奈川) 登山者:富永美樹/中田有紀
神奈川県北部に広がる丹沢山地。今回は、丹沢の中でも登山客が多いといわれる塔ノ岳を目指す。旅の出発は小田急線の渋沢駅。バスで丹沢の登山拠点ある大倉へ行き、その後登山道に入ってキランソウやヤマルリソウなどの春の花を楽みながら本格的な登山道に突入する。樹林帯を抜け、標高943mの堀山を過ぎ、更に樹林帯をひたすら登る。ここはだらだら変化がないため、通称「バカ尾根」と呼ばれる。ここまで約1時間30分。さらに登り、山小屋を過ぎると少しずつ展望が開ける。山頂まで続く木の階段を上り、途中、花立山荘で休憩。標高1、370mの花立(はなだて)の山の直下にある小屋で、大倉尾根で唯一展望が自慢の小屋。ここで相模湾や三浦半島、そして富士山を眺めながら人気のかき氷をいただく。小屋の周りに咲くフジザクラを眺めながら再び急な坂を登り続けると、鹿に遭遇。その後、木の階段から細い尾根道をアップダウンして、ようやく塔ノ岳に到着。山頂から富士山、南アルプス、そして相模湾まで望むことができ、その素晴らしい眺めに感動。
由布岳(大分) 登山者:新田恵利/村井美樹
由布岳は、大分県の由布市にそびえる活火山。新日本百名山、日本二百名山に選定されており、九州全域のみならず全国から登山者が訪れる人気の山だ。旅の出発はJR久大線の湯布院駅。まずは今夜の宿「旅館いよとみ」へ。ここは、由布盆地の中心に佇む旅館で、大正9年創業の老舗旅館。貸し切りの露天風呂でくつろいだ後、野菜を中心に旬の食材を使った小鉢会席と名物地鶏鍋を堪能する。翌朝。由布岳登山口で自然観察指導員の方と出会い、由布岳の山麓に生息するサクラソウや貴重な花々の話を聞き、登山を開始。多くの巨石が目を引く草原を抜け、コナラやカエデなどの木々に囲まれた樹林帯に入る。さらに歩くと、樹林帯の中に飯盛ヶ城を望める開けた平地が。再びジグザグの登山道や急な坂を乗り越え、マタエに到着。ここは、東峰と西峰の分岐点で、眼下には火口跡のお鉢が。ここまで来ると山頂はすぐそこ。今回は東峰を目指す。岩場に苦労しつつも、山頂に到着し、大満足の二人。
西穂高岳(長野・岐阜) 登山者:ダニエル・カール/レッド吉田
西穂高岳は、長野県松本市と岐阜県高山市にまたがり、ダイナミックな岩峰が連なる穂高連峰の一角にたつ山。今回は西穂高岳独標を目指し、穂高連峰の雄大さと優雅さを体験する。旅の出発はJR松本駅。ここからバスで奥飛騨温泉郷の平湯温泉に到着、さらにバスを乗り換え、新穂高温泉に到着する。ここから新穂高第一ロープウェイで鍋平高原駅へ。さらに第二ロープウェイに乗り継ぐが、その前に、しらかば平駅にある売店で昼食を購入。その後、日本唯一の2階建てゴンドラで西穂高口駅へ。標高2,156mの駅屋上にある展望台から北アルプスの大パノラマを楽しむ。登山を開始し、雪を踏みしめながら樹林帯を進んで行くと、西穂高口駅から約1時間40分で森林限界に建つ西穂山荘に到着。ここは通年営業のため、四季折々の穂高を楽しむことができ、天気が良ければ焼岳や乗鞍岳が望める。今夜はここで宿泊。翌朝、ご来光を期待し西穂高の独標を目指す。午前5時30分、前穂高岳と明神岳の間からのぼるご来光に大感激する二人。下山後は新穂高温泉で疲れを癒し、旅は終了。
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