土曜スペシャル

毎週土曜日夜6時30分放送

2012年9月29日放送

日本温泉協会認定 オール5温泉に行こう!

下部温泉

川上直子/春香クリスティーン

30軒ほどの温泉宿が軒を連ねる、山梨・下部温泉。石和温泉・湯村温泉と並び甲州三大温泉に数えられ、古くから湯治場として多くの人々が訪れるこの下部温泉にあるオール5の温泉が、「古湯坊源泉館」。こちらの宿の女将は温泉療法士の資格を持ち、また、ご主人は温泉療法士を指導する資格を持つため、全国各地から療養に来る人が後を絶たないという知る人ぞ知る温泉。元アスリートの川上も相談に乗ってもらうことに。そして、いよいよオール5の温泉が登場。「武田信玄公かくし湯大岩風呂」は、巨大な岩風呂の下から湧き出す源泉の上に板をはった混浴風呂。源泉の温度は低く、長時間浸かる事が出来るので、じっくり温泉療養ができる。女将に入浴方法を指導してもらいながら、オール5の温泉を味わう2人。温泉を堪能した後は、湯治部での生活の様子や、湯治客などに温泉の魅力をインタビュー。協力して宿を切り盛りする御主人や女将の姿から、改めて人々に愛される温泉づくり、そしてそれを維持していく大変さを実感した2人でした。

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長湯温泉

いとうまい子

九州・大分県。湯布院や別府など名だたる温泉地が並ぶこの地でいま注目を集めるのが、長湯温泉。実はこの長湯温泉、炭酸成分を多く含む独特な湯。まずは、一風変わった建物が目を引く「ラムネ温泉館」へ。肌にまとわりつく気泡は、まさにラムネの様。しかし、ここの湯は残念ながら現在はオール5の温泉ではないとのこと。目指すオール5の温泉は、ラムネ温泉館の館長のご兄弟が経営する「大丸旅館」にあるとのことで、早速訪れる旅人。昭和30年頃、温泉の乱掘で自噴できない温泉が増えていた時期に、夢のお告げで畑を掘ったところ、高熱泉が噴き出した。その湯をひいているのが、このオール5の温泉なのだとか。ラムネ温泉とは異なり、炭酸分はやや控えめながらも、50度近い源泉の湯はさすがの肌触り。日々の掃除や管理の徹底はもちろん、山に木を植えて周囲の自然を守り育てることで、温泉を守ろうとするスタッフの熱意にも感動した旅人なのでした。

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小谷温泉

矢部美穂

長野県の山あいにある小さな温泉地、小谷温泉。ここは明治時代、ドイツで開かれた温泉博覧会で、日本を代表する四大温泉(別府・登別・草津・小谷)の一つとして内務省特選選出されたほどの名湯。この小谷温泉にあるオール5の温泉が「大湯元山田旅館」。この地に三軒ある湯宿の中でも最も古い旅館で、江戸期に建築された本館、別館など七棟が国の登録有形文化財に指定されている。ご主人に館内を案内してもらった後、まずはオール5の温泉を味わいます。すっかりその名湯に魅了された旅人。その温泉を守るための努力を、身を持って体験することに。日々の掃除(タイル磨き・スケールとり)に始まり、湯の大元である山を守る為の草刈りや山道の管理、提供する野菜作りなど、湯守としてこだわりを徹底して貫くご主人の姿にすっかり圧倒されます。その熱意あってこそのオール5の温泉なのだと、改めて教えられたのでした。

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水上温泉

大場久美子/松井絵里奈

群馬の名湯、水上温泉郷。そのなかのひとつ、谷川岳の麓、谷川温泉にあるオール5の温泉、「水上山荘」。まずは、雄大な谷川岳を眺めながら入る事が出来る風呂を満喫する2人。この水上山荘のオール5の温泉は、大浴場。名湯と美しい谷川の眺望をすっかり楽しんだところで、お湯の管理についてお話を伺う2人。実は、こちらの温泉は、水を足したり、加温することなく、こまかく温度を変化させ、適温に整えることができるそう。その方法とは、温度の違う源泉を3つ使い、その混合率を細かに変える事で、その季節、気温に合わせ、細かく温度を変化させているのだとか。その細かな心遣いに、ただただ感心させられた2人でした。

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貝掛温泉

田中律子

越後湯沢から車で20分ほど。山あいにひっそりと佇む1軒宿「貝掛温泉」。ここは700年以上前に開湯したといわれ、江戸時代から目の病に効く温泉として知られてきた秘湯。実際、昭和初期までは、その湯が目薬として販売されていたほど。しかし、洪水で宿は流され、昭和30年代に先代が復興させるまで、一度は途絶えていた温泉です。そのバックヤードを見学させてもらうことに。現在は、元サラリーマンの御主人と、元CAの女将が切り盛りをする貝掛温泉。伝統ある温泉を受け継ぎ守っていくことの苦労や、若い世代へ湯を守ることの大切さを伝えるの難しさなどを聞きながら、若いスタッフにもインタビュー。意識のギャップ、伝統の重さなどに悩みながらも、一丸となって前向きに進もうとする姿をレポートします。

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鹿沢温泉

磯山さやか

群馬・嬬恋、標高1500mの山あいの地で、かつて湯治場として人気を誇った鹿沢温泉。しかし、大正7年に起こった大火で、ほとんどの温泉宿が少し離れた新鹿沢温泉へ移動。その中で1軒だけ鹿沢の湯を守り、この地に踏みとどまった宿が、今回訪れる「紅葉館」。山道を辿り、見えてきたのは、なぜか蕎麦屋さん。実は紅葉館は現在改築中で、宿は基本的に休業中。併設の蕎麦屋と日帰り入浴、そして向かいの別館で土日だけ宿の営業をしているのだとか。温泉は1200年前から湧いているといわれ、46℃と熱め。2つある源泉から直接湯船に湯を引きこんでいるので、湯口から出たところで初めて湯が空気に触れることに。その日の気温や天気などにより、湯の濁り具合が変わるといいます。
加水をしていないので、かなりの熱さ。とはいえ、お湯は極上の肌触り。年に一度手入れをするという源泉。しかし、そこはガスが発生するため、3日間空気を入れ替え、それでも、掃除に入る事が出来るのはわずか30分だけ。旅人も命がけの作業を手伝いながら、改めてオール5の温泉を守る事の大変さを実感したのでした。

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法師温泉

松井絵里奈

法師温泉は新潟県と群馬県の県境、国道17号線沿いに点在する猿ヶ京温泉郷の最深部、三国峠の山麓。ここにある一軒宿、「長寿館」にオール5の温泉があります。国の重要文化財にも指定されている長寿館の建物は、これぞ秘湯といった佇まい。その昔、熟年夫婦をターゲットにした旧国鉄の宣伝ポスターの写真がここで撮影され、全国的に知られるようになりました。昭和6年には与謝野晶子が上越線開通の折りに泊まったという記録も残っているこの宿。まずは、一風変わった風呂を見学。浴槽の底にはなんと源泉が!ちなみに宿の御主人は現在6代目で、日本秘湯を守る会の副会長。先代の御主人は大型の温泉宿が増えた時代にも山の宿を大事に守る、という信念のもと、現在に至るまで長寿館を守って来たのだそうです。そういったこだわりが、オール5の温泉を守っているのかもしれません。

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※掲載している情報は、放送時点のものです。