土曜スペシャル

毎週土曜日夜6時30分放送

2013年2月2日放送

歴史情緒溢れる温泉めぐり 冬はほっこり湯治場の旅

栃木

酒井敏也/モロ師岡

東京駅から新幹線と普通列車を乗り継ぎ2時間弱、黒磯駅に到着。そこから那須湯本駅に向かう。ここは、飛鳥時代に開湯されたと言われ、江戸時代には大名も湯治に訪れた土地。そこで人気なのが、公共浴場『鹿の湯』。こちらでは、入浴前に“かぶり湯”をするというルールがあり、入浴前にかぶり湯用の浴槽で、少し熱めのお湯を100~300回ほど後頭部にかぶる。これは、薬分を吸収し、入浴後のめまい・吐き気などを防ぐためだとか。かぶり湯を何とか終え、いよいよ浴槽へ。温度が分かれた6つの浴槽から選んで入浴できるが、2人はせっかくだからと、48℃の湯船に挑戦する事に。体も十分に温まった所で、食事処を探して温泉街を散策。250年前の豪農の館を移築した「民芸みちのく」で昼食をいただく。笹おこわとゆばこんにゃくがついたボリューム満点のすいとん定食。那須の郷土料理を堪能する。その後、本日お世話になる湯治の宿へ。やってきたのは「北温泉旅館」。余笹川の清流をのぞむ素朴な山の湯で、奥那須の湯治場として古くから親しまれてきた秘湯だ。江戸安政期に建てられた客室へ案内していただき、コタツのある素朴なお部屋でくつろいだ後、早速温泉へ。旅館の名物は、壁に大きな天狗の面がかけてある露天風呂“天狗の湯”と、プールのように大きい風呂。開放感抜群の露天風呂を楽しんだ後は、湯治客用の炊事場で、夕食の支度をスタート。仲良くなった湯治客の部屋にお邪魔して、一緒に夕食をいただく事に。湯治場ならではの楽しさを味わいながら、1日を終える。翌朝、お世話になった旅館の為に雪かきのお手伝いしたあと、朝風呂で汗を流し、清々しい気持ちで旅を終える。

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岩手

松本明子/藤崎奈々子

●1日目
盛岡駅から出発して約2時間、岩手県八幡平市・松川沿いにある開湯250年の歴史を誇る松川温泉に到着。数ある温泉宿のなかで今回は、「峡雲荘」へ。2004年にリニューアルしたモダンな外装に、木のぬくもりを感じる佇まいの2階建ての宿だ。こちらの温泉は、少し緑がかった乳白色のお湯で、雪景色の原生林に囲まれた露天風呂で堪能できる。温泉の蒸気を利用した暖房で心地よい暖かさの館内を散策しつつ、湯治場客から松川温泉は湯めぐりできるとの情報をゲット。複数の宿の湯を“はしご湯”すべく、まず向かったのは、山小屋風の「松楓荘」。松川温泉では一番歴史が古い宿で、こちらの名物は、吊り橋を渡っていく洞窟風呂だ。探検気分で温泉を満喫した2人は、宿に戻り夕食を楽しむ。
●2日目
松川温泉から約1時間15分、荒屋新町駅に到着。駅から宿の送迎車で向かったのは安比高原の北に位置する新安比温泉。
到着したのは、2010年にリニューアルした「静流閣」。こちらのお湯は、日本でも非常に珍しい強食塩泉。海水の約2倍以上もの濃度で“金の湯”と呼ばれ、美人・若返りの湯と評判の湯だ。お風呂の後はお楽しみの夕食。安比産マイタケを使った炊き込みご飯と地元の名店「ふうせつ花」の自家製豆腐に舌鼓を打つ。
●3日目
朝食を頂いた後、蕎麦打ちを体験。蕎麦打ちを楽しんだ後は、朝風呂をいただく事に。露天風呂は深湯・浅湯・歩行湯と一つの浴槽で3つの湯遊びが出来る。湯治の魅力を存分に味わった旅となった。

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宮城

北原佐和子/藤田朋子

蔵王連峰の麓に位置する遠刈田温泉の開湯は約400年前の慶長6年。今も公衆浴場が2軒あり、古くから湯治場として栄えた湯の街だ。所々から湯気が噴き出す温泉街を歩いていると、刈田嶺神社湯神社を発見。いい湯に出会えるようお参りをして先に進むと、町の公衆浴場を発見。“神の湯”という昔からの公衆浴場だ。木製の浴場には“熱い湯”と“ぬるい湯”の二つの浴槽があり、手を浸けてみると、どちらも熱い!源泉の温度が高い遠刈田温泉。こちらの湯船は、約45℃と約42℃と、どちらも温度が高め。2人は“ぬるい湯”の方へ。身体の芯から温まった2人は、昼食を探しに散策を続ける。続いては老舗の「はせがわ豆腐店」へ。きれいな水でおいしい豆腐が出来るとのことで、2人も人気の分厚揚げをいただき大満足。その後、今宵の宿を目指す。やってきたのは開湯600年の歴史を誇る鎌先温泉の「最上屋旅館」。鎌先温泉は、昔から“傷に鎌先”といわれ、宿に来る前に使っていた杖が湯治後は必要なくなり、湯神社に杖を奉納して帰ったという歴史ある奥羽の薬湯だ。「最上屋旅館」は、創業当時のままの自炊棟を構える名旅館で、今も変わらず湯治客を受け入れている宿。懐かしい雰囲気の部屋でくつろいだあと、早速お風呂へ。鉄分豊富で、とろっとしたなめらかなにごり湯は、源泉かけ流しで、湯に何回も入る事で効き目が増すのだとか。奥羽の薬湯といわれる極上の湯を堪能し、お昼寝タイムをはさんで夕食の時間。売店で買い出しを終え、炊事室で他の自炊客の方々と一緒に料理する事に。仲良くなった湯治客の方と一緒に夕食をいただき、一日が終了。翌日は、渋温泉へ向かい、老舗旅館「木村屋」の月見露天風呂で癒やされ湯治の旅を締めくくる。

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群馬

梅宮アンナ/にしおかすみこ

●1日目
群馬県の最北端・みなかみ町の湯宿温泉は、1000年以上もの歴史を誇る湯治場。まずは、温泉街を散策し、地元の方が湯治客や観光客をもてなす温泉街の憩いの場「ゆじゅく茶や」へ。地元の方々にオススメの共同浴場「窪湯」の情報を聞き、早速行ってみることに。共同風呂ならではの雰囲気を楽しんだあと、今回お世話になる宿へと向かう。到着したのは、温泉街のほぼ真ん中にある「湯本館」。創業は400年前の戦国時代ともいわれている宿だ。館内で“温泉卵できます”のプレートを発見した2人。早速作ってみることに。こちらの旅館では源泉が湧いており、62℃のお湯は、温泉卵を作るのにちょうど良い温度なのだとか。卵が出来上がるのを待ちつつ、早速お風呂へ。大浴場は混浴で、注ぎ口には湯の花が。効能高いいで湯に大満足する2人。身体が芯から温まったところで、温泉卵も完成。ちょうどよい加減の卵の味は絶品だ。そして、部屋に戻って、夕食。シメには湯治客に大人気という源泉を使用したお粥をいただき、1日目は終了。
●2日目
翌日は、赤谷川の上流に位置し、江戸時代に発見されたという川古温泉へ。一面の雪景色を進むと見えてきたのは「浜野旅館」。昔から“川古のみやげは一つ杖をすて”と詠まれるほど、効能高い温泉だ。まずは、内湯でお湯の良さを楽しむことに。昔から骨の髄まで温まると珍重させてきたお湯は、細かな気泡が舞い、身体が泡で包まれる。さらに、雪見の露天風呂もあり大満足。伝統あるお湯で身体を癒やされる旅となった。

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※掲載している情報は、放送時点のものです。