すなっぷ

過去の放送

2007

4月11日 #156 「スター誕生」


「LOVE JUNX(ラブ ジャンクス)」。
日本初のダウン症の人のための本格的なエンターテイメントスクールである。
ここに通うダウン症の子どもたちは500人を越す。

「ONE+LOVE WORLD」
3月25日、東京・代々木公園の野外ステージで開かれたイベントだ。
DA PUNPなどと共に、ステージ狭しと、ダウン症の子供たちがダンスを披露する。
彼らが主役のステージだ。
そのステージを見守るひとりの女性、牧野アンナさん、35歳。
彼女こそ、「ラブ ジャンクス」を設立し、[ONE+LOVE WORLD]を開催した人である。
ダウン症児だけのステージでは見てくれる人が少ないだろうと、
牧野さんはDA PUNPなど、アイドルと呼ばれる若者にも、出演を依頼した。
安室奈美恵やSPEEDらを育てた経験を持つ彼女は、
2002年、日本ダウン症協会の依頼でイベント向けにダンスを教えた。初めての経験だった。

「それまでダウン症に限らず障害者に対し偏見があったが、レッスンを通して、
自分と何ら変わりがないし、逆に非常に明るいことに感銘を受けた」

そして、「残りの人生、彼らにかける」と決め、ダウン症の人のためのスクール「ラブ ジャンクス」を始めたのだ。
才能はあっても発表する機会のない子どもたち。
牧野さんはダンスを通して、ダウン症の人に自己実現と自己表現の場をつくり、
自信を身につけて欲しいと言う。

そんな牧野さんの夢は…!
5年間、ダウン症の子どもを見てきたからこそのものだった。

バイタリティ―溢れる牧野さんと
彼女を母親のように慕うダウン症の子どもたちの姿を追う。