すなっぷ

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2014

2月12日 #507 「収穫祭だ!」


2013年12月11日午前7時。:東京都杉並区立三谷小学校で給食作りが始まった。
献立は、カレー、牛乳、サラダ、スイートポテトにカブの漬物。食材は子どもたちが育てた野菜。みんなで育てて、みんなで食べる。今日は「山谷小収穫祭」なのだ。

11月12日、収穫祭を前に発表会が行われた。半年間にわたる栽培記録の発表だ。

7月10日 2年生によるトマトの収穫。赤く熟したトマトは65kgにもなった。
7月19日 ジャガイモ掘り。育てたのは6年生。 土にまみれながら手で掘り起こした。
8月29日 2年生が、収穫したトマトでトマトケチャップを作った。
ケチャップはカレーの隠し味に使われる。
10月11日 5年生による稲刈りが、山梨県忍野村で行われた。当日は晴天に恵まれ、富士山も姿を現した。稲刈りをした児童は、「苦労した後に食べるからこそ、自分でやったからこそ美味しいのかな」と。
11月11日 1年生によるニンジンの収穫。種を撒いたのは6月。人参を育て始めた目的は、隣の都立農芸高校馬術部の馬にあげるため。育てた命が新たな生命を育む。
2年生はサツマイモ堀り。宝さがしのようなサツマイモ掘り。皆、土いじりが好きになった。
11月21日 カブの収穫をするのは1年生。“ウントコショ、ドッコイショ”と収穫する。
小松菜を収穫するのは4年生。葉が少し虫に食べられていた。これは青虫の仕業。虫に食べられていることは安全な証拠だ。
11月25日 大豆の収穫。育てたのは3年生。大豆は不作だったが、それもいい経験に。

山岸一良校長は言う、「命をもらうっていう心が、6年間で分かってくれるのが一番良いところかな」と。そして、江口敏幸栄養教諭は「栽培したという経験は1年後ということではなくて、もう少し大きなスパンで見たら、プラスになるんじゃないかと思っている」と語る。

給食の時間、「三谷小ならではの収穫祭。食べる、生きるという意味を考える機会にしてください」という校内放送が流れる中、子どもたちは「自分たちの作った感覚が味わえる」「収穫した野菜を使うともっと美味しくなる」「1年生から6年生までが、皆で頑張って作ったものだから、いつものカレーより美味しく感じる」「他の学年のも食べられるから嬉しい」「命の大切さとかが分かりました」「おいしいです!」と給食を頬張る。
実りに感謝、命に感謝。