
辻井伸行 |
辻井伸行
1988年 東京生まれ。
1995年7歳で全日本盲学生音楽コンクール器楽部門ピアノの部第1位受賞。
1999年10歳で全国ピティナ・ピアノコンペティションD級(中学2年生以下)金賞受賞。
2005年17歳でショパン国際ピアノコンクール批評家賞受賞。
と輝かしい受賞歴を持つ中、2009年6月世界で最も権威あるコンクールのひとつ「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で日本人初優勝を果たした若き全盲のピアニスト。
コンクール以来、その副賞が3年間で300本のコンサートを開けること、という約束もあり、飛躍的に人前で演奏を披露する機会が増えました。
日本でのコンサートはもとより、ヨーロッパや全米各地のツアーは精神的にも体力的にも過酷なもの。
しかし、何よりも人前でピアノを弾く事が楽しくて仕方が無い様子は、辻井さん自身の原動力そのもの。
そこに疲れや迷いの表情は一切見せません。プロとしての自覚に目覚め、弾く事の喜びを全身で表現し聴衆を魅了し続ける、大きなハンデを乗り越えて類い稀な成功を収めたピアニストです。
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