【俺の有馬記念 from1998】カンニング竹山 人生をかけた大勝負!
2021.12.26
12月26日(日)に中山競馬場 芝2500メートルで行なわれる2021年の総決算グランプリレース『有馬記念(GI)』
有馬記念に特別な思い入れがあるカンニング竹山さん。その昔、ある一頭の馬に竹山さんはこれからの人生を賭けた。竹山さんの臨場感あふれるエピソードトークにあなたも感情が揺さぶられる...
2021.12.26
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大谷翔平(c)SANKEI <2026年5月17日(日本時間18日)ロサンゼルス・エンゼルス 対 ロサンゼルス・ドジャース @エンゼルスタジアム> ドジャースの大谷翔平投手(31)は、敵地で行われたエンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場、5打数3安打2打点、2三振、1得点の活躍で、チームの5連勝に貢献。 4回2死満塁の場面では右前2点適時打を放ち、先発・佐々木朗希投手(24)の2勝目をアシストした。出場4試合連続安打とし、打率を.258となった。 大谷のバットが止まらなくなってきた。初回の第1打席。相手先発は、今季初登板の右腕ロドリゲス。カウント1-0からの2球目、95マイル(約152.9キロ)の速球をセンターへ痛烈に弾き返して、出塁した。 しかし2点を奪い、なおも2回2死一・三塁の第2打席は、カウント1-2からチェンジアップを見逃し、三振。判定はボールだったが、ABSチャレンジでストライクになったものだ。 そんなうっ憤を第3打席に晴らした。4回2死満塁の場面で、初球の内角カーブを右前へ運ぶ2点適時打。4-0とリードを広げる一打は、先発佐々木を援護する貴重なタイムリーとなった。 6回1死の第4打席は、救援左腕ファリスの94マイル(約151キロ)速球の前に見逃し三振に倒れたが、9回無死一塁の第5打席は右腕ジョンソンの外角シンカーを左前安打し、今季3度目の3安打”猛打賞”。本来の打撃を取り戻しつつある。 大谷は前回13日(同14日)のジャイアンツ戦では、3登板連続の投手専任出場となり、翌14日(同15日)は今季初の休養日で、2試合連続で打席に立っていなかった。 「どちらかと言うと、休み前にいい感覚を掴めたというか、ピッチング前にいい感覚を掴めたものを継続できている感じかな、と思います」と大谷。さらに「ゾーンがしっかり把握できているのが一番いいところじゃないかな、と思うので、あとは打球がしっかりそれなりに上がっていく角度で振れれば、長打もホームランも増えてくるのかなと思います」と手ごたえを口にした。 「フレッシュな状態を取り戻して、すごく心地よくバットを振っているように見える。この3連戦は本当に良かった。2日間リセットする時間を与えたことが良い効果につながったように見えるね」とロバーツ監督。 そして次回登板は、20日(同21日)のパドレス戦になることを明言した。ローテ通りなら19日(同20日)だったが、21日(同22日)は試合がないため、体調管理を考えて1日スライドすることにしたものだ。 「私の見立てでは、ショーヘイは打つ予定だ」とも指揮官は話し、4月22日のジャイアンツ戦以来4登板ぶりに、”リアル二刀流”で出場することを示唆した。7試合に先発して防御率0.82、全登板でクオリティスタート(6回以上、3自責点以内)と安定投球が続く中、打撃の状態も上向いており、投打の活躍に期待がかかる。 テレ東リアライブ編集部
山本由伸(c)SANKEI <2026年5月18日(日本時間19日) サンディエゴ・パドレス対ロサンゼルス・ドジャース@ペトコ・パーク> ドジャースの山本由伸投手(27)が、敵地で行われたパドレス戦に先発し、7回107球で3安打1失点の好投も打線の援護がなく、4敗目を喫した。 ハイクオリティースタート(7回以上自責2以下)の力投だったが、初回アンドゥハーに浴びたソロによる”スミ1”に泣いた。 大谷翔平投手(31)は「1番・DH」で先発出場し、3打数2安打、1四球とマルチ安打をマーク。 チームの連勝は5でストップ、パドレスに首位の座を明け渡した。 まだまだ序盤とはいえ、ナ・リーグ西地区のライバル・パドレスとの首位攻防3連戦。 難敵との今季初対決の初戦で、エースが力投を披露した。 初回1死後、2番アンドゥハーにカウント2-2からの甘く入ったスプリットを左翼スタンドに運ばれたが、その後は”らしい”投球でパドレス打線を封じ込んだ。 3回2死から再びアンドゥハーに左前打されたが無失点。 4回、5回、6回は無安打で乗り切り、7回1死二塁のピンチも7番カステラノスをスプリットで空振り三振、8番ロレアーノを遊ゴロに仕留め得点を許さない。 7回1失点のハイクオリティースタートを達成したものの、相手先発キングの前に味方打線が沈黙し、エース対決を制すことはできなかった。 何とも悔やまれる”スミ1”となる被弾となった。 山本は、前回12日(同13日)のジャイアンツ戦では、自己ワーストの3被弾するなど7回途中6安打5失点の背信投球。 この時も同じように内角に浮いたスプリットをスタンドに運ばれている。試合後、山本は「低めを狙って投げたんですが......。すごく悔しい失投でした」と唇をかんだ。 「直近の何登板かは、彼の基準からするとよくなかった。でも今日はとても良かったと思う」とロバーツ監督。 「ヨシは2番打者相手に、(この試合で)一つしか間違いを犯さなかった。ホームランを打たれたが、それしか(相手は)奪い取ることができなかった」とエースをかばった。 それでもチームが敗れたことに、エースとしてのプライドが許さない。 「今日は相手投手(キング)がすごくいい投手だったので、僕が失投して先制されているようではダメ。何とか0-0で投げていけるような試合内容を作らないと。やるべきことは自分の中で明確にあります。今日投げてる中で、すごくいい感覚があったので、これから良くなっていくと思います」と山本。 次回登板でのリベンジを誓った。 テレ東リアライブ編集部
ドジャース・佐々木朗希(c)SANKEI <2026年5月17日(日本時間18日)ロサンゼルス・エンゼルス 対 ロサンゼルス・ドジャース@エンゼルスタジアム> ドジャースの佐々木朗希投手(24)が、敵地で行われたエンゼルス戦に先発し、7回91球を投げ4安打1失点、8奪三振、無四球の好投で、2勝目をマークした。 シーズン2勝は自己最多、7回を投げ切るのは最長、8奪三振は最多で、無四球も初めてだった。 防御率は、5.09。大谷翔平投手(31)は「1番・DH」で先発出場、5打数3安打2打点、2三振、1得点の活躍で佐々木を援護し、チームの5連勝に貢献した。 初回1死から、2番トラウトに96マイル(約154.5キロ)の速球を右中間二塁打される不安のスタートとなったが、この日の佐々木は落ち着いていた。 3番シャヌエルをフォークで空振り三振、4番ソレアを97.5(約156.9キロ)マイルの速球で三ゴロに仕留めピンチを切り抜けると、波に乗る。 2回、3回はともに三者凡退で、打者6人から4三振を奪い、エンゼルス打線を圧倒した。 大谷の2点タイムリーなどで4回までに大量7点の援護もあり、4回2死二塁から5番モンカダに右前タイムリーを許したものの、失点はこの1点のみ。 6回、7回も三者凡退で乗り切り、「初めてづくし」の快投となった。最速は97.9マイル(約157.5キロ)ながら、スプリット、スライダーをゾーンに散りばめ、4月25日(同26日)のカブス戦以来の2勝目を手に入れた。 「ロウキは素晴らしかった。どんどん、良くなっていると思う。スプリットの感覚も非常に良かったし、ストレートのコマンド(制球)もよかった。とても効率的な投球だったね。四球がなかったこと、それが大きいと思う。四球を出さなかったというのは、今の彼に自信がついてきている証拠だからね」とロバーツ監督。 ようやく期待にこたえる投球を見せた佐々木に賛辞を贈った。 サイ・ヤング賞左腕スネルが左ひじの遊離骨手術のため離脱。同じく右ひじ手術のディアスも前半戦絶望の見込みだ。 カスペリアスも負傷者リスト(IL)入りしている。さらに、ブルペンを支えてきた左腕ドライヤーがこの日、「左肩の違和感」でIL入りすることが発表された。 そんな状況の中、メジャー2年目で最高の投球を披露した佐々木。負傷者続出で苦しい投手事情の中、この日の投球はドジャースにとって明るい材料となった。 <佐々木朗希投手一問一答> ――メジャーで一番、理想の投球ができたんじゃないでしょうか? キャッチャーの要求通りに投げきれましたし、ラッシングもいいリードをしてくれたので、そこかなと思います。 ――素晴らしいボールを投げていたと思いますが、前回登板と比較するといかがですか? 調子自体は、前回、前々回の方が感覚的にはよかったんですけど、ただ、しっかり要求通りにストライクゾーンに投げられましたし、守備にも助けられながら、そういうところかなと思います、あと、点も取ってもらったので、リズムよく投げられたかなと思ってます。 ――フォームが固まってきたことが、好投につながりましたか? フォーム的にも徐々に良くなっているので、しっかりこう、この投げ方だったら、まあある程度ここに行くっていうフォームで投げられていますし、1試合通して続けられたので、今日はそこが良かったのかなと思います。 ――前回は配球の面で問題があったとのことでしたが、今回はどのような対策をしましたか? 2巡目3巡目は特にこう、ピッチングコーチと、どう変えていこうかとそういうところを話しながらずっと同じ攻め方にならないようにだったりとか、1人1人考えながらやりました。 ――ストレートを効率的に使えたということでしょうか? 1人1人違うので、全体的にどうだったかというのは一言で言えないんですけど、前の打席の反応を見たりとか、ピッチングコーチからの意見だったりとか、そういうところを聞きながらやりました。 ――メカニックのことを考えなくてよくなったことで投球内容が良くなったのですか? そうですね、ある程度狙ったところにいくという感覚があると、どんどんバッターとの勝負に集中できると思うので、そこが大事かなと思います。 ――前回の登板の時に、まだ自分の理想と程遠いと言っていましたが、かなり近づいた感覚はありますか? うーん、真っ直ぐの強さ自体はもう少し欲しいなとは思うんですけど、今日バッターを抑えられたことは良かったですし、変化球も前回より良かったので、引き続き、目の前の試合と、あとは長期的に見て、しっかり安定した真っ直ぐを投げられるように、練習していきたいなと思います。 ――無四球で投げ終えたことについては? カウントがつまったときに打ってもらったり、ラッキーなところもあったんですけど、基本的にはキャッチャーの要求どおりにゾーンで勝負できたので、そこかなとは思っています。 ――シーズン序盤はコントロールに苦しんでいましたが、ボールを操れるという自信はどの程度出てきましたか? フォームについて、まとまってきた部分と、まだそうでない部分があるんですけど、全体のバランスとして、ゾーンにいくということ、そこのメカニクス的なところに関しては、ある程度、今の中ではこれというのがあるので、それがうまくはまっているからかなと思います。 ――コーチ陣とのコミュニケーションはうまく取れてますか? そうですね、1年目とはまた経験値も違うので、考えることもまた別なので。その中でコーチともコミュニケーションがうまく、より取れているかなというのもありますし、話す内容も、お互いが何を求めているかということもわかってきたので、その中でちゃんとコミュニケーション取れてきているなと思います。 ――現在のフォークの調子は? フォークとまっすぐが基本的に軸なので、そこがある程度安定してくれたら試合は作れるくらいにはなるのかなと思うので、そこはすごく大事ですし、ほかの変化球が増えてきたとしても軸になることは変わらないと思うので、そこは優先順位高く練習していきたいなと思います。 ――右足の使い方、変えたところはありますか? ないです、一緒です。 ――7回のマウンドは早めに上がっていましたね? 国家みたいな方は聞いてなかったんですが、初めて”野球場へ行こう”の英語版をマウンドで聞きました。 ――7回投げてチームに貢献できましたね? 結果としては、日に日に、毎登板よくなっているなと思いますし、ただパフォーマンス的にもっと高いものを出していかないと通用しなくなるのも時間の問題だと思うので、安定した結果を出すためにはある程度自分のパフォーマンスを上げていかないといけないと思うので。 今回抑えたことと、パフォーマンスがどうだったかは別にして、しっかりパフォーマンス上がるように頑張りたいなと思っています。 ――話は変わりますが、英語は上達しましたか? していないと思います。 ――どうやって勉強しているのですか? まだなんも勉強してないです。 テレ東リアライブ編集部
ドジャース・ロバーツ監督(c)SANKEI <2026年5月17日(日本時間18日)ロサンゼルス・エンゼルス 対 ロサンゼルス・ドジャース @エンゼルスタジアム> ドジャースの佐々木朗希投手(24)が、敵地で行われたエンゼルス戦に先発し、7回91球を投げ4安打1失点、8奪三振、無四球の好投で、2勝目をマークした。 シーズン2勝は自己最多、7回を投げ切るのは最長、8奪三振は最多で、無四球も初めてだった。大谷翔平投手(31)は「1番・DH」で先発出場、5打数3安打2打点、2三振、1得点の活躍で佐々木を援護し、チームの5連勝に貢献した。 初回1死から、2番トラウトに96マイル(約154.5キロ)の速球を右中間二塁打される不安のスタートとなったが、この日の佐々木は落ち着いていた。 3番シャヌエルをフォークで空振り三振、4番ソレアを97.5マイル(156.9キロ)の速球で三ゴロに仕留めピンチを切り抜けると、波に乗る。 2回、3回はともに三者凡退で、打者6人から4三振を奪い、エンゼルス打線を圧倒した。 大谷の2点タイムリーなどで4回までに大量7点の援護もあり、4回2死二塁から5番モンカダに右前タイムリーを許したものの、失点はこの1点のみ。 6回、7回も三者凡退で乗り切り、「初めてづくし」の快投となった。 最速は97.9マイル(約157.5キロ)ながら、スプリット、スライダーをゾーンに散りばめ、4月25日(同26日)のカブス戦以来の2勝目を手に入れた。 「ラッシング(捕手)がいいリードをしてくれて、要求通りに投げ切れたので、そこかな、と思います。調子自体は、前回前々回の方が感覚的には良かったんですけど、要求通りにストライクゾーンに投げられましたし、守備にも助けられました。あと、点も取ってもらったので、リズムよく投げられたかな、と思ってます」と佐々木は白い歯を見せた。 「ロウキは素晴らしかった。どんどん、良くなっていると思う。スプリットの感覚も非常に良かったし、ストレートのコマンド(制球)もよかった。とても効率的な投球だったね。四球がなかったこと、それが大きいと思う。四球を出さなかったというのは、今の彼に自信がついてきている証拠だからね」とロバーツ監督。 ようやく期待にこたえる投球を見せた佐々木に賛辞を贈った。 サイ・ヤング賞左腕スネルが左ひじの遊離骨手術のため離脱。 同じく右ひじ手術のディアスも前半戦絶望の見込みだ。カスペリアスも負傷者リスト(IL)入りしている。 さらに、ブルペンを支えてきた左腕ドライヤーがこの日、「左肩の違和感」でIL入りすることが発表された。 そんな状況の中、メジャー2年目で最高の投球を披露した佐々木。負傷者続出で苦しい投手事情の中、この日の投球はドジャースにとって明るい材料となった。 テレ東リアライブ編集部
ロデオドライブが優勝(c)SANKEI 「母の日だから、枠連8-8(ハハ)だったか」―― NHKマイルCの着順が確定した直後、そんな声があちこちから聞かれた。 戦前から大混戦と称され、大波乱の決着も考えられたが、結果は至ってシンプル。大混戦と称されていたレースほど、案外そんなものなのかもしれない。 前年の朝日杯FSの勝ち馬、トライアルであるニュージーランドTにチャーチルダウンズCを制した上がり馬など、重賞勝ち馬が8頭もエントリーしているというのにこれといった本命馬がおらず、今年のNHKマイルCは例年以上の大混戦と目された。 本命馬不在の状態はレース直前まで続いていた。 パドックが始まるころはここまでに重賞2勝を挙げている実力馬ダイヤモンドノットが1番人気に推されていたが、返し馬が終わったころにはこのレースと同じ舞台であるサウジアラビアRCを快勝しているエコロアルバが逆転。 だが、その人気もレース直前に入れ替わり、最終的に1番人気に支持されたのはニュージーランドT2着から臨んだロデオドライブだった。 ここまで3戦2勝2着1回と戦績には傷がなく、上がり3ハロンの時計は3戦すべてでメンバー最速という切れ味を誇る。 そんな素質馬にダミアン・レーンが騎乗するのだから人気になるのも頷けるが、並み居る重賞勝ち馬を差し置いての1番人気というのは少々人気を集めすぎた感もあったのは確か。 だが、肝心のロデオドライブに気負っているような様子は見られなかった。パドックでは伸びやかな歩様で周回し、返し馬でもダイナミックなフォームで新緑の府中のターフを駆け抜けた。 その姿はひ弱な若駒ではなく、GIで1番人気を背負うだけの風格が備わっていた―― その雰囲気をファンは感じ取ったのか、最終的に彼を1番人気に押し上げた。 これが今年の初レースとなるエコロアルバが後手を踏んだ以外、17頭が横並びでスタートを出ると、内からリゾートアイランドとユウファラオの1枠2頭が出を伺う。 それに並ぶように人気馬の一角ダイヤモンドノットが付いていき、外からも伏兵馬たちがぞろぞろとやってきた。 思いのほか多くの馬が先行したことでペースが上がり、前半の3ハロンは過去10年で2番目に速い33秒7。 こうなると後ろにいる馬たちには有利な展開となるが......この流れに合わせるように後ろにいた各馬が府中の大ケヤキを過ぎたころから動き始めた。 そして迎えた最後の直線。18頭が一斉にスパートを掛ける中、早めに動いていったのはダイヤモンドノットと川田将雅だった。 人気馬の中で唯一、前でレースをしてきたことで展開的には不利かと思われたが、逃げたユウファラオを交わして先頭に。 馬場の真ん中から抜け出してくるその走りは実績馬にふさわしいものだったが、やはりマイルは長かったのかゴールまであと1ハロンのところで失速。 それに代わるように外からアドマイヤクワッズ、アスクイキゴミが飛んできたが、その2頭以上の勢いで伸びてきた人馬がいた。 D.レーン騎手騎乗のロデオドライブが優勝(c)SANKEI ロデオドライブとダミアン・レーンだ。 4コーナーを回った時点では後ろから3~4頭目という位置取りで、直線を向いたとき、大外を回ってきていた。すぐ前にはアスクイキゴミがいたが、並の馬の末脚では届かないようなポジション。 いくらここからいい脚を使っても、掲示板に入るのが精一杯かという感じもしたが......レーンの追い出しに合わせるようにロデオドライブはストライドを伸ばしてきた。 ゴールまで残り300mを過ぎた辺り、レーンの右鞭が入ったことでロデオドライブの末脚の導火線に点火した。 そこからの脚はともに伸びてきたアスクイキゴミ以上のキレ味で、レーンの鞭に合わせて躍動。ゴール寸前に前を行くアドマイヤクワッズを2頭並んで捕まえ、最後はクビの上げ下げとなったところでゴールだった。 先週の天皇賞(春)に続いて写真判定による決着となったが、なかなか掲示板に馬番が移らなかった先週とは異なり、今回の勝ち馬は誰の目にも明らかだった。 勝利を確信していたからこそ、レース後にレーンはすぐに検量室へと戻らず、相棒とともにコース内で結果発表を待った。 写真判定の結果、外から伸びてきたロデオドライブがハナ差、アスクイキゴミを差し切ったところがゴールとなり1着。 本番に直結しづらいと言われるニュージーランドTからの臨戦での勝ち馬は8年ぶり、そして小回りコースで知られる中山競馬場でデビューした馬としてはレース史上初の優勝馬となった。 「この馬のベストパフォーマンスを見せることができた」と、レース後のインタビューでレーンは満足そうにこう語った。 展開が速くなったこと、直線の長い東京コースでのレースでこの馬の持ち味である末脚が生きたことなど、振り返ればこの馬に流れがすべて向いていたようにも思えるが、そうした流れを全てプラスにして突き抜けたその姿は3歳マイル王の座にふさわしい。 「終わってみれば、母の日ならではの枠連8-8決着」と言われた今年のNHKマイルCだが、8には末広がりの意味があり、縁起がいい数字とされている。 日の光を浴びて輝く桃色の帽子はまるで、ロデオドライブの行く末を明るく照らしているかのようだった。 ■文/福嶌弘