【日本シリーズ】中畑清「阪神はすごく良かった。第2戦目はオリックス宮城の投球がすごく大事になる」
2023.10.29
10月28日(土)に京セラドーム大阪で行われたプロ野球 SMBC日本シリーズ2023 第1戦 オリックス 対 阪神。
59年ぶりとなる関西ダービー決戦となった2023年の日本シリーズ。第1戦目は阪神が8-0で快勝。
38年ぶりの日本一に向けて、幸先のいいスタートを切った阪神。この勢いのままパ・リーグ王者オリックスを圧倒し、球団史上2度目の栄誉に輝くだろうか。
巨人で活躍し「絶好調男」の愛称で親しまれ、引退後はDeNAベイスターズの監督(2012年~15年)を務め、現在は解説者として活躍の中畑清氏(69)に日本シリーズ第1戦目を振り返ってもらい、第2戦目の展望について語ってもらった。
Q.第1戦目を振り返って
阪神はシーズン中と変わらない野球をした。打線も固定してスタイルを確立していたチームだから第1戦はその強さを感じたね。
球際での粘りも感じたし、2ストライクで追い込まれても粘っていた。阪神はすごく良かった。良いところが出過ぎてしまったかな。
その雰囲気を作ったのは先発の村上頌樹投手だね。あとは5回に佐藤輝明が初球から走って盗塁成功させた。あれがチームに勢いをつけたね。ビッグプレーだね。あの大舞台でなかなかできることではないので褒めてあげたいね。佐藤輝の存在感は何か持っているものがある。
1戦目は阪神の良いところが出たけど、シリーズで一番大事なのは第2戦目。オリックスは宮城大弥投手が先発予定だけど、若くしてポーカーフェイスで淡々と投げる。すごくいいね。私はすごく好きで(笑)。
右バッターに対してインコースに大胆に投げる直球、素晴らしいコントロールがあるので阪神で絶好調の一、二番 近本光司、中野拓夢を抑えることができれば勢いを止めることができる。
第2戦目の宮城の投球がすごく大事になってくる。彼の投球で(今後の展開・流れが)全てが決まる。
好投できれば勝ちパターンの継投に持っていける。7回1失点くらいに抑えることができれば阪神の勢いを止めることができると思う。
Q.第2戦で鍵になる選手は?
日本シリーズが始まる前は森森だと思っていた。阪神は森下翔太。彼は打者として雰囲気がある。活躍した時の阪神の勝利数は結構いいはず。オリックスは森友哉。
お互い3番だろうと思っていたから。3番の森がチームにどういう結果をもたらすかが注目だと思っていたけど森は4番だったね。
阪神の森下は3三振したけど最後の5打席目にヒットを打てたから第2戦目からは平常心でプレーできると思う。もっと期待感が出てくるね。