長友佑都「マンマ・ミーア!」日本人史上初 5大会連続出場「4年間このために準備してきた」【サッカーW杯】
2026.6.26
長友佑都 日本人史上最多となるW杯5大会連続出場を達成(c)SANKEI
サッカー日本代表DF長友佑都(F東京)が6月25日(日本時間26日)、ワールドカップ(W杯)北中米大会グループステージF組のスウェーデン代表戦に後半途中出場し、日本人史上最多となるW杯5大会連続出場を達成した。
チームは1-1で引き分け、2位でのノックアウトステージ進出を決めた。
試合後、39歳DFは「マンマ・ミーア!」を繰り返した。イタリア語で「なんてこった」「信じられない」を意味する。セリエAのインテルで活躍した経験もある長友らしい表現だろう。
長友の出場は1-1で迎えた75分。56分に前田大然のゴールで先制しながら、6分後に追い付かれると、その後は相手が押し込む展開が増えていた。
MF中村敬斗(スタッド・ランス)に代わって左ウィングバックに入り、白の鉢巻き姿でピッチに立つと、手を叩いてチームメイトに声をかけて鼓舞。
相手のCKではセカンドボールに詰め、79分には左サイドで相手にプレッシャーをかけてボールを奪うと味方にパスを預けて攻め上がり、85分には右クロスにゴール前に走り込んだ。
後半アディショナルタイムには左サイドでペナルティボックスにパスを送り、クロスを上げる場面も。終盤23分ほどのプレー時間だったが終始、気合の入ったプレーを見せた。
観戦に訪れた長友佑都の妻の平愛梨(c)SANKEI
日本代表の森保一監督は長友の起用について、「自分たちの戦い方が崩れないように、かつ、そこから攻撃につなげていく。守備から攻撃のチャンスをうかがってもらえるように」という狙いを説明。
同時に、勝ちを意識しすぎてゲームを崩す危険性を考慮して、精神的なストッパー役も期待したとして、「『バタバタするな』ということをチーム全体に促してくれていた。落ち着きをもたらしてくれた」と語った。
長友は、「4年間、このために準備してきたから、興奮した。やっぱり、この興奮はW杯でしか味わえない」と感無量の様子。「守備で激しくいくことと、1対1で絶対負けないことを意識していた。魂とエネルギーをチームに注ぎたいと思っていた。やるだけだった」と振り返った。
2008年5月のコートジボワール戦で代表デビューからスウェーデン戦は代表146試合目。W杯デビューは2010年南アフリカ大会カメルーン戦で、今回の出場でW杯出場試合数は日本代表で最多の16試合となった。
W杯歴代最多はリオネル・メッシ(アルゼンチン)とクリスティアーノ・ロナルド(ポルトガル)が今大会で達成した6大会連続出場だが、アジア選手では長友の5大会連続出場が最多。
長友は、「たくさんの支えがあってこのピッチに立てた。4年間、やってきたことは無駄じゃなかったと、みんなに感謝したい」と話した。
ブラジル代表との対戦が決まった次のノックアウトステージ1回戦ついては、「優勝を目指しているから、どこが相手だろうと勝つだけなんで。やりますよ、僕ら」と力強かった。
(KK)
<FIFAワールドカップ(W杯)2026 北中米大会>
第23回目の今大会はアメリカ、カナダ、メキシコの3か国による史上初の共同開催となる。出場枠が従来の32カ国から48カ国に拡大され、計104試合にわたる過去最大規模のトーナメントとして実施される。
開催期間:2026年6月11日〜7月19日 ※現地時間
グループステージ:6月11日〜6月27日
ラウンド32:6月28日~7月3日
ラウンド16:7月4日~7日
準々決勝:7月9日~11日
準決勝:7月14日〜15日
3位決定戦:7月18日
決勝:7月19日
・全試合日程(大会スケジュール)
・グループリーグ(グループステージ)
・決勝トーナメント(ノックアウトステージ)