森保ジャパン 守護神・鈴木彩艶の活躍でPK戦の末エクアドルを撃破! 堅守に苦しむも決勝進出を決める

サッカー

2026.10.1


鈴木彩艶 PHOTO:Getty Images

<2026年10月1日 キリンチャレンジカップ2026 日本 1-0 エクアドル@横浜国際総合競技場>

日本代表は9月シリーズの2連勝を受け、ホームでエクアドル代表と対戦。森保一監督は負傷者が相次ぐ中でも先発の顔ぶれを入れ替え、今後を見据えた新たな組み合わせで臨む一戦となった。

試合は南米の強豪・エクアドルの守備に苦しみ、90分で決着をつけることができず。PK戦に突入すると、鈴木彩艶がエクアドル3人目のPKを見事にストップ。

対する日本は5人全員が落ち着いてPKを決め切り、接戦を制して決勝進出を決めた。


中村敬斗(c)SANKEI

ワールドカップ南米予選を2位で突破したエクアドルは、本大会後に新体制へ移行。マルセロ・ガジャルド新監督のもとで再出発を図っており、高い身体能力と堅守を武器に日本に乗り込んできた。

この試合、日本の先発メンバーはGKに鈴木彩艶、3バックに瀬古歩夢、板倉滉、伊藤洋輝を起用。

中盤は鈴木唯人、堂安律、田中碧、久保建英、佐野海舟、中村敬斗が並び、1トップにはA代表初選出の谷村海那を選出した。

ウルグアイ、ベネズエラ戦では勝負強さを発揮して2連勝を飾ったものの、内容面では試合運びに課題も残した日本。

新たな先発メンバーが加わった中で攻守の連係をどこまで高められるか、そしてホームで安定した試合運びを見せられるかにも注目が集まった。

試合は立ち上がりから互いに積極的な入りを見せた。4分、エクアドルは速攻からジョン・イェボアの折り返しを受けたジョン・メルカドが右サイドから左足で狙ったが、シュートはゴール左へ外れ、日本は早い時間帯のピンチをしのいだ。

日本もすぐに反撃する。5分、田中碧のミドルシュートがブロックされると、その流れから中村敬斗のパスを受けた久保建英が左足でシュート。しかし、これも相手守備陣に阻まれた。

その後はエクアドルがセットプレーから圧力を強める。11分、14分と立て続けにコーナーキックを獲得し、12分にはペルビス・エストゥピニャンのクロスにウィリアン・パチョが頭で合わせたが、ヘディングシュートは枠の上へ外れた。

ここまでエクアドルの激しい守備に手を焼く日本だったが、これを打開するのが鈴木彩艶の高精度キック。

相手守備陣を一気に切り裂くパスを見せ、会場をどよめかせた。

その後も日本はゴール前に迫るシーンこそ作るが、シュートがエクアドルDFに阻まれるなど得点には至らず。

エクアドルも鋭いカウンターやセットプレーでゴールを脅かしたものの、前半はスコアレスのまま終了した。

後半開始にあたり、日本は谷村に代えて上田綺世を投入。エクアドルもアラン・フランコに代えてフェリックス・トーレスを送り込み、互いに選手交代を行って後半へ入った。

日本は後半も主導権を握ろうと攻勢を強める。65分、上田綺世の落としを受けた鈴木唯人がペナルティーエリア中央から右足で狙ったが、GKエルナン・ガリンデスの正面を突き、先制点とはならなかった。

日本は68分に堂安律、久保建英、鈴木唯人を下げ、伊東純也、鎌田大地、鈴木淳之介を送り込み、攻撃陣をフレッシュな顔ぶれへ入れ替えた。

交代直後から日本が押し込む展開となる。71分には伊東純也の折り返しを鎌田大地が左足で合わせたが、シュートはゴール左へ。

さらに72分には中村敬斗のパスから伊東が右足で狙ったものの、こちらもわずかに左へ外れ、日本は立て続けに決定機を逃した。

79分、日本はさらに2枚替えを敢行。田中碧に代えて前田大然、中村敬斗に代えて相馬勇紀を投入。さらに86分には佐野海舟に代えて塩貝健人を送り込み、最後の交代カードも攻撃的な采配で1点を狙った。

それでもエクアドルの堅守を最後まで崩すことはできず、試合はPK戦へ。

PK戦では互いに2人目まで成功すると、迎えたエクアドルの3人目。鈴木彩艶がコースを完全に読み切り、甘いコースへ飛んだシュートを弾き出してセーブ。日本に大きな流れを引き寄せた。

その後は両チームとも成功を重ね、日本の5人目・前田大然が落ち着いて決めて勝負あり。堅守を誇るエクアドルを相手に苦戦しながらも、PK戦を制した日本が決勝進出を決めた。