早田ひな Photo:World Table Tennis
東京オリンピック閉幕から1カ月半。卓球界は3年後のパリ2024オリンピックに向けて仕切り直しとなり「WTTスターコンテンダードーハ」<9月20〜25日>が開幕。
日本からはアジア選手権(9月28日〜10月5日/ドーハ)代表の男女11選手(男子6人、女子5人)が出場するが、東京オリンピック日本代表の張本智和(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)、伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)はエントリーしていない。
オリンピックよりメダルを獲るのが難しい?「世界卓球個人戦」の魅力を徹底分析
伊藤とのペアで混合ダブルス金メダルに輝き有終の美を飾った水谷隼(木下グループ)も現役引退を発表したため、もちろん名前はない。また、東京オリンピック6種目で金メダルを獲得した中国も今大会を回避している。
男子シングルスは木造勇人(愛知工業大学/世界ランク216位)、戸上隼輔(明治大学/同106位)、篠塚大登(愛工大名電高校/同262位)、村松雄斗(東京アート)が20、21日の予選から、東京オリンピックでリザーブを務めた宇田幸矢(明治大学/同40位)、吉村和弘(岡山リベッツ/同58位)は22日に始まる本戦から出場する。
戸上隼輔 Photo:World Table Tennis
優勝を目指す日本勢の前に立ちはだかるのは、東京オリンピック男子シングルスで銅メダルを獲得したオフチャロフ(ドイツ)だ。世界ランク7位は今大会トップの実力。さらに東京オリンピック同種目ベスト8のカルデラノ(ブラジル/同8位)も手強い相手だ。
また、東京オリンピック男子シングルス4回戦で張本に強烈なバックハンドを浴びせて勝ったヨルジッチ(スロベニア/同25位)も日本勢の脅威となるだろう。
吉村和弘と木造、宇田と戸上は男子ダブルスにもエントリーしており、吉村和弘/木造ペアは予選から、宇田/戸上ペアは本戦から出場する。
女子シングルスは早田ひな(日本生命/同27位)、安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋/同87位)、長﨑美柚(日本生命/同57位)、芝田沙季(ミキハウス/43位)、佐藤瞳(ミキハウス/WR19位)ら5人全員が本戦から出場する。
長﨑美柚 Photo:World Table Tennis
ライバルになりそうな海外勢は東京オリンピック女子シングルスでベスト8のチョン・ジヒ(韓国/同14位)、同じくベスト8で準々決勝では世界ランク1位の陳夢(中国/東京オリンピック金メダル)追い詰めた杜凱琹(香港/同15位)あたり。
また、ラケットのバック面に粒高ラバーを貼り変化の強いボールで相手を翻弄するヤン・シャオシン(モナコ/同34位)にも警戒が必要だ。
【LIVE配信】WTT スターコンテンダー ドーハ 9月20日(月)~25日(土)開幕!
女子ダブルスは長﨑/安藤ペアが予選から、佐藤/芝田ペアが本戦から出場する。佐藤/芝田ペアは2019年アジア選手権の銅メダルペア。佐藤はカットマン、芝田は攻撃マンという珍しいペアリングだが、ミキハウスのチームメートとあって息の合ったダブルスで優勝も狙えるだろう。
そして、東京オリンピックで話題を集めたミックスダブルスでは、戸上/早田という楽しみな初ペアが誕生する。お互いパワードライブが持ち味の2人とあって、中陣で躍動するダイナミックなミックスダブルスが見られそうだ。
<出場選手・種目>
●男子シングルス
木造勇人(愛知工業大学)
戸上隼輔(明治大学)
篠塚大登(愛工大名電高校)
村松雄斗(東京アート)
吉村和弘(岡山リベッツ)
宇田幸矢(明治大学)
●女子シングルス
早田ひな(日本生命)
安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)
長﨑美柚(日本生命)
芝田沙季(ミキハウス)
佐藤瞳(ミキハウス)
●男子ダブルス
宇田幸矢/戸上隼輔、吉村和弘/木造勇人
●女子ダブルス
佐藤瞳/芝田沙季、長﨑美柚/安藤みなみ
●ミックスダブルス
戸上隼輔/早田ひな
(文=高樹ミナ)