【公式】卓球ジャパン!2022年6月18日OA
6月18日放送の「卓球ジャパン!」は、放送200回スペシャル。テレビ史上初の卓球好きによる卓球好きのための超特化型番組として始まったのは2018年の4月。
放送200回を記念して、水谷隼と石川佳純の超豪華ゲストを迎え、4年間199回の放送から選りすぐりの名場面や秘蔵映像を公開した。
「今までこれほど卓球を深く放送してくれる番組がなかったので、選手としても凄く嬉しい」(石川)
「卓球ジャパンに出演するのは選手にとって憧れでした」(水谷)
と、石川と水谷にとってもこの番組は特別な存在だ。
その2人の幼い日の姿もテレビ東京のカメラはしっかり捉えていた。
まずは高校時代の水谷の秘蔵映像だ。プロリーグ参戦のためドイツに留学し、孤独に耐えながら厳しい練習に明け暮れる水谷をテレビ東京は取材していた。
仲間たちとアパートで料理をしている場面が映し出され、石川が思わず「料理とかもされてたんですか」と感心すると、すかさず水谷が「いや5年間でこの1回だけ」と笑いを誘った。
「バラエティータレントを目指してるという噂」とMC武井壮に言われるだけに、話術も巧みだ。
次に紹介されたのは13歳の石川佳純の映像。あどけなさが残る口調ながらも「将来はオリンピックに出て活躍したい」と高い志を見せた石川だったが、学校のことを聞かれると、テストの点数が悪いことを嘆く普通の中学1年生の姿に戻った。
「数学がスッゴイ悪くて。スッゴイ悪くて、計算と図形みたいなやつで。36点。ハハハハ」
そう言って笑う自分の姿に、スタジオの石川が「やだー、これ出さないでください」と顔を覆う一幕も。
番組で放送された中から「忘れられない名シーン」としてMC平野早矢香が選んだのは、『荻村伊智朗の統一コリア』。
1991年世界卓球で、当時国際卓球連盟会長だった故・荻村伊智朗が、朝鮮半島に30数回も足を運んで南北朝鮮の合同チームを実現した。その統一コリアチームが、女子団体決勝で中国の9連覇を阻んで優勝した出来事を取り上げた回だ。荻村伊智朗が起こした奇跡とスポーツが持つ力に感動した平野は思わず涙した。
平野が選んだもう一つの名シーンが、2018年世界卓球の『南北合同コリア戦の石川佳純』だ。前述の合同チームと違い、女子団体準決勝の前日にいきなり韓国と北朝鮮が合同を発表し、日本と戦うことになった。もともと強豪だったのがさらに強くなるのだからたまったものではない。
「はあーっ?」(武井)、「ないないない」(石川)という抵抗もむなしく試合は始まった。
カギとなったのは第2試合の石川vsキム・ソンイ。突然の合同コリアとの対戦という異常事態に加え、キムは2016年リオ五輪のシングルスで石川がまさかの初戦で敗れた因縁の相手でもあった。
フルゲームとなり、石川8-7とリードしたところで、キムのボールが卓球台にかするエッジボールで入る。その後、10-10でキムが再びエッジボール。それでも耐えた石川が13-12とマッチポイントを握ったが、なんと今度はネットに触れてからエッジボールになる"ネットエッジ"。メンタルが崩壊してもおかしくない場面だったが、耐えに耐えた石川が16-14で勝利した。
石川が涙したのも当然だった。スタジオでは結果がわかっているのに、ハイタッチし合う興奮ぶりだった。
一方の武井が選んだのは2014年世界卓球での『平野早矢香 奇跡の大逆転』。
日本女子は31年ぶりの決勝進出をかけて準決勝で香港と激突した。その第3試合で呉穎嵐と対戦したのが平野早矢香だった。遅いボールを上手く使う癖のある卓球をする呉穎嵐に平野はゲームカウント0-2とリードされ、第3ゲームも4-9。誰もが負けを覚悟した。
「誰かと変わりたいと思った」と振り返る平野だったが、ここから奇跡の大逆転をして日本の勝利につなげた。
「もう一回やれって言われてもできません」(平野)
武井が選んだもう一つの名シーンは、記憶に新しい水谷/伊藤美誠の『東京オリンピック 混合ダブルス』だ。準々決勝のドイツ戦で、最終ゲームの2-9となり、あと2ポイントで敗退と追い込まれた。
「ほんと、終わったと思った」(武井)
しかしそこから奇跡の大逆転で絶体絶命の窮地を切り抜けた。中国ペアとの決勝でも、ゲームカウント0-2から3-3に並び、最終ゲームでは一気に大量リードして日本卓球初の金メダルの快挙を成し遂げた。
「水谷さんの一番強かった時期の動きが試合中に突然、蘇ったような動きをし出したのが物凄く印象に残っている」(武井)
他にも、2000年世界卓球でスウェーデン男子が中国を破った「奇跡の夜」と呼ばれた試合、2009年世界卓球の水谷/岸川聖也の男子ダブルス銅メダル、2018年世界卓球で伊藤美誠が劉詩ブンを破った試合などを振り返った。
「卓球ジャパン!」の歴史はまだまだ続く。
「卓球ジャパン!」 BSテレ東で毎週土曜夜10時放送
